年賀状だけには綿綿と残る十二支の今年は酉年、「酉」という字は酒壺を表す象形文字で「西」との差は酒の入っているという横棒があることだと聞いたことがあります。
酒、酌、酪、酢、酵と使われる「酉」が、十二支に使われたのは、干支は暦年の他に方位や時間を表し、季節では酒を作る時期の秋をいうので、十二支の10番目に「酉」を充て、後に覚えやすい動物として「鶏」をあてはめたとか…、衰えつつある頭ではよく理解できませんが。
2005年の酉年の時に作った石ころ絵です。那珂川御前山河原で拾った石(多分、花崗岩)に、石粉粘土で鶏冠、嘴を取り付けアクリル絵の具で仕上げました。気が向いた暇な時間の手慰みで、フクロウ、猫などの小動物を作っています。
さて酉の刻は、夕刻6時を中心にした前後2時間、時代小説によく出てくる暮れ六つで、これはもう完全に晩酌の時間、酩酊せずにほろ酔いがいちばん、今宵は熱燗で「酉」に乾杯といきましょう。
初鶏となりそこなひし鶏あるく 加藤楸邨
僧赤く神主白し国の春 正岡子規
一人正月の餅も酒もありそして 種田山頭火
酒、酌、酪、酢、酵と使われる「酉」が、十二支に使われたのは、干支は暦年の他に方位や時間を表し、季節では酒を作る時期の秋をいうので、十二支の10番目に「酉」を充て、後に覚えやすい動物として「鶏」をあてはめたとか…、衰えつつある頭ではよく理解できませんが。
2005年の酉年の時に作った石ころ絵です。那珂川御前山河原で拾った石(多分、花崗岩)に、石粉粘土で鶏冠、嘴を取り付けアクリル絵の具で仕上げました。気が向いた暇な時間の手慰みで、フクロウ、猫などの小動物を作っています。
さて酉の刻は、夕刻6時を中心にした前後2時間、時代小説によく出てくる暮れ六つで、これはもう完全に晩酌の時間、酩酊せずにほろ酔いがいちばん、今宵は熱燗で「酉」に乾杯といきましょう。
初鶏となりそこなひし鶏あるく 加藤楸邨
僧赤く神主白し国の春 正岡子規
一人正月の餅も酒もありそして 種田山頭火
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