ゆきんこブログ

月刊ガソリンスタンド誌
『変化と試練が、人と企業を強くする』
連載中!

ブログと掲示板

2010年02月16日 05時50分48秒 | Weblog
昨日は当ブログのアクセス数が最高を記録しました。
理由はよく判りません。

石油ビジネスの話題が中心のブログですから、
一般の方には理解できないことも多いかと思いますが、どうなのでしょう・・

ブログはいうなれば「公開日記」のような感じで、基本的には書いている人間も多くの場合特定されている事が多いわけです。

一方、掲示板の書き込みは「匿名」が多いわけですから、ある意味で責任が感じられないケースが多いようです。

私のブログは「BOSSがゆく!」という題名で開設以来8年の期間が経過しました。
当初のコンセプトは、退屈さに任せた「日記」の感じでしたが、
徐々に変化して現在の「ゆきんこブログ」となっています。
今では、一冊の本を越えるほどのボリュームともなってきました。

いつまで続けられるのか・?

現在では仕事を通じてアクセスしている方が増えているようです。
月刊ガソリンスタンド誌などにも原稿を書いていますから、間接的には相当な数の石油業界の方と接しているわけです。

それでも、相手が見えないという事は何か不気味ですね
時々、仕事で業界の方と面談して「ブログを読んでますよ・」などと言われた際にはすでに相手は自分の事をよく知り尽くしていると感じて焦る事もあります。

これだけ毎日書いていてよくもネタ切れにならないものです。
今朝も朝早くから仕事をしながら、こうしてブログを書いています。

最近の私のライフスタイルは「早寝早起き」の極めて健全な生活なのです。
昨晩は9時に就寝し、今朝は4時に起きだして本を読んだり、ブログを書いたりしています。
すでに典型的な高齢者のライフスタイルですね。

それでも、八時半には出社して六時まで仕事をしているわけです。
出張が多いわけですが、旅先でも早く寝てしまいます。

昔は、夜遊びばかりで毎日が睡眠不足の人間でしたが、
普通の方が一生遊びまわる夜遊びの時間を既に消化してしまったようです。

仕事のおかげで全国津々浦々を旅して、美味いモノも食べ尽くしたような気がします。

これから、何をしようか・・・、色々考えていますが、
まあ、とりあえずは現在の仕事をなんとかしなくてはなりません。

いつまで続く人生旅日記。

昭和シェル石油が精製能力を大幅に減らすというNHKニュースが流れています。
エコカーによる普及でガソリンの売り上げが減少する事を見越してのことらしい、
JXも統合後、精製能力を20%削減するとの事。

全ての元売りによる「系列再強化策」が進みそうです。

減産とエリア戦略、日本の石油業界はいよいよ激変の予感ですね。

問われる、情報の「質」

2010年02月15日 16時08分13秒 | Weblog
情報の取得力と「質」が問われる時代です。

最近は情報取得の方法についてはインターネットなどもありますから大変便利になったわけですが、
「質」という見地で見ると冷静な目が必要だと感じています。
間違った情報もあるし、偏り過ぎた見解もあるように感じます。

石油流通ビジネスといっても、その立場や業態は本当に広いわけです。
自分が本当に必要な情報を取得するためには、
常に自らに冷静な「眼力」が求められていると言わざるを得ません。

知識を広く持つことは絶対に有利なのですが、
自分の経営規模、業態や立場などもあるでしょう。

石油業界は難しいですね。
業態や経営規模に大きな格差が存在していますし、
系列、独立系などでも「視点」が大幅に変わります。
ですから、同じ課題でも立場により全く逆の見解の場合も多いわけです。
「売り方」と「買い方」では当然立場が全く逆になります。

これだけ倒産や淘汰、廃業が増加している石油業界です。
前金やCODによる決済に全て対応できる業者ばかりではないのが厳しい現実です。
「系列内格差」などについても、支払い遅延、与信限度額オーバーなども多発し
特約店、販売店の経営状況にも格差が拡大している現下の状況ですから、
ある意味、肯定せざるを得ない部分もあると言わざるを得ない状況です。

