ゆきんこブログ

月刊ガソリンスタンド誌
『変化と試練が、人と企業を強くする』
連載中!

デバッグ作業

2007年09月20日 10時56分33秒 | Weblog
完成したソフトウェアの操作性の不具合などを確認する作業を「デバッグ」といいます。これはかなり根気のいるきつい作業です。

当然、開発の前提となるコンセプトが理解できていなければ、部分的な仕様チェックもできません。ですからプログラマーだけでは「バグ」なのか「仕様」なのかという事が判りませんし問題にもなります。

SEとしては現場での実務運用に照らして制作指示を出したつもりでも、企業担当者の習慣などでイレギュラーな形を要求されるケースもある訳です。
導入する企業が使いやすくする事はもちろん大切なのですが、担当者の「癖」や「慣れ」などを取り入れ過ぎて変則的な変更をしてしまうと失敗する場合が多いので要注意です。

いかに業務に精通していても、「自分流」ではだめですね、やはり平準化して誰でも簡単に判り易く使用できるように工夫する事がポイントです。

はっきり言えば、その点がSEのキャリアとプログラマーの腕の見せ所ということ。やはり全員が同じ視点でものを見るよりも、最終的には元のコンセプトに立ち返り冷静にしかも客観的な観点で最終チェックをする必要があります。

特に、基幹統合系システムでは後々のアドオン開発(追加カスタマイズ)なども想定しておく必要がある訳ですね、

今日は、完成したアドオンプログラムの検証作業中。

開発フローを書いたり、販売企画を立てたり、営業したり、デバッグしたり、忙しい仕事です。体がいくつあっても足りません。

それでも、疲れると頭を休めてブログを書く気力が残っています。
タフなオヤジなのです。

石油ビジネスの電子商取引

2007年09月20日 10時29分44秒 | Weblog
石油EDI(電子商取引)システムの開発依頼がありまして、現在「ペトロマスター」のアドオン開発に着手しています。

開発の主眼としては直売部門の省力化を目指していますが、なんといっても正確でスピーディーな業務処理が実現できます。WEB対応ですから現在の元売り発注システムを一般消費者が誰でも使用できるよう、より簡略化したものにする必要があります。

石油流通専用ソリューションですから、海上取引などの非常に特殊な機能も搭載しています。例えば、オイルフェンス設置経費や為替対応なども含みます。
現在、某商社系システム構築を行っていますが、企業ごとの業態や既存業務の流れなどにそれぞれ「癖」がありますから無駄な業務は平準化してなるべく簡略化する事がポイントです。

基幹統合系システムでは各部門ごとにエクセルなどで集計整理されていた部門別などのデータを一つのデータベースに統合することができますから、業務内容を精査するとかなり業務の無駄を省くことができます。

特に商品が多様な工業用潤滑油などの、品番別在庫管理などには最適です。
過去の納入荷姿や単価なども記憶していますから価格設定を参照しながらの確認作業だけで売上作業が完了します。

お客様からのオーダーに関してもオーダー内容に対して「確認サンキューメール」
を発信しますからミスは発生しません。

多くの流通業界で行われているEDI(電子商取引)が石油業界のリテール部門でも活用される時代になってきました。