ひとみさんのおうちごはん 「よろしゅうおあがり」

自然の恵みをいただいて、こころとからだが心地いい暮らし

古着も着ます。

2012年02月16日 | 着物

今日は雪がちらつく寒さでした。

朝から着物で出かけたので、降るか降らないか心配だったけど、折りたたみの傘は結局広げなくてすんでラッキーでした。

 

今年に入ってから月に3回は着物を着ています。今年は努めて機会あるごとに着ようと思って。お稽古に行く時だと大体同じ着物をいくつか回して着ることになり、結果的に着慣れていく気がします。

その甲斐あってか、先週はなんと15分で着てしまった。まあ、時間がなくて焦ってたからなんですけどね。でも、なぜかとてもうまく着れちゃって。

今日は時間のゆとりがあったのでていねいに着ようとしたら感覚がつかめず、何度もやり直しちゃって失敗。

うーん、何でも追い詰められないとダメなのか、私は・・・。

 

 

さて、着物も帯も自分のも母のもたくさんあるのでそれを組み合わせると何通りにでも着れるのですが、それでも「こういう合わせ方をしたい」とか思うと欲しくなるのがオンナゴコロ!?

それでちょうど一年くらい前に買ったのが今回お披露目する帯です。

近くの阪急百貨店に「たんす屋」さんが来ていて、そのワゴンで見つけました。

 

ぼやけてて怪しいのですが(^^;)

こんな感じで、自分の紬の着物と合わせて着てみました。

自分撮りしたらこんなのが精いっぱいで。でも、自分ではこれくらいでちょうどいいです・・・。

 

 

帯をアップで撮ってみました。

 

ちょっとレトロ感のある刺繍が朱色に映えて、この着物との合わせ方気に入ってます。かわゆい女になった気がするのだ。

着物には椿に似たお花が。いつかうまく写せたらまたご披露します。

 

 

古着の着物って、元の持ち主のいろいろなものがついてるからあまりよくない、って聞きました。この帯を買ってから・・・。

げ、そ、そうなのか。どうしよう。

でも、気に入って買ってしまったから仕方ない。それにこの帯だけじゃなくて、着物も帯も他にいくつか買っちゃってます。

どうしよう・・・と思っていたら、何度か袖を通すといいのだとか。ほんとかな、気休めかなあ。

でも、うんうん、そうします。着心地とか合せ方とかも実際着たり締めたりしないとわからないしね。

それに加えて私は、何度かたとう紙から出して、いっぱいさわって何度も見たりして、そのうちにだんだん気持ちが馴染んで自分のものになっていく気がするので、自然にそうしていました。

とにかく可愛がってあげるというか。

それでも、やっぱり自分に誂えて作ったものの着心地や締め心地にはかなわないものがあります。特に着物はそうです。

私はフォーマルなものとかいいものは、古着でなく自分に合ったものを求めたいです。でも、お稽古や遊び着なら比較的チープな楽しみとしてあってもいいんじゃないかなあ・・・。

 

ただし、よく吟味して買いたいと思います。ものによってはにおいが残っているものもあるし、傷みや汚れも程度がいろいろですから。

この帯は傷みはまったくなくて、でも締め心地がとてもいいです。きっと大切に何度も着られていたのだと思います。これでなんと、5000円くらいでした。

 

 

今日はこの帯と大島を合わせてみました。家についたら子どもが帰っていたので、めんどくさがるのをお願いしてパチリと撮ってもらいました。

 

めんどくさい感じがこの小ささに現れてるでしょう(^^;)

遠目で見るといい感じの合わせ方に見えるけど、でも実は自分ではちょっと・・・。着物に帯が負けてる気がします。それって私だけが思うことだと思うけど。

心の中で「こっちは古着」って自分で思ってるからかなあ。

と言いながら、着物は母のでしたから、古着同士とも言えますけどね。でも、意味が違うよね。

 

 

同じ帯でも少し表情が違って見えると思いませんか。着物の楽しみ方のひとつだと思います。

やっぱり着物は楽しいなあ。

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大切な人に

2012年02月16日 | 日々のこと

 

お茶を飲みながらまずしたことは、大切な人に手紙を書くこと。

チャイでほっこりあったまったおかげか、知らず知らずにペンが進んでいきます。

 

 

しばらくご無沙汰してしまっていたその人に、年賀状にこのブログのことを書いてみたら、「見ました、とは言えずにごめんね。プリントアウトしたものを少し、大事なところだけみたい気はするのだけれど」というような内容の手紙が届きました。

