五十の手習い足払い

五十歳を過ぎて始めたブログももう何年目?
山梨に住む新しモノ好きのオヤジが自分の趣味や日々の暮らしをつづります。

笛吹川右岸の護岸工事

2021年02月14日 | 市川三郷百景

厳密に言うと、市川三郷町内の光景ではないのですが、市川の方から見える風景ということで...。

午後から腹ごなしの散歩に出かけました。
土手、公園の中、狭い路地、小学校への登校ルートなど、あまりクルマの来ない道を選んでの散歩になりました。
ちなみに、いつもの職場の散歩よりも倍近い距離を歩いたことになりました。
お休みですから。

散歩で最初に向かったのが笛吹川の土手、ちょうど芦川との合流点の辺りになります。
上の写真は笛吹川の右岸(南アルプス市側)での護岸工事の様子。
場所としては、三郡橋の上流に当たります。

ちなみに、「三郡」とは中巨摩郡、南巨摩郡、西八代郡という三つの郡の郡境にあったため名付けられました。
橋ができるまでは渡し舟だったそうで、子どもの頃、近所に「船頭さん」と呼ばれているお宅がありましたっけ。

それはさておき、

ずいぶん前から着手していたはずなのに、まだまだ工事は始まったばかりのような見た目です。
河川工事は雨量の多い時期はできないので、渇水期の冬季に集中して工事を行う模様です。
位置から見ると、芦川からの水流がぶつかる部分の補強工事が目的ですね、きっと。

けっこう長い距離の工事です。
写真中央で、土木工事の業者(工区)が分かれています。
まあ、どうでもいい情報ですが...。

仮の堤防を作り、一時的に笛吹川の流れを大きく曲げて(瀬替え、といいます)、護岸工事を行っています。
写真ではちょっとわかりずらいですが、右手前から芦川が合流している地点にあたります。

国土交通省の大きな看板が土手の上にかかっています。
どういう計画でこれから工事が行われるのかが良くわかります。

笛吹川は、三郡橋の下流で釜無川と合流して富士川となります。
水害が起きる前に、危険の芽を摘んでおく。
富士川の治水は、流域の市町村にとって、とても重要なのです。


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