行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

晩秋、翅を広げた蝶たち

2018-11-15 20:00:25 | 昆虫
11月になり、
寒さを覚え、日の光も弱く短くなってきました。
そんな日の光を体一杯に浴びるべく、
翅を広げている蝶たちを写して見ました。


ウラナミシジミ♀。
河川敷のコセンダンの花に翅を広げていました。
ウラナミシジミ、関東には、秋になると姿を現わします。


ウラナミシジミ♂、
雌に比べて、翅表の青色がほぼ全面に見られます。


ウラナミシジミ、
翅裏は雌雄で同じ、この翅裏の模様が名の由来。
この蝶、関東や東北地方の個体群は、
卵でも幼虫でも冬を越せず死滅してしまいます。
毎年、春に暖かい地方で発生したものが
繁殖を繰り返しながら北上、秋になって関東地方に姿を現し、死滅します。
毎年、このサイクルを繰り返しています。


コセンダングサに翅を広げたヒメアカタテハ。
この蝶も秋になると姿が多くなります。
アカタテハとは異なり、成虫での越冬はしないようです。


ノコンギクに翅を広げたキタテハ秋型。


セイタカアワダチソウにもキタテハ秋型、
この蝶は成虫で越冬し、
3月になると落ち葉の中から姿を現します。
したがって、秋型と春型が同一。


テングチョウ。
この蝶も成虫で越冬、
間もなく、落ち葉の中に潜ります。


小菊にアオスジアゲハ。
図鑑によると5-9月に見られるとあります。
11月、菊に吸蜜する姿は珍しいかもしれません。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする