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水辺の草の中に,
今年もミゾソバ(溝蕎麦)の可憐な花を見つけました(9/22)。
一週前には気がつきませんでしたので,
多分,彼岸の涼しさに秋の気配を感じて,
さっそく花開いたものと思われます。
金平糖のような蕾はよく見るのですが,
このようにきれいに開いているミゾソバ,
昨年は見られなかったように記憶しています。
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タデ科の一年生草本,
ソバの花に似ていて,水辺に咲くのでミゾソバです。
別名は「牛の額」,
葉の形が牛の顔に似ているということでつけられたようです。
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帰り道,三沢川の岸辺に群生して咲いていた白い花,
ミゾソバによく似ています。
しかし,花の付き方,葉の形が三角形と違います。
これもミゾソバなのでしょうか,それとも。
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この一週間でアキノウナギツカミも急に茎を伸ばし,
蕾をつけていました。
アキノウナギツカミそしてママコノシリヌグイ(9/20掲載),
奇妙な名です。
ともに茎や葉に棘のような毛に由来した名前です。
ママコノシリヌグイに比べアキノウナギツカミのほうが,
茎は柔らかく柔軟性があり,
棘のような毛もやさしいように思えます。
しかし,これでウナギを上手につかむことができるのでしょうか。
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ミゾソバ,ママコノシリヌグイそしてアキノウナギツカミ,
いずれもタデ科の草,よく似た花をつけます。
その3者は葉の形,付き方で区別ができます。
ミゾソバは牛の額のような形の葉,
ママコノシリヌグイは三角形の葉が葉柄で茎につき,
アキノウナギツカミは楕円形の葉が茎を抱えるように付きます。
しかし,アキノウナギツカミ,ママコノシリヌグイともに,
花が開いているところをなかなか目にできません。
溝蕎麦の開けきところ日の照りぬ