今日は京都は祇園祭の宵々々山。行ってきました。
・・・去年ね(^^)。
上の写真は歩行者天国が始まってしばらくした頃に撮った写真。
あー、このちょうちんのあかりが灯るのを見ると、血が騒ぐ感じがします。たとえ写真でも。
小さい頃から両親にずっと連れていってもらっていたし、あのコンコンチキチンのお囃子の音を聴くともうたまらない♪・・・って感じになってしまうんです。
好きすぎて、大学の卒論のテーマに使ったくらいです。
月鉾。
宵山だったらこんなに近づいて撮れないわね。
楽しそうでしょ(^^)
でも、本当は去年はこのあかりをとても悲しく見つめていました。
この日京都にいたのは、実家を手放す準備のためでした。
夕方、鍵をしめ、近所の方たちに別れを告げ、友だちと約束したお店に向かいました。
予定がはっきりしない私に「ぎりぎりでもいいよ」と言ってくれ、仕事でへとへとなのに一緒にご飯を食べてくれた友だち。
私も心身ともに疲れていてあまり食べられなかったけど、きっとひとりでは何にも食べないで過ごした気もします。
いっぱいいっぱいでろくにお礼も言わずに過ぎてしまった気がするけど、本当にありがとう。
せつないあかりに見えた祇園祭の提灯、鉾。
今日も京都はにぎわっていることでしょうね。
いろんな人がいろんな思いを持ちながらお囃子の音を聞いていることでしょう。
この次の日、両親ときょうだいと暮らした実家を手放しました。
その時のこと、それからのこと、祇園祭の思い出・・・。大好きなお囃子の音を思い出しながら、またあらためて書いてみたいと思います。