ひとみさんのおうちごはん 「よろしゅうおあがり」

自然の恵みをいただいて、こころとからだが心地いい暮らし

2月20日の「産前産後の集い」

2012年02月20日 | 産前産後の集い(ママスハウス)

今年初、前回から2ヶ月ぶり・・・のママスハウス「産前産後の集い」は11組のお母様と赤ちゃんが参加してくださいました。

まだ外は寒いけれど、窓から差し込むおひさまの光があったかくて気持ちよかったですね。

 

今日は自己紹介の時に、「〇〇から来ました」というのが自然に加わり、何だか新鮮。

いつもの「最近うれしかったこと」はけっこう考え抜いてお願いしている「ひとこと」なんですけど、毎回ちがう何かを加えてもおもしろいですね。

盛り上がって、自己紹介だけで時間いっぱいになってしまったら困りますが。まあそれでもいいっか。楽しく過ごせれば何よりね。

 

 

さて、今日はまだ月齢の小さい赤ちゃんのお母様から、「肌着の着せ方選び方」の話や、「夜早く寝かしつけるには」などの質問があり、みなさんの経験や工夫を出していただけて、お互い参考になったのではないでしょうか。

また、1才前後の赤ちゃんが多かったせいか、「卒乳」に関するお話もたくさん出ました。

今真っただ中の方、これからどうしようと考えていて迷い中という方。まだまだあげられるとこまであげて自然卒乳で、と考えているお母さんも。

私も3人の子どもの時の経験をお話させていただきました。(って言っても、もうはるか昔ですけどね。)でも、母としての気持ちは同じ母親同士、変わらないものもあると思っています。

今でもその頃を思い出すとウルウルしそうになることもあるので・・・(ウルウル・・・)。

私は3人目の時になぎさ先生に卒乳のケアをしていただきましたが、自分の体に感謝の気持ちでいっぱいになる、そういう心に染み入る体験をさせていただきました。今でも覚えています。

今日はお話をしながら、また少しそのときの気持ちに立ち返ることができました。

みなさん、ありがとう。

 

離乳食の話では、前回悩んでいたのにその集いの日の直後に赤ちゃんに変化があったという方も。

「赤ちゃん、聞いてたんだね~」と、「聞かれてた談義」で盛り上がりました。悩みは目の前にあるときは苦しいけど、過ぎてしまえば笑っちゃうこともたくさんありますね。

 

 

気がつけば終わりには輪がふたつできていて、それぞれ盛り上がって楽しく時間を終えられたかと思います。

私がいた方では、おっぱいが詰まりやすいときに食べてはいけないもので盛り上がり、中には甘いものが食べたくなって板チョコ一枚食べつくして大変なことになった方も(**)。

何がいけないかということだけでなく、食生活を見直すきっかけになったかしらね。

 

そうそう。

終わってからの立ち話で、「離乳食はちゃんとだしを取って作ると、もりもり食べる」と語ってくださった方がいらっしゃいました。

初めて集いに参加された方でしたが、いつも私が「おうちごはん」でお話していることを実践されてる方と出会ってうれしくなりました。

 

今日はよく笑って、たくさん話して、にぎやかな「集い」になりました。みなさま、また来月お待ちしていますね。

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鶏肉とれんこんと昆布の煮物

2012年02月20日 | ごはん

 

昨日は昆布談義を聞いて寝ましたけど、昆布好きな男のひとも、他のひとも夢には出てこず、いつもと同じ朝でちとつまらなく思えてしまう目覚めでした。

こういうのって勝手にわくわくしちゃうと、出てこないとか何か起こったりしないと、ちとがっかりしちゃうのよね(^^;)。

 

 

気を取り直して・・・。

以前から何回か書いていますが、昆布好きです。

毎日、ごはんを作りながら、お味噌汁に使う昆布を鍋に入れるついでに口にもポン。煮物に使ったらその時もポン。

一昨日はおでんだったので、もちろん昆布を長四角に切って、いっぱい入れて作りました。おいしいんだよねー。ちょっと煮溶けてきた感じが。

 

でも、時々昆布をちゃんと食材として扱って無性に食べたい時があります。昆布巻きほど昆布メインでなくて、んと、五目豆の昆布をもうちょっと大きく、存在も大きくした感じ。わからないですよね(^^;)

まあ、そう思って作ったのが、このおかずです。

 

とにかく昆布をおいしく煮たい、でも子どもたちも喜んで食べてくれる、ボリュームのあるおかずにしたい。イメージは筑前煮と五目豆の融合みたいな。

 

野菜かごを見ると、ごぼうはないけど、れんこんが届いたとこでした。では、鶏肉とれんこんメインで煮てみよう。気持ちは昆布loveだけど、心に秘めて♥

 

れんこんと人参は心もち大きめの乱切り。皮はいつものごとくむきません。たわしでごしごし洗うだけ。

れんこんは節のところも必ず使います。ここに素晴らしい薬効があるから、捨てるとか厳禁。考えられません。汚いところだけ包丁でていねいに取り除きます。酢水に浸けてアク抜き・・・とかもしません。

鶏もも肉はひと口大に切ります。この3つを平鍋に並べます。

昆布は煮ると大きくなるからキッチンバサミで1cm角強に切り、パラパラと鍋に入れます。少しでもだしが出るけど、今回はたっぷりと。

昆布は、「京昆布舗田なか」さんの日高昆布を使いました。しっかり煮て作るおかずは、日高が合うと思います。

干ししいたけもいくつか。石づきを取り(乾燥したまま、手でばきっといくと意外とうまく取れます)、手で半分か3分の1くらいの大きさに割って、そのままお鍋に加えます。もちろん戻して使ってもいいんだけど。

ここまでが準備。

 

鍋に酒、味の母(みりん)、濃口醤油を同量ずつくらいと、水を少々をひたひたになるくらいまで入れます。

このままことこと煮てできあがり。

わりとしっかりした味付けにしたほうがおいしい。

炒めて作ってもいいけど、私は筑前煮もそうだけど煮物は炒めないで作ることが多いです。お肉やお揚げなど油分のある食材と合わせると、それだけでこっくりおいしくできたりします。

 

 

できたできた。

ごろんごろんのれんこんは歯ごたえを残しながらも味がしみておいしい。そこにやわらかく煮えた昆布が絡んで、うーん、うれしい。

自分のには昆布をつとめてよそって、いっぱい食べちゃいました。写真には控えめにしていますが、昆布いっぱい入れてます。

翌朝温めるとますます味がなじみ、昆布がトロっとなって、私好みに。もちろんお弁当に入れておいしく食べられるおかずです。

 

こういうのって、「おばんざい」っていうたぐいになるのかな。普段のおかずだし。でも、なんていう料理って言われたら、あれこれ煮たもの、としかいいようがない。しいて言うなら「〇〇の炊いたん」ってなるかな。でも、それはもっとささっと作るものな気がするなあ。

こんなふうに特に名前を持たない、前日にささっと煮て作る味のしみたおかず、そういえば、母もよく作っていました。「お弁当のおかずに」って、雪平でささっと。

懐かしいな。ありあわせでできる、こういう「おかず」を作るのが私は一番好きかもしれません。

ちょっときゅんとしながら、昆布を何度も口に運んだ、この日の私でした。

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