元売り再編による影響を批判しても論じて見ても、どうなるものでもありません。

「元売」でさえ時代に合わせて必死に生き残りを掛けた統廃合を行うわけです。
元売りが赤字でも、黒字でもリテール業者としては関係ないと割り切って
まずは自らの足元を見つめながら自らの立場で生存を賭けた生き方を模索するべきです。

経営者であれば誰だって経営内容の充実に鋭意努力しているはずなのですから。

テレビを観て

2010年02月15日 08時45分49秒 | Weblog
オリンピックが始まって、テレビが面白い。
腰痛気味で家にいても退屈しません。

日曜日は政治番組も多くて、久しぶりに民主党の「マニュフェスト」に対する批判なども聞いていました。

別に自民党の肩を持つつもりもありませんが、確かに、「公約破り」ですね。
農家に対する助成金も今回から申し込み窓口も今回から全農や各地農協を経由した申し込みでは無くなるらしい。
参議院選に向けての民主党の選挙対策は凄いです。

色々な業界が自民党に陳情していたわけですが、陳情窓口が変わって其々大変なようです。


土日の二日間ゆっくりと体を休めて、さあ今週も頑張りましょう!

出社して新聞を眺めてからさっそく営業会議です。

春近し、でもその前に販売企画でやる事がたくさんあり過ぎて大変です。

オリンピック選手の元気を見たので、モチベーションが上がっています。

三寒四温

2010年02月12日 05時07分19秒 | Weblog
春まだ浅きこの季節。体調管理に努めましょう。
私も古傷の腰痛が傷むのでここしばらくは慎重です。
年をとると体のあちこちに無理がきますね。

若い頃は、空ドラム缶を差し上げて車のボディーに放り投げるくらい元気がありました。
田舎では昔から灯油は「ドラム売り」でした。
490㍑だけのミニローリーの配達ではとても間に合わなくて、
ドラム缶での配達でしたから大変でした。

2㌧車に灯油を詰めたドラムを15本くらい満載に積んで、
古タイヤを敷いてその上にドカンと車のボディーから落として、ゴロゴロと転がして配達していたものです。

坂があったりすると、まるで「馬糞ムシ」のようにドラム缶を転がしながら押し上げていたのですが本当に大変でした。
配達先でのそんな仕事ぶりを好きな可愛い「あの娘」に見られて恥ずかしかった事もありました。
それでも、彼女が入れてくれたインスタントコーヒーを一緒に庭先で飲みながら、心まで温まったこともあったっけ。

当時は納品書の横には「容器勘定」を記入するところがあって、
ガスの容器勘定のように「貸しドラム」管理までしていました。
ドラム缶が貴重な時代だったのです。

ある時期から、元売りにドラム缶の買い取りを求められて大変な時期もありましたね。

「あの頃」のガソリン屋の社員は根性がありました。
それでも、灯油のドラム配達だけは大変でした。

当時は「100㌔スタンド」と言って、ガソリンが100㌔売れたら優秀と言われた時代です。
あの頃、灯油を200㌔/月以上売りました。
現在でもそうですが、ガソリンよりも灯油のほうが断然儲かりました。
何しろ田舎の事で、ストーブにあたりながらお客を待っていたのでは埒があきませんから、
ドラム缶の灯油を積んで、「灯油入りませんか?」なんて売って歩いたこともありました。

そんなキャリアが「雪ん子」誕生の原点となって現在があります。
そんな自分が今ではシステム屋。

どんなビジネスでも創業期の苦労はあるものです。

それにしても、最近の二世は軟弱な方が多くなってきました。
「儲からない・・」と嘆いていても、自分で考え、行動する気概が薄くなっています。
意思決定能力も欠落していて優柔不断な方が多く「草食系」なんて言葉もあるようです。

ガソリン屋はバリバリの「肉食系」でなければいけません。
スピーディーに考えてバリバリ稼ぎましょう!

