行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

横浜港夕景

2017-01-21 20:00:40 | 風景
横浜みなとみらいの
ランドマークタワー展望台に
夕景、夜景を写しに行ってきました(1/18)。
地上69階、高さ273mもあるそうですが、
高速エレベーターであっという間でした。


17時前、
西の空が色づき、
かすんで見えていた富士山が
シルエットではっきりとしてきました。


17時を過ぎると、
街や港に明かりが灯り始めます。
すぐ下に見えるコスモワールドの観覧車にも色あかりが入りました。


道路に面したアトラクションにも明かりが入り、
回り出しました。
遊戯機械がつくる円と道路の直線がおもしろい。


大桟橋にはちょうど豪華客船、
飛鳥Ⅱが寄港していました。
手前の赤レンガ倉庫も4階建ての大きな造形ですが
それに比べてもとても大きいことがわかります。


ベイブリッジと港の倉庫と工場、
明かりが灯りはじめたる夕景がきれいです。


上から見たインターコンチネンタルホテル、
これも横浜のシンボルの一つ、
ヨットの帆をイメージした特徴的建築です。
撮らされているとわかっていてもレンズを向けたくなります。



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開発進む稲城南山

2017-01-20 20:00:21 | 風景
稲城南山、
宅地開発が進んだ多摩丘陵では珍しく、
近年まで宅地化されずに残った貴重な里山で、
豊な自然が残されていました。
その南山の東部地区、
宅地開発が進み、山がすっかり平地になっています。


南山の開発はマスコミにもとりあげられ、
長い間、根強い反対運動がありましたが
2009年に開発が着工されました。
7年が経過して、
2016年には総戸数412の大規模マンションも分譲され、
手前の方には戸建て住宅や店舗もできてきました。


ここは山があり、木もたくさん生えていました。
その山が崩され、木がすっかり伐採され、
開発を免れた南山西部地区の境界線から東方を眺めると
都心が一望でき、絶好の展望です。


北を眺めると中央道の稲城インター、
南武線の電車も見えます。


奥の方、
まだ山が木が少し残っています。
間もなく、この山も、木も崩されそうです。


開発地域との境界線の山道、
以前は樹木でなにもみえませんでしたが
土手の上には都心の高層ビルがずらっと並んで見えました。


その反対側は切り通し、
赤土の壁に霜柱がたくさんできていました(1/16)。


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冬の青空

2017-01-19 20:00:34 | 風景
全国的な大寒波、
各地で記録的な大雪に見舞われていますが
なぜか首都圏だけは、
寒いものの、澄んだ青空の晴天の日が続いています。
山道を歩いて、その青空を写してきました(1/16)。


ウコギ科ハリギリ。
樹頂にまだたくさんの果実(殻)がついています。


こちらも果実(殻)がたくさん。
ツバキ科ナツツバキ(シャラノキ)、
あるいはヒメシャラ、
この二つ、花の大きさが違うのですがよく似ているのです。


山の白梅が7~8分咲きです。


青い空には白い花がよく映えます。


下から見上げた冬の木のシルエット。、
切られた幹から徒長枝がたくさん伸び、
冬蔦も絡まっています。


車で帰宅の途中、
東の空に大きな丸い月、
月明りに照らされた雲も美しく、
今年初の満月と思いカメラを向けてみました(1/13)。
調べて見ると十六夜の月、
でも月齢は14.8、前日の十五夜より、
この日の方がまん丸なのです。
必ずしも十五夜=満月ではないことを知りました。
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ルリビタキ♀

2017-01-18 20:00:59 | 
自宅近くの公園、
今年は見ないなと思っていたルリビタキ、
雌ですが今年もいました(1/11)。


ヒタキ科ルリビタキ。
オスの成鳥は頭部から背面にかけて
美しい青色い羽で覆われますが、
幼鳥やメスの成鳥は緑褐色、
わずかに尾に薄い青色が見られます。


この体色に苔の緑がよく似あいます。


夏、北海道と本州・四国の高地で繁殖し、
冬は主として関東地方より南の低い山地の林などに移動し、
群れることなく単独で生活します。


明るい場所より、
暗い林を好むルリビタキです。


虫でしょうか、草の実でしょうか、
なにかをくわえています。
食性は雑食、昆虫類、節足動物、果実などを
地表や樹上を移動しながら捕食するようです。


同日に写したジョウビタキの雌。
体色は違いますが
姿形はルリビタキの雌によく似ています。
こちらは明るい場所にも現れ、
個体数も多く、ルリビタキに比るとよく目にします。
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雌雄のモズ

2017-01-17 20:00:51 | 
平地から低山地の農耕地や林緑、河原林などに
縄張りをつくり、冬の間は雌雄ともに単独で活動するモズ、
探したり、追いかけて撮るということはありませんが
ときどき眼の前に姿を現してくれます。
そんな雌雄のモズを3羽、
よく見ると姿、形も美しいモズなのです。


モズの雌。
目の横、過眼線の色が薄く茶色なのがメス、
黒色で濃く太いのがオス、
それがわかりやすい雌雄の見分け方です。


この雌の過眼線、
茶色というより、ほとんど色がついていません。


モズの雄。
地上で数少ない冬の虫を捕まえて、
ソメイヨシノの枝にとまりました。
猛禽類のような嘴で逃げられないようにがっちりとくわえています。


過眼線が太くて黒色、
背中の毛色が青味のかかった灰色、
雄の特徴です。


再び雌、
見返り美人の姿形です。
過眼線は教科書どおり茶色、
背中の毛色も雄と違って茶色です。


仕草、姿も雄に比べるとやさしく感じる雌です
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白梅、蝋梅

2017-01-16 20:00:30 | 花,植物
日本全国が寒波に覆われた1月14日、
冷たい風のなかにも山の白梅がぽつぽつと花をつけ、
ロウバイがあちらこちらで咲いていました。


崖下に枝を伸ばした一重の白梅、
背景がいい具合にボケました。


剪定もしていなく、
枝が伸び放題ですが
公園や庭園の梅とは違った素朴なあじあいです。


上とは違う場所にも白梅が。


こちらは八重花のようです。


蝋梅、
梅の字がつきますが
バラ科ではなくロウバイ科の落葉樹です。


早生種では12月に、晩生種でも1月~2月にかけて、
真冬に咲く花です。


まだ枝に枯れ葉をたくさんつけているなか
花を咲かせているものもありました。
3枚とも花色が微妙に違いますが
花全体が黄色、ソシンロウバイと思われます。
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冬のリョウブとカツラ(冬芽と果実)

2017-01-15 20:00:23 | 花,植物
リョウブ、
山地や里山に生え、
公園などにもよく見られるいる落葉小高木です。


リョウブ科リョウブ(令法)。
年を超え、
1月になっても果実がぶら下がるようにして
まだたくさん残っていました。


多分、もう種は落ち、
果実殻でしょうか。
実のぶら下がる枝先には立派な冬芽も見られます。


リョウブ冬芽、
芽の上にちょこんと被った尖がり帽子は芽鱗、
芽を守る役目がある芽鱗ですが
なぜか冬の初めに落ちてしまい裸芽になるものが多いようです。


葉痕は三角形、
維管束痕は1個です。


リョウブの横に見つけたこの木、
小さなバナナのような果実をたくさんつけています。
なんの木かと思いましたが
冬芽からカツラとわかりました。
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コクサギ冬芽

2017-01-14 20:00:25 | 花,植物
コクサギ。
葉が2枚ずつ互生するコクサギ型葉序の木として知られていますが
美しい冬芽を持つことでも知られています。
そんな冬芽を写して見ました。


