先日、友だちと広尾でランチの約束をしました。
広尾・・・って行ったことなくて・・・。だから、おしゃれしていこう。お気に入りのワンピと白いサンダル・・・秋先取りが本当はオシャレだけど、過ぎ去りつつある夏を惜しんでね。
彼は世界を飛び回っているすごく忙しい人。戦場カメラマンとちがうよ(^^;)。
この時も、数日前に帰国したばかりなのに、また今夜旅立つ・・・というすきまの時間を確保してもらって奇跡のランチ。
こうでもしないと、会えないのよね(ーー;)
さて、連れていってもらったのは、チェコ料理のお店。 「ANO PROSIM」(アノプロシィーム)」
チェコ料理・・・もちろん初めてです。想像もつかないなあ。
素敵な外観のお店の扉を開けると、落ち着いた雰囲気の明るい店内。チェコの操り人形とかが飾られていて、なんとなく寛げる空気が漂っています。
その日のスペシャルランチを注文。
写真もお料理の控えも取っていないから忘れちゃったけど、レンズ豆がたっぷり入ったスープの美味しかったこと!!
体に染み渡るようなやさしいお味でした。
そのあとのワンプレートは、豚肉をクレープのようなもので巻いたもの、マッシュポテト、付け合わせのお野菜。
それに、不思議な食感のケーキのデザートとおいしいコーヒーをいただきました。
いただくまでは変わった料理が出てくるのかななんて思っていたのですが、どのお料理もとても素直な味付け、と言ったら失礼にあたるでしょうか。美味しいのはもちろんですが、外国のお料理というかんじがあまりしないのです。
にこやかで気さくな女性スタッフの方にいろいろ伺っちゃいました。
日本の料理の味付けと似ている、とよく言われるそうですが、シェフはチェコ人で本物のチェコ料理だということ。
ハーブを多用するのではなく、塩胡椒のシンプルな味付けで、使ってもマジョラムを少し使う位なのがチェコ料理の特徴だそうです。
お肉は鳥や牛肉も食べるけれど、一番よく使うのは豚だそう。
うーん、何だかチェコという国が身近になった気がする。 ・・・単純(^^;)
やさしい味のお料理のおかげか、心がほっこりしちゃって、気が付けば何だか私がずっとしゃべっていたようで、あっというまにお昼の閉店時間。お名残おしい気持ちを残してお店を出ました。
あら、もうディナーの看板に変わってる(^^;)
この日はなかったのですが、チェコのパンの販売もあるそうです。
また、飲まなかったチェコビール。すごく美味しいそう。残念(^^;)
あっという間に楽しい時間は終わり、またの再会を約束してお別れ。
真面目な話を茶化さず、かつ楽しく話せるって、すごく貴重で有り難いなあと思います。
彼とゆっくり話をしたのはもう5年も前。その時私はとっても疲れて落ち込んでいて、その時も忙しい中時間を作ってくれ励ましてくださったのだけど、私はその時にもらったことばを今も大切にしています。
本当に久しぶりの二人の会話だったけれど、人と人とのつながりって時間でも距離でも回数でもなく、男でも女でも関係ないのだと、いつも思っていることを確信する、そんな時間でした。
でも、またすぐ会いましょね。それでないと、きっとまた5年後だわ。ね(^^;)。