先日も、先代が苦労して立ち上げた企業の「若旦那」と話をしていて、
そのお気楽さにびっくりしました。

社長の携帯電話にまで灯油配送の依頼が殺到しているのに、意欲が感じられない。
一体、まじめに商売しようという気があるのか、
石油ビジネスにおける淘汰の根本的な要因はそもそも人的課題のようにも感じられました。

年はとっても仕事に前向きな先代と、「お気楽」な後継者を見ていてつくづく感じました。
「仕事が嫌い」という事と「慎重」という事は全く別物ですね。

製品管理の課題

2010年02月10日 04時54分40秒 | Weblog
昨日は小春日和のポカポカ陽気でした。もうすぐ春ですね・

実は、私にとって今の季節はギックリ腰に注意です。
ギックリ腰の季節の後は「花粉症」の季節となるので一年で一番辛い季節となります。
涙と鼻水がひどくて昔は杉のないところへ避難したこともあるくらいです。
沖縄は花粉症がないそうですね、沖縄での仕事があれば行きたいですね。
皆さんも注意してください

ところで、トヨタのリコール問題。一気に大騒ぎになっています。
「ブレーキの効き具合の感じ方」は確かにドライバーにとって差があるはずですが、難しい問題です。

しかし、どう考えてもブレーキですから、踏んだら止まらなければ困ります。
昔の車はドラムブレーキで「張り付き」と言いましたか、一気にガクンと効き過ぎて困ったこともあります。
その後ディスクブレーキとなって、ディスクパッドもモータースポーツなどでは「フェロード」とか色々なメーカーのものを使用した経験があります。
確かに、メーカーによって効き具合が微妙に変化したように思いますがモータースポーツなどで使用されたディスクパッドは摩耗が激しくて大変でした。
今では、四輪ディスクなんて当たり前の時代ですね。

今回のクレームは、ABSのソフトウェアの問題という事ですから、複雑な設定の問題なのかもしれません。
トヨタの対応の遅さが問題となっているようです。今後の推移に注目です。

ところで、ソフトウェアの不具合は「バグ」と言います。
車のブレーキとは違って命の危険はありませんが、バグ対策は大変重要なな作業です。
プログラムを制作するよりも「デバッグ」言われる検証作業のほうが辛いかもしれません。
私も経験がありますが、色々なケースを想定して一つ一つ検証作業を実行するわけです。
自動車でいえば、製品として市場に出す前の「テストドラバー」といったところでしょうか。
この作業だけは現場での実務経験が豊富でないと、優秀な製品を制作することは不可能です。

最近、「雪ん子」のユーザー様から「雪ん子はバグがなくて、完成度が高いからサポート不要では・」という有難いお言葉を頂戴しましたが、
嬉しいのと同時に複雑な気持ちです。
常に最新OS環境への対応や携帯電話からのWEB受注システム機能の追加など、
お客様の要望に沿った機能を追加するためのバージョンアップも常に作業を行っていますから、開発経費も結構掛ります。
さらに、機器的な故障などへの対応もあります。
今回も、ユーザー様のご要望とアイデアを取り入れたバージョンアップ作業に励んでいます。

SSを起点とする、ビジネスアイデアを考えながら

2010年02月09日 10時23分16秒 | Weblog
石油業界に限らず、最近身の回りを見渡すと不景気な話ばかりです。
自動車関連の下請け工場だけでなく流通ビジネスもだいぶ様変わりしてきました。

高崎には問屋団地と呼ばれる古くからの大きな問屋街がありますが、
閉鎖してシャッターを下ろしている企業が増えています。

特定業種だけでなく、ほとんどの業種が時代の変化の波に押し流されていくようにも見えます。
「産業革命」のような凄い時代なんだと思います。

これからの時代、企業のかじ取りが難しいですね。

健全な形で安定した利益をあげられるビジネスを探すこと自体が大変な時代です。

居酒屋を経営しながら老人ホームを経営して、さらに農業法人を営む「ワタミグループ」の社長さん。
本当によく考えたものだと頭が下がります。

ラブホテルを作って、結婚式場を経営して、さらに出産のための産婦人科病院を作って、
幼稚園を経営して、次に学習塾と予備校を作って、あとは、斎場でも作って、それから仏具屋と石屋を経営して墓石でも売れば、
「ゆりかごから墓場まで」というわけですが、 なかなかそんなわけにもいきません。
その前に自分の墓石でも用意することにもなりかねません。

最近、テレビでは「お葬式」の会社の宣伝が頻繁に流れる時代です。
葬式のテレビコマーシャルなんて・・・
人間という動物は面白いものだとつくづく感心してしまいます。
首都圏で流れている
左とん平さんが、小料理屋の女将さんとやり取りする、葬儀屋さんのコマーシャル。
団塊の世代の侘しさを感じさせます。

