ひとみさんのおうちごはん 「よろしゅうおあがり」

自然の恵みをいただいて、こころとからだが心地いい暮らし

祇園祭 宵々々山

2011年07月14日 | 日々のこと

今日は京都は祇園祭の宵々々山。行ってきました。

 

 ・・・去年ね(^^)。

 

上の写真は歩行者天国が始まってしばらくした頃に撮った写真。

あー、このちょうちんのあかりが灯るのを見ると、血が騒ぐ感じがします。たとえ写真でも。

小さい頃から両親にずっと連れていってもらっていたし、あのコンコンチキチンのお囃子の音を聴くともうたまらない♪・・・って感じになってしまうんです。

好きすぎて、大学の卒論のテーマに使ったくらいです。

 

  月鉾。

宵山だったらこんなに近づいて撮れないわね。

 

楽しそうでしょ(^^)

 

でも、本当は去年はこのあかりをとても悲しく見つめていました。

この日京都にいたのは、実家を手放す準備のためでした。

夕方、鍵をしめ、近所の方たちに別れを告げ、友だちと約束したお店に向かいました。

予定がはっきりしない私に「ぎりぎりでもいいよ」と言ってくれ、仕事でへとへとなのに一緒にご飯を食べてくれた友だち。

私も心身ともに疲れていてあまり食べられなかったけど、きっとひとりでは何にも食べないで過ごした気もします。

いっぱいいっぱいでろくにお礼も言わずに過ぎてしまった気がするけど、本当にありがとう。

 

せつないあかりに見えた祇園祭の提灯、鉾。

今日も京都はにぎわっていることでしょうね。

いろんな人がいろんな思いを持ちながらお囃子の音を聞いていることでしょう。

 

この次の日、両親ときょうだいと暮らした実家を手放しました。

その時のこと、それからのこと、祇園祭の思い出・・・。大好きなお囃子の音を思い出しながら、またあらためて書いてみたいと思います。

コメント (6)
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とうふときのこのお吸い物

2011年07月14日 | ごはん

利尻くんにハマっている私ですが、先日作ったお吸い物がとても美味しかったので、紹介します。

 

もちろん、昆布は利尻くんです♥

この日も5cm×5cmくらいのを用意。鍋に水を入れ、漬けておきます。

利尻くんはキッチンバサミでちょきちょき、ついでに口に入れる分も数枚切って、台所の小皿にセット(^^)。

 

晩ご飯を作り始める前から漬けておいて、支度を始めて最後の方でおつゆにかかるのがいいかな。

火にかけ、しばらくしてふつふつしてきたら、酒、薄口醤油、塩で調味。だいたい味がまとまったら、濃口醤油を少し入れて味を見ます。

お吸い物は色を薄くしたいから薄口醤油を使うけど、仕上げに濃口醤油を入れたほうが香りが立って美味しくなります。

でも、味はぼやけるの。だから、そのあと塩をまた足します。

お酒は純米酒を。私は料理全般、料理酒じゃなくて普通のお酒を使ってます。そのほうが美味しくできるから。

昆布は私はお汁に入れたまま食べちゃうけど、いやな人は引き上げてね。

 

お汁ができたら、そこにとうふときのこを。

しいたけを使うことが多いけど、この日、ひらたけが大特価で1パック68円!!

あまり知らないスーパーで買い物しないけど、出先で、なぜかこの安さ、特に悪くもなさそうだったし、買ってみました。

 

さっと火を通してできあがり。三つ葉を散らします。

 

お味は・・・うーん、あっさりしたおだしに、ひらたけから出たきのこの風味が加わって美味しい♪

豆腐は有機大豆の絹豆腐。ふわふわです。

ひらたけの風味はいまいちだったから、もうちょっといいのだったらもっと美味しかったかも。

 

お吸い物はおこぶだけでも家庭でも、美味しくできます!!

かつおだしにしたらこくがでてそれはそれで美味しいし、またそれでも作ってみようと思うけど、疲れた体にはかつおはキツイときもあります。

利尻昆布、ぜひ一度使ってみてください。

お吸い物はだしパックで・・・だけでは、味に変化がないし、いいものは高いし、市販のはからくありませんか。

もちろんそれでも簡単に作れて食卓に汁物がのるのはいいけれど、たまには昆布もいかがでしょう。

小さな昆布一枚で、きっと上品なお吸い物が簡単に出来ますよ。

 

そうそう、赤ちゃんのいる人は、このお汁を少し薄めて、とうふをつぶしてあげてね。お酒のアルコールは飛んでるけど、気になるなら取り分けて作って、醤油をぽとんと落としてね。

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