ゆきんこブログ

月刊ガソリンスタンド誌
『変化と試練が、人と企業を強くする』
連載中!

ビッシリと一日中、開発作業

2007年09月27日 18時53分59秒 | Weblog
早朝から、夜までいつ果てるともないフローチャート作成作業。
昔の現場実務を思い出しては、業務の流れを考慮しながらのレアケース対策。ITの知識と実務の流れの融合ですから大変です。

こんな感じににしようと概要の流れを書いて、A君に意見を求めながら、あとの細かい事はプログラマーのS君に渡したいところです。
しかし、どうしても当初の段階から客観性を入れないととんでもないポカミスが発生しますから、こんな時には謙虚になって、確認と意見を求めなければなりません。

昔は自分が創ったものを指摘されたり修正されたりするのは、癇に障ることもありましたが、現在ではこの仕事にとって当然の事なのだと良く判ります。

スタッフもいつの間にか石油流通システムに関するベテランに力強く育っています。

この作業は本当に体力と知力がいる作業です。
体力は自信ありますが、知力はチョッと言ったところですから「脳みそが溶けてしまいそう」です。

自分一人の作業では頭がハマってしまいループ状態になるので、休みながら見直しながらの時間がかかる作業となっています。

外からは虫の音が聞こえてきます。こんなところにも秋の虫が鳴いています。

一区切りついたら、久しぶりに近くの居酒屋で一杯飲みたい気分です。
こんな作業の時には、タバコの量が増えて食欲がなくなります。
腰痛も癒えてきたので週末のゴルフが楽しみです。

社内業務改善は国の行政改革みたいなものですね

2007年09月27日 10時03分39秒 | Weblog
昨日は某商社での石油部門ソリューション構築。

石油流通ビジネス全体での業態は本当に多様です。
SSオペレーションはPOSを中心とするほとんど画一的な機能ですが、石油流通の上流システムは企業ごとの習慣や癖もあり細かいところまで手を入れます。

現在は数社の立ち上げ作業を同時進行中なので、それぞれの企業の業態や規模に応じての考え方の違いも理解できます。

大手企業の担当者はほとんど業務継承で一連作業引き継いでいますから、何の疑問や課題も持たずに「流れ」として行っている業務でも、いざ、システム構築となると日常業務や企業としての考え方の根底、無駄な作業なども改めて見直すことになります。

その事を痛切に感じても、組織が大きくてベテランが仕事を囲い込んでいるとなかなか改善を指摘するのが難しい事もあるようです。

判ってはいても、指摘出来ない事や明らかに無駄となってしまう作業もある訳ですが、結果としてその業務を担当者から取り上げるような事になってしまったりする事にもなります。

企業がシステムを構築する目的は作業効率を向上させ、省力化も実現したいわけですが、担当部署などからはレアケースを提示したり、無理な要求をしたりなど必死の職務領域確保のための抵抗もあります。

まるで、政府の行政改革と抵抗勢力のような状態になってしまいます。
社内の業務改善は国家の行政改革と同じようなものだと感じています。

企業は組織が大きくなったり、ベテランスタッフの比率が高くなるほど柔軟性に欠けてきます。業務に対する思考や視点も固定化されて既成概念から離れにくくなる訳です。システム構築などの際には若手スタッフの積極的な姿勢と抵抗勢力の対立が発生しやすいのですが、幸い今回はスタッフが頑張っていますので、うまくいきそうです。

いろいろな企業のシステム構築に立ち会っていますが、業績の良い企業ほど短時間で意思統一をはかることも可能です。この辺が企業としての力なのかなとも感じています。

今年は、何社かの上場企業や著名な企業のシステム構築を行いました。
私もよい勉強をさせて頂いています。反省しながら、勉強しています。

常に、改善意識とこれから現場で活躍する若手の意見を取り入れる姿勢が大切ですね。

収益圧縮と減販のダブルパンチ

2007年09月27日 09時36分08秒 | Weblog
価格高騰と減販傾向の定着。

消費者の財布は締まり、油外収益向上も見込めない状況が顕著になってきます。

9月末は8月分商品代金決済。

さらに、10月からの価格動向も気になります。

まさに、正念場です。

場当たり的な視点での軽々しい業転市況情報に振り回され、販売価格設定の見通しを見誤り早まっての先行値下げ、そして、仕切りの逆行。
リッターあたりの収益圧縮と販売数量減少のダブルパンチがボディーブローのように効いてきます。

SS経営者としての「先を見る目」と能力格差がでてきます。
こんな時には、有効情報の先行取得の環境整備がポイントです。落ち着いて自分の身の周りを見直して見ることも大切ですね。

自分の仕事を器の外から眺めるような視点が求められています。

今年の需給環境は予断を許せない状況です。
ピンチとなるのか、チャンスとするか、経営者の能力で大きく変わります。
とにかく、石油ビジネスは冬場が勝負です。

冬場の収益で年次収益が構成され決算が決まります。
冬場は灯油が主役です。