なんだか、寂しい話題になってしまった本日のブログですが、
高齢化社会になって、ビジネス環境も変化しているわけですから、
石油ビジネスもあらためて考え直さなくてはなりません。

東北、北陸では豪雪のようです。
老人が増えて「灯油」を買いに行けないという報道も聞こえてきます。
灯油配送頑張ってください。

スーパーマーケットと提携して「お買物代行サービス」なんてどうでしょう。
お年寄りでも可能な携帯電話からの「雪ん子」を駆使した「WEB注文システム」の可能性についても、真剣に考えています。

SSビジネスを起点として「次の時代」を見据えながら、
時代の変化のニーズを拾い上げてみたいものです。

今日から、軽油税対策を中心とするDM作成と発送準備にかかります。

特約店における、油種別 「数量枠管理」の必要性

2010年02月08日 15時37分27秒 | Weblog
玉がタイトになると、複数仕入を前提としての「油種別数量枠管理」が大切なポイントとなります。

直売部門の担当者別や販売店別に「油種別数量枠管理」をリアルタイムに実行することは、
複雑な「仕切り体系」を前提として今後の経営展開にも大きな影響を及ぼします。

「数量枠管理」はあくまでも「数量ベース」
「与信限度額管理」は「金額ベース」の管理 だという事をお忘れなく。

さらに、「担当者別・油種別・数量枠管理」なども同時に行う必要があります。

「与信限度額」は当然市況の流れで、伸縮しますからリアルタイムな管理が必要です。

軽油取引では、手書きによる「課税済証明」の発行管理には要注意。
最近、課税済証明書の悪用による脱税行為が急増中です。
軽油税の不正は販売側にも課税されることがありますから注意しましょう。
できれば、大口向けには請求書発行と同時に「課税済証明書」を印刷発行する機能が必要です。

3月の期末には、年間の軽油受払書類の提出が義務付けられていますから、準備しましょう。

特に、本年四月から軽油税申告帳票は「16号様式」に変更となります。
事前に書類確認の必要があります。
不明なことがございましたら「ゆきんこサポートセンター」まで、

「流通経路図」だけは、いかに「D-TAX」が優秀でも自動作成は不可能です。
「課税済軽油」に関する「流通経路図」の作成に関して、
販売店などの直送データについて所定の報告用紙を作成して事前に報告をしていただくことを習慣づけましょう。
一部販売店などでは「なぜ売り先まで報告する義務がある・」と主張する方がいるかもしれませんが、石油ビジネスの基本を知っておいて頂くことが必要です。

既に、ご承知の方には余計なことかもしれませんが、
老婆心ながら、一応のアドバイスです。

不明なことがございましたら、お気軽に問い合わせください。

システム導入から見えてくる「勝ち組」と「負け組」のパターン

2010年02月08日 09時14分20秒 | Weblog
経営規模にもよりますが
SSからのPOSデータで請求書を作成する「勘定系データ処理」だけに依存している企業と統合的な流通管理体制まで完備している企業では、大きな経営格差が発生しています。

其々の企業にとって本当に必要となる情報データはどんなものなのか、
改めて再チェックする必要があると思われます。

特に、油種別の「仕入れ平均単価」のリアルタイム管理などについては、
複数仕入先を前提としてリアルタイムな管理がポイントとなっています。
SS運営軒数が少なければ、エクセルなどの簡単な演算で済みますが、
この時代ですから、全社的な仕入単価の把握はリアルタイムでなくてはなりません。

特に、期間を特定しての「仕入単価予測」なども必要ですね。

実は、石油流通企業といっても
SS運営だけに限定されている業者と、「直売部門」や「灯油配送」部門などを保有する一定規模の特約店レベル以上では全く別の業態だともいえるのが現在の石油ビジネス。
「勝ち組」はそれなりの管理体制をもっているケースが多いのが石油業界の実態です。


「雪ん子ver.9」

2010年02月06日 05時55分24秒 | Weblog
来季に向けて、「雪ん子」のバージョンアップ作業が開始されています。
本年8月頃までに完成予定ですが、内容については後日発表させていただきます。

