行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

コオニヤンマとウチワヤンマ

2019-08-27 20:00:40 | 昆虫
コオニヤンマとウチワヤンマ、
両者ともヤンマの名がつきますが
ヤンマの仲間ではなく、サナエトンボ科です。


8月の里山の小さな流れの岩の上に
オニヤンマによく似たトンボがとまっていました。
コオニヤンマです。


大型のサナエトンボでオニヤンマによく似ているのでコオニヤンマ、
頭部が小さく、後脚が異常に長いのが特徴です。
オニヤンマとの違いでもあります。


腹部は黒地に黄色の縞模様、オニヤンマにそっくりですが
その縞模様、上から見ると八の字に見えます。


金属製の柵にとまったこのトンボも
オニヤンマではなくコオニヤンマでした。
オニヤンマはなかなかとまってくれませんが
コオニヤンマはすぐに、いろいんなところにとまります。


ウチワヤンマ、
7月下旬の静岡菊川で、チョウトンボと同じ池で写しました。
大型のサナエトンボ、
腹部の先端にうちわ形の突起があります。


上と同じ個体をほぼ同じ角度から写し、
画像ソフトのD-ライティング処理を少しかけています。
小雨の中での写真ですが明るく、ホツプ調になりました。


副性器の出っ張りから雄の個体です。
平地~丘陵地の大きな池や湖で見られ、
水面に突き出た茎などにじっととまっていることの多いウチワヤンマ雄、
まさしくそんな場所にとまっていました。
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