大判カメラ日記。

ワイズクリエイト オフィス・木戸嘉一のブログです。

栂池高原にカメラマンを癒すオコジョ出現!

2010年09月22日 | 撮影
日本リンホフクラブの撮影会が栂池高原で開催された事を昨日お知らせ致しましたが、今回は私も久しぶりにラムダの大型ザック・槍ヶ岳にリンホフ2000ボディとレンズ3本を入れて撮影モードで臨戦しました。多くの方から「ザックをしょっているのは初めて見た」や「カメラを持って来たんですか?初めてですね」など沢山の怪訝なる言葉を頂戴しましたが、それにもくじけずに撮影開始。もちろん作例は撮れても作品は撮れない、ゴルフで言うトーナメントプロではないレッスンプロを自覚する私にとってやっぱり栂池の広大な自然をどのように切り取っていいやら解らずにアオリの使用前、使用後の作例写真を数カット撮影してたどり着いたのが写真のベンチ。ザックをおろし暫しベンチに横になり、いつもいる場所より2000メートルほど太陽に近い場所で休憩。太陽と青い空がまぶしく久しぶりに自然を満喫した気分になる。「おやっ?」何かが動いた気がした。気のせいかと思っていると、また何かがちょこちょこと動き回っている。ゆっくり起き上がりその動きに注目すると何と「オコジョだ!」。オコジョとはネコ目(食肉目)イタチ科に属する動物で別名ヤマイタチとも言い大変珍しい動物で栂池の観光案内にも「運が良ければオコジョを見れるかも?」とあった。「やった~。運がいいんだ!」とまず最初に思ったのはやはり単純なせいかもしれない。オコジョとの距離1~2メートルでもオコジョ君は物怖じせずにベンチと欄干の間を行ったり来たりしている。ゆっくりカメラを取り出し「カシャ」。残念ながら顔はそっぽを向いているけどなかなかのポートレート写真?となった。オコジョと会った運の良さを東京にも持ち帰り直ぐに宝くじでも買いに行こう!・・・やっぱり不純な発想しか出来ない様だ。