冬瓜(とうがん)が好きです。
固い皮をむいたら、きれいな白い実が出てきてわたを取って調理。そのままだと淡白というかほとんど何も味がしないけど、おだしで炊くとおつゆを吸い込んでとてもおいしいし、すのもの、塩もみ、おつゆ・・・などなど、本当にいろいろ使えます。
この季節になると、食べたくて食べたくてたまらなくなるのだけれど、そういう時に限って売ってないのよね。
そしたら、出かけた先の近くの八百屋に売ってました。それがこれ。
このシールのかたちがお茶目♪
こうやって写すと大きく見えるけど、ほどよく小ぶりの冬瓜。300円也。
前の日見たのは1/4カットで298円。しかも切り口変色してた。でも、これ、まんまるちゃんだし、買うしかない!!
しかし、この日、着物だったんですよね。うーん・・・。店先で悩んだすえ、やっぱり食べたい欲求に勝てず、買いました。
これを3/4使って、「冬瓜の鶏そぼろあんかけ」を作りました。
冬瓜は適当な大きさに割って皮をむき、さらに適度な大きさに切ります。あまり小さいと含め煮をしてる間に角が煮溶けちゃうから注意。
平鍋に冬瓜と昆布角切り数枚と水を入れ、ことこと煮ます。
昆布・・・はい。利尻くんにしました。絶対美味しくできるはず!!
火が通ってやわらかくなったら、酒、みりん(私は味の母)、薄口醤油、塩少々を入れて少し煮ます。
しばらく煮たら、お鍋のまんなかを少しあけて、そこに鶏ひき肉を入れて素早く菜箸でかき混ぜ、ひき肉がバラバラになるようにします。あくが出たらさっと取り、あとはまたことこと煮ます。しょうが汁も加えます。
火を弱めて、水溶きくずか、水溶き片栗粉を回し入れ、団子にならないようにまた菜箸でかき混ぜて火を通し、おつゆが透明でとろみがついたら、さっと茹でておいたオクラを加え、さっと火を通してできあがり。
水溶き・・・ですが、以前は夏場は片栗粉を使っていたのですが、今回はくず粉を使いました。
先日のマクロビオティックの料理教室で、「葛は体の調子を中庸に保とうとしてくれる」「夏場こそ葛をとったほうがいい」と教えていただいたので、早速使ってみました。
うーん・・・このとろみ、ふくよかなお味のあんかけのおだしがたまりません♪
簡単だから、暑い日でもチャッチャと作って夜にいただいて、余った分は空き容器に開けて冷蔵庫へ。そして翌朝は冷たく冷えたのをいただくのがおいしい。
あー。重いのに買って帰ってよかった。満足満足♪♪