ひとみさんのおうちごはん 「よろしゅうおあがり」

自然の恵みをいただいて、こころとからだが心地いい暮らし

時を刻むのは

2012年02月17日 | 日々のこと

かわいい時計でしょう?

これは私のベッドの枕元・・・って言わないか、枕の上の窓ぎわで毎日コチコチと時を刻んでくれている時計です。

 

 

実はこれ、昨年12月にたまプラーザテラスで行われた「田園アート&ライフマーケット2011」に、「小さなお花畑」さんが出店されたので、友だちと行って・・・。(今ごろすみません ^^;)

 入場制限も出ていたイベント。

 

そこでひとめぼれしたんです。即、手にもって、離さず。

だって、次から次へとお客様がやってきて、どんどんなくなっていくのですもの・・・。

 

 

「小さなお花畑」の高畑さん。体調が思わしくなかったそうですが、こうしてお客さまの前ではにっこり微笑んで。

 

その笑顔効果もあってか、私はもちろんのこと、友だちも、周りにいた人たちも次々に手を伸ばして買っていかれていました。

対応してくださったスタッフの方々どなたもやさしくて、楽しくなって、ついつい混んでいるのにおしゃべりに興じた楽しい時間でした。

 

 

さてさて、どれもこれもかわいい素敵なものばかり。ディスプレイも。画像が限られるのですが・・・

 これも 

 これもお買い上げ・・・してしまった私。

 

 

さてさて、家に帰って早速飾って、今も楽しんでいるのですが、時計だけじゃなくいろいろお目にかけます。

玄関に飾ったのは干支のお飾り。

「辰」の字が見えますか?今年一年このままで。小さなプレートなんですよ。

 

 

日中は光が差し込んで、いい感じです。

 

 

さて、時計は・・・。

時間によって色の見え方が違ってますが(^^;)。これは午後バージョン? 上のは朝バージョン。

うまく写らないのでアップにしましたが、とってもかわいい小さな時計です。部屋の女子度をアップさせてくれてます。

(女子力もアップすればいいのですが・・・ ^^;)

 

 

他にも・・・。

娘にプレゼントした、小さなアロマボール。染み込ませてもらった精油のいい香り♪

今は娘が部屋の自分のエリアに置いていますが、買ってきて写真だけ撮ったところ。

首からかけられるけど、目のつくところに飾って楽しんでいるようです。

 

 

 こちらは台所に。

このアロマボールには「2011」の文字が書かれていました。

2011年。高畑さんを始め、たくさんの人に出会った年。たくさんの素敵な経験ができた年。

心にたくさんの思い出は刻み付けられているけれど、それでもこうして見るとさまざまなことを思い出せるものが日常にあるのはうれしい。それもこうして友だちが思いをこめて作ったものだから、よりうれしい。

 

 

今日の夜も明日の朝も、時計は私の枕元(の近く)で淡々と時を刻んでいます。

明日も楽しい一日が待っていることでしょう。

 

と、ここまで書いたら、息子が雪だるまになって帰ってきました。雪です。一瞬だけ大雪です。いきなり積もってます。

明日は寒くなりそう。起きられるかなあ。

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「東京日記3 ナマズの幸運。」

2012年02月17日 | 好きな本

 

そのうち好きな本のことも書いてみたいなあと思いながら、「最初に何を書こう」と迷って過ぎていましたが、今年になって久しぶりに川上弘美さんの本を読んだので、これっきゃない!とご紹介です。

 

 

 

 

川上弘美。もう大好きで大好きで大好きです。小説ももちろん好きですが、エッセイがたまらなく好きです。

芥川賞ほか数々の賞を受賞している川上さんの文章、言葉遣い、かな遣い、私はいつもうっとりしてしまうのだけれど、その独特の世界がふわふわと、そしてすすっと入ってくるエッセイや書評は、いつも私を私たるところに連れていってくれる、そんな存在です。

 

川上さんのエッセイには大きく分けて2種の展開があるように思うけど、私が思うゆるいほうの、この「東京日記」のシリーズはもう私にとってはたまらんです。

今までの2冊もおもしろかったけど、シリーズ3作目にしてまた川上ワールド炸裂で、「ほんとうのこと率」十分の九らしいけど、ほんとにそうだったらとってもヤバいくらい、とにかくへんてこなのです。

最近私は自分でかなり「へんてこ度」がアップしてるように思えて「ちょっとまずいんじゃないか」と自分にひやひやしてるのですが(家族にも指摘を受けているので・・・)、でも、この本を読むと「いや、私の方が十分大丈夫だ」とか、「そうそう、同じやん」とか思えてきて安心します。

・・・うーん、これっていいことなのだろうか・・・(^^;)。ま、いいっか。

 

カワカミさんは散歩したり、お酒を飲んだり、人を尾行したり(!!)、夢を見たり、モノをなくしたり、ビクビクしたり、また散歩したり・・・。

とにかく日常に次から次へと起こる珍事の数々、とっても味わい深いです。

 

また、この本の装幀がよいのだなあ。カバーをはずして眺めるところまできっちり行うのが、この本の正しい?楽しみ方だと思います。ぜひぜひ手にとって、さわってカバーの質感をまず楽しんで、カバーをはずしてじっくり見て、それから中味を見る、読む・・・とフルコースで味わってほしいです。

 

落ち込んでいたときは、この大好きな川上さんのどの本でさえ開けなかったけど、今回読んでみて、自分の中で血が沸き起こるような楽しさを覚え、もう一度全部読破してみたいような衝動に駆られてます。

まずはリハビリで、東京日記1、2からだなー。

あー、楽しいなあ。ゆるゆるするなあ。

 

 

ところで、本の紹介したくても表紙の画像は写したりできないしなあ・・・と思っていたら、ブログのサービスでできたできた。この不器用な私にでもできた!!

早速、ほら・・・↓ へへへ(^^)v  上もね。 これからいろいろ本やCDのことなども書いてみようかなって思っています。

 

 

 

東京日記3 ナマズの幸運。

川上 弘美
平凡社
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