末端転嫁のタイミング

本日ＮＨＫの全国版ニュースで「ガソリン値上げ」の報道をしています。
メディアが値上げに協調報道できるようになったことは石油業界にとっては追い風です。なにしろ昔は石油の値上げは「諸悪の根源」なんていわれ、社会悪のような扱いを受けていたこともあるのですから。

残念ながら不況業種といわれる石油業界はこんな時を大切にしたいものです。まして、今年の灯油需給はこのままいけばタイトになる筈で、業界にとって久しぶりに大きなボーナスが出る気配もします。

ホームセンター系業者も仕入調達に苦労するはずです。
日本中のバカ値の情報に吊られるようなことのないよう、ポリシーをもって自主的な価格戦略を組みましょう。
スタートの「走り値」は慎重に・・・

頭脳も「削除」機能を活用しましょう

仕事やスケジュールが忙しくなるとコンピューター同様に人間の頭脳の「記憶容量」も一杯になってしまうようです。

必要なデータや経験は「保存」して、過去の不要な経験や嫌な思い出は「ゴミ箱」に捨てる事を心がけましょう。

団塊の世代は最近、どうも歳をとって「昔の話」が多くなり若い人にも嫌われる傾向があります。私達だって昔は年寄りの自慢話を聞かされては退屈したものです。
良く考えれば、親父の話で何度聞いても面白かったのは戦時中の南の島や満州での軍隊経験ぐらいでした。

有効な情報を保存して、不要な記憶や思い出は削除する事でメモリの空きを作らなければ、頭脳のレスポンス速度も落ちてしまいます。

まだまだ、私にも次のビジネスステージが待っています。
使われていない、頭のコンテンツを削除してボチボチ最新版に入れ替えましょう。

仕事内容が自然に人を育てています。

人材育成は企業にとって最大の課題ですが、今迄必死で育ててきたＡ君が気付かないうちに力強く育って来たようです。

何度も挫折しそうになりながらも、今では本当に仕事が合っているように見えます。ようやく努力が実る時期なのです。やはり、仕事が人に合うという事は大切です。

業務に特化した専用ソリューションですから、特殊な知識や専門用語などをの関連知識の習得などにも時間が掛かりますがようやく、専門家らしくなってきた。

キャリアを重ねる事で石油ビジネスの色々な業態パターンなども素早く理解できるようです。なんだかんだで２０年。当然といえば当然なのですが、プロフェッショナルとしての力強さが見えてきました。

今年も灯油シーズンを前に全国のユーザー様からネットワーク増設やバージョンアップの御要望が寄せられ、スタッフ全員が大忙しです。

Ｓ君も中部エリアのユーザー様のサーバートラブルに一人で緊急対応のため急遽泊まりでの出張です。

毎日積み重ねる仕事のキャリアが自然に人を育てています。

みんな、好きな仕事ですから、忙しくても、苦しくても必死で取り組む姿勢に力強さを感じます。

こんなに難しい業種でも、若い人材がプロとして育ち、自信を持って前向きに仕事をしている姿を見るのは本当に嬉しいものです。

来週にはまた、可能性のある人材が加わります。期待しています。