野草散策でみつけたワンピース

散歩や旅行等イベントで見掛けた野草。彼等の生き様で気付きと戯言

ミズバショウを見に新潟・胎内市へ

2016-04-05 12:43:45 | 日記・エッセイ・コラム・植物
曠然にして自適に、浮雲(はぐれ)の如く

最近東京で見掛けたミズバショウは殆ど葉に隠れやっと生きている様な感じだった。

北海道の渓流沿いの元気なものと同じでなくとも”咲き始めで勢いのあるものを見たい”と家内に提案した。
彼女の実家は新潟・聖籠町で此処から車で40分位の胎内市湧水の里にミズバショウの群生地がある。
4/2早朝・東京出発し、実家で少し休息して11時位に現地に到着。

昨年も此処を訪れたのだが、今回は一週間程早い時期で期待していたのだが…。
以前、農家に方に聞いた話では胎内川の洪水で上流からミズバショウが流れて付いて根付いたとの事。
しかし、此処は地下から水がどんどん湧き出て来る所で元々湿地帯であったものを思われる。
写真(←)の様に湧水でできた小さな池が所々に見える

ミズバショウは此処でも葉が出始めており花も終段。
気候の所為もあるだろうが、もっと早く来ないと期待する光景には出会えない。
しかし、東京では見られない群生を堪能する事はできた。

この後、福島潟へ。翌日は五十公野公園へと足を延ばしてきた
今日は最初の胎内市・湧水の里のミズバショウ中心に紹介したい:


湿地帯の中には当然入り込めないのだが、遠めにみても此処の水芭蕉(ミズバショウ)群生は素晴らしい!

花の先が茶色に変色しかけたものが少し目立つのが残念ではあるが地下から湧き出る水の様子が分かり、其処から流れ出て周りを潤す様子がよくわかる。
此処に立つ大きな木も湿地帯の浄化や適度な栄養源供給で持ちつ持たれつ何だろうなぁ。

写真(↑)、湿原の池に居た小魚。この方達も此処のきれいな水で生き続けている。
この湿原には茨富魚(イバラトミヨ)と言うトゲウオ科の魚が生息している様で保護されている。写真の小魚は、どうみてもトゲウオではないね、残念!

湿地帯の生き物を狙っているのか、大鷺(ダイサギ)も来ている。
写真(←)は何かを嫌って飛び立ったダイサギが上空に着た所を撮ったもの。
此処から飛び去る雰囲気ではなく上空を回って一旦は別の場所に行き、また戻って来る。

湿地帯を振り返ると田園地帯の向こうに大きな風車も見えてる。景観としては、どうなのか議論もあるだろうが…。
家内の実家から、此処に到着するまで海沿いを走ってきたがこの沿線は風力発電の立地に適しているのか?大きな風車が度々みられる。

湿地帯に向かい駐車場の裏には、湧水を利用して自然ふれあい公園が整備されている。写真の左奥一帯が群生地になっている。
湿地帯から流れて来る水で小川を形成している様だ。

小川沿いに水芭蕉(ミズバショウ)が所々に出ていて鑑賞しやすくなっている。やはりもう終段だねぇ…3月に来なければだめかぁ。

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