行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

10月18日の長池公園にて、野駒

2023-12-29 20:00:40 | 
10月18日、昼過ぎ長池公園に。
この日は駐車場が満車、しばらく待って入れましたが、
駐車場の中の通行路に止めているマナー違反も数台ありました。
この公園には何回も来ていますが、今までこんなことはありません。


聞いてみると、ノゴマ(野駒)が入っていて、
長池近くの山道に、三脚に大砲レンズの鳥撮り人がたくさん集まっているとのことでした。
調べてみるとノゴマはヒタキ科の小鳥、
日本では夏季に北海道のみに繁殖のために飛来、
本州以南では渡りの途中に一時的に見られることがある旅鳥。


いつ現れるかわからない鳥を待つのは性に合わず、
また、この日の持ち合わせはマクロレンズと70-300mm望遠ズーム、
大砲レンズの中に混じるのは気乗りがしません。
あきらめて移動しかけると、
「めったに見られない鳥だよ、見るだけでも損はないよ」との声に、
もうしばらく待って見ることにしました。


すると、山道に現れたとの声、
たくさんの鳥撮り人の中に入れてもらって、
人と人の隙間からテレ端にした望遠ズームを向けて見ました。
証拠写真程度ですが、どうにかノゴマが撮れました。
小鳥の写真、当然のようにトリミングしています。


ノゴマ(野駒)は野のコマドリの意味。
大きさはジョウビタキほどで、頭から背、尾、翼の上面は緑褐色で腹部は汚白色から淡褐色。
眼上部の眉状の斑紋と嘴の基部から頸部へ向かう斑紋が明瞭な白色、
正面から見ると顔にXの字を白絵具で画いたようです。
またこの個体はオス、喉の赤色が鮮やかでよく目立っていました。


ノゴマを写した後に筑池でカワセミ。
筑池の池縁の藪にとまりました。
池縁が藪に囲まれているこの池、
ときどき鳴き声は聞きますが、姿が見られるのはラッキーです。
雌の個体です。


ついでに倒木の上でくつろぐ池のカルガモを。
周囲の木々を映して、池がきれいな緑色、
10月の中旬になりましたがまだ夏景色です。


池の縁に上がったカルガモの一群、
2羽が胸相撲、押し合いをしていました。
それを裁く行司もいました。
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