もう七月ですね、当たり前ですが、今年も半年が過ぎたということ。
全力疾走しているので時の流れが早く感じられるこの頃です。
最近思うのですが、我々のビジネスでは社員数なんてあまり関係ないものです。
変化の激しい業種ですから、自由自在に考えながら開発したり、営業したり、
まさに『朝令暮改』のビジネスだと感じます。
夜が明けて、朝が来て、日が暮れる。
今日一日。自分が何をしたのか想い出せないようなマンネリズムの中で生きていると時の流れは遅く永く感じられるはずです。
しかし、夢中で熱く仕事をしていると、「時間」が足りません。
少ない人数でコーヒーを飲みながら朝のミーティングをして、打ち合わせ。
しかし、夕方になると、またまた新しい案件や課題が発生したりして、社員と顔を見合わせては笑ってしまいます。
この仕事をやってきて、開発業務は常に続く大変な作業ですが、それでも楽しいものです。
一番大変な作業は、「案件開発」でした。
ビジネスニーズを先取りするということは、追いかけるのではなくて、「先取り」するということなのだとつくづく思います。
人のやらないことを手掛けて、普及させて、営業して販売して、その後お金が入ってくるわけですから時間が掛ります。
常に貧乏神と追いかけっこしているようなビジネスです。
汗も涙も労力も、すべて「先出し」のビジネスロードです。
時々、自分が馬鹿らしくなることもありますが、それでも「馬鹿一直線」で突き進む。
こんなことを続けていると、その根性にやがて貧乏神も追いかけるのを諦めるはずです。
そんな苦労やリスクを冒さないで要領よく生きることが「頭がよい」と考えるような人間にはこんなビジネスはできません。
恥をかくことを恐れ、自分は頭がよいと思い込んでいる人間にもこんなビジネスはできないはずです。
能力のない人間には、本当の自分の本質と自分の才能をさらけ出すことができません。
まさに、自分と向き合う体力勝負の頭脳格闘技のような仕事です。
仕事なんてものは、そんなものです。
アントニオ猪木もいいこと云ってます。
馬鹿になれ とことん馬鹿になれ 恥をかけ とことん恥をかけ
かいてかいて恥かいて 裸になったら見えてくる 本当の自分が見えてくる
本当の自分も笑ってた それくらい 馬鹿になれ