裏ユキヒロック

ロックとバイクとラーメンが大好きだ。

年下の男の子♪

2005年09月17日 | ひとりごと・日記
世の中は3連休だすな。

週末ですが、我輩の改修工事はこの3日間稼ぎ時であります。
みんな休んでる間に、ごっつー稼ぎまっせー。(笑)

かれこれ10年ちょっと、この業界(建築)に携わっておりますが、
最近、やってくる職人さんがみんな自分より若いので驚きます。

それだけ自分も歳をとったってのはわかるけど、
30代から、いきなり、10代だ。
突発的な業界の若返りを感じる。

とは言え、今だ圧倒的に団塊世代の人たちで、
現場はなんとか保たれているのです。
稼ぎ方が全然、違うもの。
真似できないほど働き者です。

情報システム上、2007年問題とか言われ、
団塊の世代が一気に引退してしまい、
急激な人材不足が予想されているようですが、
これは、どの業界でも同じこと。

計画的に新入社員を雇用している、
きちんとした会社や人気のある業界は別だが、
我が建設業界は、
「わかっちゃいるけど集まらない」ってのも現状だ。

工場生産とは違い、現場ごとに作業内容も作業環境も違うので、
なかなかマニュアル化も難しい。
やはり、経験とか知恵とかが重要になる。

先輩から後輩への当たり前の「教育」というか、
「伝えるべきこと」が、低予算、短工期の中で、
そんな余裕は「ありゃしねー」なのです。
「怒れば辞める」みたいな、若者の心の弱さと、
なんだかんだいっても親と同居の裕福な暮らし。

技術的な低下はもちろんですが、それによる皺寄せは
「事故」という結果に直結してしまう恐れがあるのです。

「3K」ってのもあまり聞かなくなったようですが、
現実は、やはり敬遠したい業種ではあるようです。
(俺は、自分で自分の段取りできるから好きだけどね。)

結局、「モノづくりの面白さ」というより、
他の職種より給与が良くて、自分が稼ごうと思えば、
多く稼げる、若いうちに「稼ぎたい」
という欲求を満たしてあげるしか方法はないのでは
ないでしょうか?
他に変わる魅力は、若いうちはなかなか見出しにくいと思う。

残念ながら、現実は逆行し続けてますが・・・。
工場勤めと同じ給料なら、事務や工場の方がいいもん。

ま、あくまで、労働者階級の意見ですけどね。

♪仕事終わりの~ベル~に~♪

油にまみれたJ-BOY達の憂鬱は、
いくら未来を憂いようが、
結局、「やるしかね~」という結論に至るのであった。