行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

ヒガンバナにモンキアゲハ

2024-12-15 20:00:30 | 花と虫
9月23日は長池公園へ。
ヒガンバナが咲き、黒いアゲハが来ていました。


今年は遅い開花、
ヒガンバナがやっと咲き出しました。
ヒガンバナ科ヒガンバナ属の多年草、
曼珠沙華(マンジュシャゲ)という華やかな別名があります。
サンスクリット語で天界に咲く花という意味だそうです。


春に葉を出しますが、夏になるとすっかり枯れ、
一旦地上から姿を消します。
そして、秋の彼岸の頃になると1日10cmほどにスルスルと花茎を伸ばし、
茎頂に真っ赤な独特の花を咲かせます。


里山地域の水田の一部、
赤米が赤い穂を付けていました。
その奥にはヒガンバナが咲いていました。
昔から水田の畦にはヒガンバナがよく見られます。


眼のまえをモンキアゲハが飛んで行ったので追いかけて見ると、
ヒガンバナの小群生で吸蜜していました。


ヒガンバナはアゲハチョウの仲間の好物、
特に黒いアゲハが好んで吸蜜に来ます。


モンキアゲハは関東以西に分布、南方系の黒色系のアゲハチョウ類、
都市部には少なく、平地や低山地の森林の周辺に棲息します。
近年、東京の多摩地区でも飛んでいる姿はときどき目にするようになりました。
しかし、とまっていることはあまりなく、撮影チャンスがありませんでした。
絶好のチャンスです。


日本に分布するチョウとしてはオオゴマダラやナガサキアゲハと並び最大級の1つ。
黒色系のアゲハですが、後翅に大きな黄白色紋があり、
比較的簡単に他種との判別ができます。
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