裏ユキヒロック

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オデッセイ (映画)

2017年12月26日 | 映画・TV
邦題が「オデッセイ」となっていますが、原題は「The Martian」で、原作の小説は「火星の人」なのだそうです。



オデッセイの意味は「長期の放浪、長い冒険、知的な探求」みたいな意味らしいので、映画の内容とは合ってるけど、原作とは関係ない独自の邦題は、やりたい邦題、、、違った、、、やりたい放題ってことなってるような気がします。

ただ、ホンダの車「オデッセイ」があるので、日本人の耳馴染みは悪くないけんども。素直に「火星の人」でも良かったのかもね。

終始、疑問に思うのは「火星にひとり残されて、そんな冷静で明るい精神状態を保てるものだろうか?」と思いながら観ていましたが、
その主役の前向きな明るさが、この映画をずっと観てられる肝なのかも知れません。

実際に甚大な災害などに合った時には「生きてくってのは、悲観だけして毎日泣いてるだけではいられない。」ってのは、実感した事がありました。

結局・・・「悲しくたって、腹は減る。」のです。

監督は、エイリアンなどで有名な「リドリー・スコット」なのですが、久しぶりに快作って感じ。久しぶりに面白かったなー!って思える映画でした。

インターステラーとゼロ・グラビティに似ている・・・なんて言われてましたが、実際は全然違う映画だったと思います。敢えて、その中で個人的に順位をつけるなら、インターステラー>オデッセイ>ゼロ・グラビティです。

映画の挿入歌が、デヴィッド・ボウイの「スターマン」を効果的に使ってて、追悼的な気持ちにもなり、グッときました。