うまくいきかけていたことも、ふとしたことで立ち行かなくなって、それは昔からのくせとかトラウマとか、それとは全く関係のない・・・ハンカチを忘れたとか、迷った末の服のコーディネートがやっぱりしっくりいかなかったとか。
些細なことでも、本当にふとしたことがきっかけで歯車がくるうことがある。
それで何となく自信がまたなくなってしまうんだなあ・・・
・・・と、これはなぜか先週のお稽古のあとで思ったこと。
でも、おそらく、何かを始めて動き始めていたら、それは以前の自分とはどこかちがって、きっとそんな穴ぼこに落ちてしまったとしても、前よりはうまく出てこられる気がする。
年を重ねて心臓に毛がはえたかのように図太く強くなったかといえば、そうとも言えず、でも、いやなこと、怖いことの方は見ないようにしたり、感じないふりをしたりはできるようになってきた。
でも、それは根本的な解決ではなくて、やっぱりまた歩き出すしかない。
自信・・・って、自分を信じるって書くけど、難しいですね。
まずは、自分で自分のこと、好きだと思えることを少しずつ増やしていこう。
それもできなかった時よりは、今は少し楽に生きている。そんな気がする。
自信を持てることといえば、長く続けていること、例えば梅干し。
まだまだ母には勝てないって思ってきたけど、約20年経って、人様に差し上げて「おいしい」と喜んでもらえるようになってきました。
失敗するときもあるけど、それがなぜ失敗したのか、どうすれば修復できるのか、もう少しどこをちがえればよかったのか、わかるようになってきました。
ひとつでもそういうことがあれば、今も、これからも、頑張れる気がする。
明日も笑顔で生きられる・・・大げさだけど、そのささやかなことが明日の力になる。
長く続ける・・・それが私にとってのキーワードな気がします。
たまにはちょっとちがうトーンのことも書きたくなって、今日はこんなわたし。
あしたもがんばろう。