行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

鴲(シメ)

2014-01-14 20:00:46 | 
昨年は稲城中央公園で
12月に何度か見たシメですが、
今年はなかなか姿が見られませんでした。
そういえば、ルリビタキも今年はまだ姿を見ていません。
今年は全体的に冬鳥が少ないように感じます。


1月になり、
やっとシメの姿を見ることができました。
稲城中央公園の落ち葉の中を歩いていると、
落ち葉の中から小鳥が近くの木に飛び移りました(1/6)。


そのずんぐりした体形、
独特の嘴と顔、シメです。
シメは北海道などで繁殖、
秋から冬に本州に移動し、
公園の林などで木の実などを餌にして過ごします。


木の種をいっぱいに銜え、
その太い嘴でかみ砕いて食べます。
よく見ると、嘴からかみ砕いた種が
こぼれ落ちています。


しばらくすると少し移動しました。
さらに食べるものを探しているのでしょうか、
周囲を見回しています。


後姿でこちらに顔を向けたところをねらって見ました。


ずんぐりむっくりの体形と太い嘴がよくわかります。
この嘴から、蝋嘴鳥(ろうしょうちょう)という異称があるそうです。


2日後、同じ中央公園で再びシメが写せました。
嘴に刻まれた傷から上のものと同じ個体のようです。
この公園にはまだこの一羽しか入っていないのかもしれません。
眼の周囲の黒色が薄く、やさしい顔つきをしています。
雌のシメでしょうか。


コメント
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