ゆきんこブログ

月刊ガソリンスタンド誌
『変化と試練が、人と企業を強くする』
連載中!

台風一過

2007年09月07日 16時51分32秒 | Weblog
台風一過で素晴らしい秋空です。
朝は小雨で曇っていましたが、夕方にはこの素晴らしい秋空です。

ブログの表紙を「竜虎の対決」に変更しました。

読書の秋です。
私の大好きな中国古典文学「三国志」、「水滸伝」、「史記」をイメージして見ました。

灯油シーズンに向けて、当社も対応に何かと忙しい、季節です。

今日の夕飯もサンマを食べたいな、でもマンションなので焼くのが大変なんですよ。やっぱりサンマは炭火で焼きたいものです。

この時間で秋刀魚のはなしでは、まだまだ余裕がありますね、
あとひと踏ん張り、頑張りましょう。

原稿書きに資料作成、ブログを書く時間があるのだから、余裕です。
でも、原稿とかは頭の使い方が違うので疲れます。

バリバリしごとをこなす元気なオジサンです。

経営者としての企業統治能力

2007年09月07日 09時33分10秒 | Weblog
コーポレートガバナンスというと難しく聞こえます。
簡単にいえば、「経営者としての企業統治能力」ということになります。
最近は「カタカナ外来語」が多くて大変です。

経営者として自分の会社を統治する能力の事です。
経営者としては経営方針に関しての意思決定がスムーズに個々のスタッフまで行きわたり、円滑に業務遂行されればストレスは溜まりません。

しかし、いつでもそんなにうまくいくはずもありません。
収益が思い通りにあがって会社全体の士気が上向きの時には職場のムードも良い方向に向かっていくのですが、企業経営が思うに任せない時には沈滞ムードが漂います。

我々が全国の企業を回って最近感じる事は、経営者の意思決定が早い企業ほど活性化されていて社業も上向いているという事。

例えば、全く同じシステムを構築して稼働開始を行う場合でもダラダラと時間ばかりかかって前に進まない企業もあります。一方では経営者がゴーサインを出すだけでスタッフが経営者の意図を理解して非常にスピーディーに対応できて、しかも簡単に目的を達成できる企業もあります。

この差が大きな「経営格差」となっているようです。

厳しい事ですが、一番のポイントは経営者の資質格差なのでしょう。
そして次に、社員の能力ということになります。

例え社員に能力が無くても企業風土として人を育成する土壌が出来ている企業は強いですね。そんな企業には素晴らしい番頭格の幹部スタッフがいて部下を厳しく育てています。そこまで行けたら、経営者としては及第点です。

しかし、有能な幹部社員を育成するのも、またまた経営者ということになりますから、どこまで行っても経営者は大変なのです。

最近は確かにどうにもならない社員も増えています。
業務の効率化よりも一つの作業にたっぷりと時間を掛けて、のうのうと勤務時間を消化している給料泥棒のような要領のよい社員が増えているのも現実です。

特に最近はPCに向かっていれば何をしているのか判らない。
ゲームをしていたり、社員どうしてチャットで会話をしていたり、なかには「2チャンネル」なんて輩もいるようです。

社内で使用されているPCのアクセス履歴を調べればすぐに判ることです。

こんな状況ですから、最近では「企業内部統制」が叫ばれています。
経営者としていちいち細かな事を注意していたら経営なんてやってられません。
ですから、内部的な業務統制は絶対に欠かせないということになります。

「JSOX法」の施行などもその一環であるといえます。

よく考えれば、「性悪性」のような考え方が原点となっていますが、仕事をする人間のモラルとこれだけの情報化時代ですから当然のことなのかも知れません。

これからは、良識のある人間といかに心地よく仕事ができる業務環境を作ることができるか、経営者自らが考えながらトップダウンで経営を進める事が大切だと感じています。ですから当社は「トップダウン」と「クイックレスポンス」です。

極端にいえば、企業の経営方針を理解できない社員は退社すればよいというくらいの確固とした意思統一が必要な時代となっています。

「ヤル気」のある気があった仲間同士で楽しく快適に好きな仕事ができて、利益が出せる企業創りが目標です。

社員が目標とする所得も挙げられるような企業を早く作りたいものですね。