概要としては、
「顧客管理データベース」としての活用を前提に機能強化をはかります。
灯油配送を起点とする新たなビジネスフォームの可能性についても考慮し
「次の時代」を見据え、新たな視点で活用促進のための機能を強化します。
現在ユーザー様のご要望を取りまとめているところです。

機能を追加しますと、運用上の課題も多様で操作複雑化することになりますから、
ユーザー様の運用レベルに合わせたバージョン機能についても検討する必要がありそうです。
機能選択もできるようにすることも考慮する予定。

サポート契約に基づき、全てのユーザー様について無料バージョンアップを実行させていただきます。
今回のキャンペーンでの導入ユーザー様につきましては、
新バージョン完成次第「Ver.9」にアップデートを掛けさせていただきます。

新たな石油流通ビジネスの未来を見据えた「雪ん子」にご注目ください。

「お客様の喜びが、我が喜び」
今年、「ゆきんこサポートセンター」からの新たな提案が開始されます。

昼寝の季節

2010年02月05日 16時30分17秒 | Weblog
私が現在住む高崎は、その昔は「京浜のゴミ捨て場」と呼ばれた業転のメッカでした。
従ってガソリン市況は全国一の過激な競争に晒され、弱小業者の仕切り価格よりも安い看板が上がっていたものです。

腹が立って、元売の県坦に文句を言っても対応してもらえず、
喧嘩したり、勝手払いをしたり、飲ませたり、ゴルフに誘ったり、「特価対応」を頂くために苦労しました。

親父の時代には、県坦ともなれば、田舎へ運転手つきの車できたこともありました。
夏などは父と裏の川で「アユ釣り」していた人さえいたものです。
古き良き時代でした。

昭和35年頃でしょうか、確かにあの頃「ガソリンスタンド」は儲かったようです。

その頃は田舎町に住んでいましたので販売競争はなくて
新たにSSを開業する人は父の所に挨拶に来たものでした。
「まあ組合の協定を守って、頑張ってください・・」なんて平気で言えた時代です。
「判りました、組合の協定を乱すことなく皆さんと仲良く商売させていただきます」
まるで、いまの「相撲協会」の理事会のような事でした。

今なら、大変ですよね。

段々と時代が変わり、今度の担当者はダメだ!
なんて言い出したのがしばらく後ですね、
全国に先駆けて無印ガソリンスタンドが高崎にできて、大騒ぎでした。
古い方ならご存知でしょう、確か「関越石油」とか言いましたね、
毎日石油業界紙を賑わしていたものです。

当時「ツバメ会」という会がありました。
新年会の宴席で某社の社長が「赤字のツバメが左前に飛んでいかぁ~~、」
なんて関東支店長に冗談を言って取っ組み合いの大ゲンカになったこともありました。
そうです、今は亡き「丸善石油」です。

小川ローザが尻をまくって「オ~~猛烈!!」なんて覚えていらっしゃるでしょう。
スタンドの小川ローザの幕が盗まれて、街の入り口の樹に引っ掛けて風になびいていました。
父は宣伝になると喜んでいましたが、
警察の署長が「社長、あれは目につき過ぎて交通事故になるから、是非ともはずしてもらいたい」とお願いに来たものでした。
父は当時交通協会の会長をしていて、そのまま署長と二人で隣町の「ジプシー」というキャバレーへ出掛けて行きました。

何のことはない、夕方来ればいつでも「ノミニケ-ション」

そして第二次オイルショック後は大変でした、あれは昭和54年頃でしょう。
急に儲からなくなりました。

そして、現在自分が「ガソリン屋」から離れてみると、ずいぶん市況の構図が変わったものです。

現在高崎は、一部を除いて128円が主流の看板です。
元売販社と大手広域ディーラーばかりで、あの地域上げての過激な安売り競争は見えません。
東毛といわれる東部地区で市況が乱れているだけのようです。

これから、淘汰が進むと生き残った業者は良い思いができるのでしょうか・・・?

昨夜、徹夜で頑張って、午後に昼寝の時間を頂きました。
まさに、昼間見た「夢」。

黒沢明の映画「夢」のような一瞬を思い出します。