7月になり、着物も薄物を着る季節になりました。
薄物・・・透け感のある、絽や紗などの着物のことです。
絽や紗という響きだけでも涼し気な気がしませんか。それだけでちょっとワクワクしちゃう私です(^^)。
単衣から薄物になったわけですけど、先日のお茶事に着た単衣の着物の写真を撮っていたので、お恥ずかしながらちょっと披露します。
着物は伊と幸の白生地を好きな色に染めてもらったもの。それに、川島織物の夏帯を合わせました。
どちらも、新潟の着物屋さん「いしかわや」さんで作っていただきました。
なんで新潟・・・?
数年前、東京で展示会をされていたときにご縁があって伺って、それ以来お世話になっています。
左のブックマークから飛べますので、どうぞ御贔屓に(笑)。
この単衣の着物、写真ではわかりませんが、地紋が入っています。上から下に流れる「簾」の地紋です。
白生地から染めたお仕立てってすごく贅沢なんですけど、実際は色無地の反物で作るのとさほど変わらないそうで、勇気をだして(^^;)作ってもらいました。
さらに、このときたまたまいらした、染色研究家・随筆家の木村孝先生にお見立てしていただけたのです。仕上がるまでドキドキでしたが、それはもう楽しみで楽しみで・・・。
どちらもこつこつバイトして月賦で払って手に入れたもの。なおさら思い入れがあります(^^)。
普段の洋服ではこういうパステルカラーの色合わせで着ることってないですけど、着物はこれも楽しみの一つです。
帰り道、家の近くを歩いていたら、ご近所さんと出会うたびにお褒めいただいて・・・。お気に入りの着物と帯でお茶事・・・なんて、きっとハッピーオーラが出ていたんでしょうね♪
6月はこのほか塩沢紬など3枚に手を通しましたが、着物の写真撮るのって難しくて。
その「いしかわや」さんにお聞きしたら、着てるところを撮ればいいですよ!!・・・とおっしゃるので挑戦してみたのですが。恥ずかしいので首から下で(^^;)。
また、9月になってまた単衣を着るようになったら他の着物のことも書きたいなあと思います。
その前に、さてさて、今年は薄物もたくさん着たいなあ♪ 楽しみ。