外苑前駅を降りて、「小さな和み展」に向かう途中、焦りながらもきょろきょろしていた私。
知らない町をひとりで歩くときのお楽しみはいろんなところに転がっています♪
この日も、ほら・・・。
外苑前から千駄ヶ谷のほうに向かう細い道の両側にはおしゃれなショップやカフェ、お弁当の移動販売車が何台もとまっていて、歩いているだけで私もオシャレ人?になった気持ちがしてきます(^^)
と、ふと、目にとまったのがこれです。
普通のきっとずっと昔からある八百屋さんがふっと現れて、お、こんなお店もあるんだ・・・なんて思っていたら。
ほら、これ、わかります?
干し野菜です。
100円ショップに売ってるような(この前梅の土用干しのときに友だちが貸してくれたような)カゴに、しいたけともやしと、何か忘れちゃった青菜とごぼうかな・・・を干しているんです。
その横には水に放したもやしがあったから・・・、きっと前の日に売れ残ったのを干していらっしゃるのね。
そして、その奥の発泡スチロールの箱・・・わかります?
バジルですよ!!
バジルを植えている。店先に。発泡スチロールに。
そうやん、そうやん。こういう感じようわかる。
こういう風景、路地の奥に入ったら今でもたまに見るけど、でも、東京のおしゃれな街中の片隅で出会えるなんて。
なんだかすっごくうれしい。
店番していたおっちゃんは、ふつうの八百屋のおっちゃんでした。
ここで渋くおしゃれにキメたニイチャンが座ってたりしたら、またそれはそれでわかるんだけど、いや、おっちゃんだからよかった。
なんか買おうかと一瞬考えたけど、今からギャラリーに行って、帰りまた電車で帰ることを思うと、思いとどまりました。
そんなふうにきょろきょろとかしてて、迷子にもなるし、あー、行きしはまたもや失敗だったのですが。
帰りは・・・
ギャラリーのまん前から出ていて、どこまで乗っても100円だというハチ公バスに乗って、表参道で下車。
これはラクラクです。
景色を楽しみながら優雅に・・・と言いたいけど、実は私は未だに東京の土地勘がなくて、どの先に表参道があるのかわからない・・・。
途中で降りたほうが早く帰れるんちゃうやろか・・・と、気がつけば心臓ドックンドックン・・・。いえ、自分ではなるたけ平静を装って優雅に乗っていたつもりですが。100円のハチ公バスで!!
無事に帰れてよかったです。
Gallery Hippoに向かうのには、このハチ公バス、便利です。千駄ヶ谷からも向かえるようです。