ひとみさんのおうちごはん 「よろしゅうおあがり」

自然の恵みをいただいて、こころとからだが心地いい暮らし

お月見

2011年09月17日 | 日々のこと

今週12日は中秋の名月、十五夜でしたね。今年は6年ぶりの満月だったそう。晴れて澄み渡った夜で、本当にきれいに見えました。

でも、私は満月より少し欠けた月のほうが好きです。

なんでしょうね、この時期の満月は本当にきれいだけど、眩しすぎる感じがするんです。光の強さだけでなくて、まんまるで輝いているのが何となく完璧な気がして。

だから、少しかけてきた頃に夜空を眺めるのが好きです。

 

十五夜のあと、十六夜(いざよい)、立待月(たちまちづき)、居待月(いまちづき)、寝待月(ねまちづき)とつづき、今日は更待月(ふけまちづき)。

これは、月の出の頃を表しています。立って待っている、立って待つには長すぎるから座って(居て)待つ、横になって待つ、夜更けまで待つ・・・というふうに。

こんな洒落た表現を考えた昔の人って素敵だなあと思います。

 

 

十五夜の日、実は夜のニュースを見るまでそうだってこと忘れてました。ひえー、お菓子買うの忘れた。作る時間もない。

そうだ、冷凍庫に「大地を守る会」で買ってた「月見上用饅頭」があった。よかった、ラッキー♪ 自然解凍しても間に合う。

 「うさぎじょうよう」ともいいます。

青梅市の「小山製菓」製。素材を厳選して作られていて、あずきが北海道産なのはもちろん、砂糖は洗双糖(精製していないお砂糖)を使用。なので、自然な甘さなんだと思います。

やさしいお味のうさぎさんをいただいて、お月見忘れてたけどまあこれでよかった。来月の十三夜のときには代わりにちゃんとやろう・・・なんて思っていたのですが。

 

どうせ、今年も「あのお月見団子」は食べられないんだし。・・・そう、京都でおなじみの月見団子。関東では、まん丸のお団子を盛って飾るんですよね。

横浜に越してきたときに、「お月見団子」買おうとして、でもどこにもあれがないの。えーん・・・しかたなく、毎年子どもと白玉でまん丸団子を作ったり、ススキをとってきて飾ったりしていました。

 

 

ところが、十五夜の次の日、そう、新宿伊勢丹に「仙太郎」があって、売ってたんです!!

そっか、京都のお菓子屋さんなら売ってるのね。来年の教訓にしよう。

 

 やった。何年ぶりでしょう♪

芋名月とも言われる十五夜。お餅の部分が里芋みたいでしょ。

写り悪いけど(^^;)。美味しかった♪

 

どんな小さなおまんじゅう屋さんでも売ってたあたりまえのお団子だけど、そう、水無月と同じように関東では買えないんですよね。懐かしかったです。

 

 

さて、今日は「更待月」。

実は、お茶の稽古で先生からさっきの十五夜以降のお月様の呼び名を聞かれて、・・・「ふせまちづき」(^^;)って言っちゃった私。伏せて待つ・・・だなんて、犬やん(恥)。

 

22時半ごろ、出てるかなって外に見に行ったら、・・・台風の被害が心配されているけど、横浜はよく晴れていて見えました。

秋のお月さまは本当にきれい。でも、欠けている分、やっぱり満月より少しやさしい光に感じます。

あなたはどんなお月さまが好きですか?あなたの町から見えるお月さまはどんな表情をしていますか?

コメント
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