そのことが逆にうれしくて、とてもうれしくて、でもそしたらどこを送ろうか・・・と1ヶ月も悩んで、今朝打ち出して。

2、3枚のつもりが、案の上、いっぱいになっちゃって、でもたくさん見てもらいたくて。

今その紙の束を見ながら、さてどうしたものか、とちょっと悩んでいるところです。

 

 

私が調子が悪くて沈黙していたときも、その人からの便りは思い出したように時おりポストに運ばれてきていました。

じっくり隅から隅まで読んで考え込んでしまったときもあれば、目を通すのが辛くてささっと斜めに読んでしまった日もありました。

何が書いてあるのかではなく、自分の中のことでそれは変わりました。

そして今、今の自分と思いを伝えたい、そんな私がいます。

 

 

画面の文字からでも思いは伝えることはできる、このブログを書いていてそういう気がしています。そういう風になれたらいいなと思っています。

でも、やっぱり手紙は特別。

紙に書くことは、書いている自分に対しても何かの力をくれる気がします。

 

 

大切な人はたくさんいて、それぞれに距離感も関係性もちがっていて、どの人も大切なのだけれど、メールもしたことなくてこの先する可能性もきっとなくて、こうして手紙でつながっている、そういう人がいることがすごくしあわせな気がします。

朝起きたら、書いた3枚の手紙を読み返して、分厚くなってしまうであろう書類封筒に入れてポストに投函しよう。

またいつか、そのうちコトンとポストにその人からの手紙が届く、その日を楽しみに。

 

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チャイでほっこり時間

2012年02月16日 | アフタヌーンティー

 

朝から家事を早めに済まし、一日家で細々と仕事を片付けていたのだけれど、思いのほか寒くてはかどらなかった昨日。

そうだ、いっそ、お茶を飲みに行こう!!と決め、お昼をささっと(でもおなかが減らないように、たっぷりね)済ませ、かばんにあれやこれやと詰め込んで出かけました。

 

 

行き先は大好きなアフタヌーンティー。

お正月の福袋に入ってた「ティーチケット」これを使うのだ。

期限が3月末までだから、ぼやぼやしているといつもの私のように「期限切れ」の憂き目に遭うもの。

 

車で10分。なんて有り難い立地なんだろう。私にとっては。

あっという間に着いて、家から出て30分も立たないうちに、大好きな空間に身を置いていました。

 

 

ティーチケットを見せるとどの紅茶でもいただけるとのこと。

どれにしようかなあ。

どれでもいいのなら・・・と、季節限定の「アップルカモミールチャイ」をいただくことにしました。

おともに「サブレフォーチャイ」もついてくるし。ほんとは追加でケーキを頼みたいところだけど、最近ちょっとポッチャリしてきてまずいので、ガマンガマン。

 

さて、来ましたよ。これこれっ。

お店の方はこんなふうに半分くらい注いで行ってしまいました。もう少し入れてほしいけど、ポットに入ってる方が冷めないのかな。

うーん、おいしいです。

いつものチャイより少し軽目な感じがします。その分、香りがとってもいい。私はカモミールが好きなので家でも紅茶とブレンドしていれたりするけれど、アップルだからよけいに味わい深い気がします。

 

 このポットがいいんだよなー。

サブレは買って食べてみているからおいしいのは知っていたけれど、名前の通り、ほんとにチャイに合います。シナモンの風味がとってもいいです。

 

 

さて、チャイボウル(っていっていいのかな)を持ち上げて口に運ぼうとして、ふと、気がつくと手がまるで茶道の時のようになっているのに気がつきました。

そうだよなー、なっちゃうなー、でもきっとこれはおかしい気がする。おかしくなくても何かちがってるほうがいい。

 

ふと両手で包む込むように持ってみました。そして、くうっと飲んでみました。

何だかふんわりあったかいものが広がったように感じます。同じものなのに。ふんわりを何度も口に運んでいるうちに、心がどんどんまあるくなっていくような気がしました。

 

包むっていいな。自分の中にその時々のキーワードがあって、ここ数日「包む」が心のなかにありました。不思議だけど、ボウルを包みながら、もっとちがうものも一緒に包んで大切にしているのだと思いました。

 

のんびりリラックスして、ぼおっとして、とっても素敵な午後でした。

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