房総半島からの帰りはもちろんアクアラインの利用で東京まで1時間強で帰って来れる。今回はワークショップの指導講師をお願いしていた運転の上手い石田義正さんがハンドルを握っているので助手席で車窓からの安心して景色を楽しむ事が出来た。何故安心して助手席にいられたかと言うと、この石田義正さん前身がリムジンバスのドライバーと言うプロカメラマンでハンドルさばきはもちろん、アクセル、ブレーキ操作とプロの技術を駆使して運転してくれたからです。木更津から少し走ると「海ほたる」が見えて来た。助手席の特権でゆっくりと周囲の景色を満喫するが以外と海からの風が強いと実感する(上から写真1、2)。暫く海中のトンネルを走り首都高に合流す羽田空港を抜けると、今最も東京の観光スポットとして人気のお台場が見えてくる(写真3)。そういえば私の知っていたお台場は小さなお店が1軒しかなかったローカルな場所だったなどと記憶を辿っていると一気ににレインボーブリッジを渡る(写真4)。そして遠くを見るとお約束の東京スカイツリーまでもが見えている(写真5)。本当に久しぶりに助手席からの景色を楽しんだ。そしてデジタルカメラならではの車窓からの撮影も楽しんだ。もちろんこんな芸当は大判カメラでは出来ない。よく「銀塩とデジタルどっちが良い?」等と話題になるが各々の特長が有るので、撮影する人の意図で使いこなす事が一番と思う。私なら気に入った風景を作品として残したいと思ったら銀塩の代表『大判カメラ』。手軽に記録として残したいなら『デジタルカメラ』を選びます。ただデジタルの場合どうしても沢山撮影してしまうので、何を撮影したかの記憶が弱くなるの様な気がする。えっ、それは頭の回転が悪いからですって。妙にそうかも知れないと納得してしまう今日この頃でした。