行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

冬の綿毛植物

2019-01-12 20:00:04 | 花,植物
12月下旬から1月初旬の散歩道に写した
綿毛のある種を集めました。
フヨウ、シュウメイギク、フジバカマ、キジョランそしてツワブキ。


アオイ科フヨウ。
8月、ピンク色の姿のよい花を次々とつける落葉低木です。
枯れ茎をそのままにしておくと、
12月~1月、こんな綿毛の種が見られます。


正月の草原の中にこんな綿毛を見つけました。
秋に美しい花を咲かせたシュウメイギクです。


キンポウゲ科の多年草であるシュウメイギク、
花の終わった後、茎をとらずにおくと、
初冬、茎の先端にできた果実が割れ、綿毛が現れます。
その綿毛の中の黒い粒が種、
綿毛が風に乗って種を運びます。


秋の七草の一つであるキク科フジバカマ、
正月、遅く咲いた花にこんな種を見つけました。
フジバカマも綿毛付きの種ができるようです。


キョウチクトウ科キジョラン(12/30高尾山)。
初冬、アケビに似た果実が裂け、
中から写真のような綿毛付きの種子が現れ、風に飛ばされます。
キジョラン(鬼女蘭)の名はこの綿毛を鬼女の白髪に見立てたそうです。


11月下旬まで黄色の花をつけていたキク科ツワブキにも
12月下旬、綿毛ができていました。


綿毛ではありませんがシソ科シモバシラの花殻。
(1/7、薬師池公園の万葉植物園にて)
10日前、高尾山でこの枯茎にできた氷の結晶、
いわゆるシモバシラを見てきたばかりなので、
とても親近感とその形態の違いに興味を覚えたので一枚。
確認はしていませんが、多分この花殻の中にまだ種が残っています。
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