ミカン科コクサギ属の落葉低木コクサギ、
赤紫色の美しい芽鱗の冬芽、
頂芽と側芽そして葉痕です。
 

芽鱗に緑色が入るものもあります。
冬芽は、葉痕に沿って付くので、
葉序と同じように、コクサギ型、片側2個づつの互生になります。


赤紫色~緑色の芽鱗の縁どりは灰白色、
美しい模様を作ります。


コクサギの熟した果実、
果実は3~4個の分果、
裂けて,黒褐色の種子を弾き飛ばします。
ちょうど裂けた果実がありました。
まだ種子が果実の中に残っています。


熟果を背景に冬芽。


こんな形の果実もありました。


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近くの公園にも、アトリ

2017-01-13 20:00:25 | 
正月6日、
なにかいるだろうと
重たい望遠レンズを抱えて自宅近くの公園へ鳥撮り。
この後の予定もあり、鳥も姿を見せないので帰ろうとしたその時、
アトリらしき群れが公園の一本ケヤキにとまるのを発見。


そっと近づいて見ました。
やはりアトリです。
幸い空は青色、背景が空でも写真になります。
これが曇天の白い空となると、
小鳥はよく写りません。


アトリ科アトリ。
日本では冬鳥、全国に渡来してくるようです。
例年、スズメと思い見逃していたのか、
今年は東京にたくさん来ているのか、よく遭遇します。
また目撃情報もよく聞きます。


ウィキペディアによると、
数百数千羽、時には数万羽の群で見られることがあるそうですが、
この群れは20~30羽ほど、
離れ離れにとまっていましたが逃げる時は、
リーダーがいるかのように一斉に飛びたちました。


上3枚は雌、
ここからは雄を並べました。
雌に比べ全体に色濃い雄です。


漢字では「花鶏」、
なぜ鶏なのかわかりませんがこれでアトリと読ませます。


森林や農耕地で多く見られ、
森林では木の芽、農耕地では草の種を食べるとのこと、
地面に下りることもよくあるようです。


前向きのアトリ。
胸部はオレンジ色ですが腹部は白色です。


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冬のヤマコウバシとクスノキ

2017-01-12 20:00:03 | 花,植物
冬の間ずっと枝に枯葉が残り、
そして、その葉には艶があり、
枯れているとは思えない不思議な樹があります。
冬でも葉が「落ちない」ことから、
受験生のお守りとしても使われるヤマコウバシです。


クスノキ科クロモジ属の落葉低木、
山野に自生しますが、庭木としても植えられています。
正月7日の写真ですが
枝に枯れ色の艶のある葉がたくさん残っています。
冬に枯葉が枝に残る姿から、ヤマコウバシを知りました。


この葉、桜の咲くころまで残り、
1~2日の間に、瞬時に葉を落とすそうです。


クスノキの仲間、
葉を揉むと強い香りがします。
その香りが山に広がり匂うのでこの名があるようです。


ヤマコウバシ、
美しい冬芽を持つことでも知られています。
赤褐色の冬芽、葉がより映えるように緑色を背景に写して見ました。


冬芽は花芽と葉芽を含む混芽、
紡錘形で赤褐色の芽麟に包まれます。
クスノキ科で混芽はこのヤマコウバシだけだそうです。


1月のクスノキ科クスノキ(楠)、
こちらも紡錘形で赤褐色の芽麟に包まれる美しい冬芽です。
常緑の樹ですが、葉の寿命は1 年間で、
春に新葉がでる頃、
ヤマコウバシの枯葉が落ちる少し後にこの葉も落葉します。

ネットにこんな記載を見つけました。
「むかし昔、ヤマコウバシはクスノキと同じように常緑樹のようでした。
ところが生育場所が亜熱帯から温帯に変化したせいか、
常緑樹のままでは住みにくくなり、落葉樹への変化を始めたようです。
それで今でも常緑樹のクセが残って、春まで枯葉を落とさないと考えられます。」
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