就活ではなく終活。
正直あまり好きではない言葉ですが、人間誰しもが迎える人生の終焉。
それに向けての準備、ということならば、古希を迎えた今、真剣に考えてみるのも有りだな、と。
先月、親しいおじさんが亡くなりました。
正確にいうと、祖父の弟の長男、私の母の従弟に当たる人で、私よりも14歳年上の方です。
享年84歳でした。
甲府で印材を扱う商売をしていて、私の母が亡くなってすぐの時から、四半世紀に渡り色々と指導を仰いだ方でもありました。
いわば、商売の上での師匠でもあり、父親のいない私にとっては父親代わりでもあったのです。
現在の家の「建前」でも、親族代表として挨拶をしていただきました。
そんなおじさんの葬儀(奇しくも私の誕生日!)を最近目の当たりにしたこともあって、「そろそろ自分も...」と考えたのも、こんな話を書くきっかけになったのかもしれません。
とはいっても、具体的に何をしようというのではなく、自分が(突然、も含め)亡くなった後、家族が戸惑わないようにしておかなければ、と漠然と考えただけのことだったりします。
自分の預金だけでなく、保険その他の財産に関すること。
仕事上の付き合いや、友人関係全般のこと。
SNSやインタネット関係のIDやらパスワードやらのデータ情報。
仕事をし無くなる前に、ホームページ等は閉鎖しておいた方が煩わしくないか、など。
今日、散歩をしながらあれこれと考えていたことを、備忘録代わりにメモしておきます。
でもやっぱり最後に残すのは紙に記したものがいいのかな。
でも、あまり早く書き始めると、その後の状況の変化に合わせてアップデートする作業が多くなって、かえって煩わしくなってしまうのも嫌だな、と。
ヤドカリが成長する体に合わせて大きな貝に住み替えていく話は聞きますが、身体が衰えてきて大きな「部屋」を持て余し、小さな家に住み替える、という話もききませんし...。
「明日は何が起きるかわからない」
とはいえ、何もしないで毎日を過ごすのも、自分の性格からしてやはり無理。
古希を迎えたのを機に、そのあたりを少し考えてみたいと思います。
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