ゆきんこブログ

月刊ガソリンスタンド誌
『変化と試練が、人と企業を強くする』
連載中!

欠陥車問題に思う

2010年02月05日 05時06分00秒 | Weblog
だいぶ前の話ですが、アメリカでラルフネーダーという方が自動車会社の欠陥車問題とその対応を取り上げ大騒ぎになったことがあります。

あれ以来米国の自動車会社の斜陽化が始まったように記憶しています。
クライスラーやGMなどが問題になり、そのことがきっかけとなり、
米国に向けた日本車に対する信頼性が増して輸出が急増し、
日本の自動車産業は経済成長の起爆剤となったわけです。

「トヨタ銀行」とも呼ばれ絶対的優位を誇っていた企業で発生した今回のリコール問題。
世界一ともいわれる企業もこれがきっかけとなって米国の自動車業界のように斜陽化が始まるのか推移が気になるところです。

昨日の日経にはホンダの大幅収益向上とトヨタの欠陥車問題の記事が並んで掲載されていました。

時代背景としてとらえるべき問題ではないとは思いますし、
リコール問題と政治を一緒にするなと叱られそうですが、
米軍基地問題などで迷走する日本の政治に対する米国の不満なのか・・
などと勘ぐってしまいそうな信じられない事態です。

それにしても、プリウスのブレーキ問題はABSに原因があるようですが、
ブレーキの効き具合にトヨタと消費者の感じ方に差がある旨のトヨタの発表。
今迄とは異なる推移のようにも感じます。

一方では
民主党の小沢氏、鳩山氏の政治資金問題。迷走する米軍基地問題。
日本の政治は腐っています。

特に、小沢幹事長の不起訴と幹事長の続投について国民がどのように感じているのか、
憤りを感じているのは私だけではなはずです。

石油流通ビジネスに関する、直近の課題と対応

2010年02月04日 04時38分58秒 | Weblog
本年4月1日から実施される、普通税移行に伴う軽油税申告の帳票変更のタイムリミットが迫ってきました。

43号、35号様式から新たに「16号様式」と呼ばれる申告帳票に変更となります。
特別徴収義務者にとっては慣れるまで当面煩わしい対応を迫られる事になります。
軽油の流通量が多い特約店(特徴業者)では担当者が対応準備に追われています。

軽油税に関しては、帳票作成作業がベテラン担当者に専任化されているケースも多いため、
季節柄、退職や転勤などによる混乱も予想されますから対応をお忘れなく。

政治と金の話題による政治的混乱が続いても行政スケジュールは淡々とタイムリミットを迎えます。

SSの勘定系システムとは違い、特約店が使用する本格的な「石油直売システム」には還付金の管理まで織り込まれています。
軽油税の納税還付金に関しては流通段階において、すでに収益計画に織り込まれていわけですからあらかじめの準備が大切です。

『仕切り体系』に関しても冷静な対応が必要です。
前提として「仕切り体系」は元売りから特約店への卸売り段階での仕切りメカニズムですから、現実的には「仕入平均単価管理」に注意です。

「届け・倉取り・施設渡し」などの流通区分や、「週決め、日決め」などの期間条件、
「仕入数量によって仕入単価が変動するボリュームインセンティブ」、さらには「出荷施設」ごとに単価が変わることもあるでしょう、
ローリー運賃が季節で変動するケースも増えています。

特約店でも複数仕入先からの仕入れ調達は普通の時代です。
「課税済み軽油」の仕入れに関する「流通経路図」の作成管理についても要注意です。

ほとんどの特約店企業であれば、既に理解できるはずですが「仕切り体系」に関しては、
各元売りによる見直しもあるようですから、原則的な課題から改めて見直す必要がありそうです。
現状特約店では、「仕入平均単価」の把握などが複雑すぎるという意見が増えているようです。
今後の動きに注目です。

訳のわからないマクロ的な話題などに振り回されることのないように注意しましょう。

販売店(サブ店)は特約店からの仕切り価格であり、流通玉(業転)は「相場」であるという事を前提にした自社の「仕入平均単価管理」がポイントです。

特約店レベルの石油流通ビジネスでは「プロ用」のツールが存在します。
軽油税対応には「D-TAX」
石油流通管理には「ペトロマスター」

是非、一度ご覧ください。

春は近い

2010年02月03日 14時11分41秒 | Weblog
関東平野でも今シーズンようやく初雪が降りました。
それでも本日は快晴で雪は全て消えました。

寝ていて、夜中に喉がヒリヒリするような乾燥が続いていたのですがようやく熟睡できそうです。

大雪が降る地方の方も大変でしょうが、空っ風で渇き切り、冷え込むのもこれまた困ったものなのです。

それでも灯油は動き出しています。
以前住んでいたマンションはJOTのオイルターミナルの近くでしたから、
出荷商況は窓から毎日確認できて便利でした。

入荷も線路に貨車ローリーか並んで、油種まで確認てきたのでリサーチには最高の条件でした。

季節は立春。
もう春はすぐそこまで来ているような、小春日和の本日です。

ビジネスと人的課題

2010年02月03日 06時13分00秒 | Weblog
石油流通ビジネスだけに限りませんが・・・・

この不景気の中、どんな企業でも業務管理コスト削減が至上命令となっています。
業務のシステム化により社内管理業務の省力化が進行するに伴い
社員の人的資質と業務スキルも問われる時代になっています。

業績が低迷していますから、「生き残り」が優先の時代です。
大企業でさえ定期昇給が思うに任せない状況ですから社員のモチベーションも上がりませんが、
逆に、こんな時代だからこそと時代背景を認識して頑張る社員もいるわけです。

ほとんどの企業では人員削減によってさらに個人に対する業務負担も増えているのが現実です。
社員にとって、また経営者にとっても頭の痛い問題となっています。

こんな時代になると、社員の意識や資質による課題が浮き彫りになってくるようです。

業務スキルは満たしていても何事にもネガティブな社員にとっては、不平不満も増えてきます。
業務スキルが低くて職を失うことが怖い社員は、社内でなんとか自分個人の職域を確保するため、一日中ディスク上のパソコンを見つめ無益な時間を過ごします。

業務スキル能力と人格とモチベーションキープの全てを満たす社員が光る時代ですが、
全てを満たす人間は経営者を含めても少ないものです。

企業にとっては業務コスト削減のため改めて業務見直しなども必要な時代です。
社内を見直すと驚くほどの無駄なルーチーン業務存在していたりして、
管理者は青ざめることもあるはずです。

管理者と無能な社員に馴れ合いがあれば、改善は進みません。

IT化が進むと、業務スキルに追いつけない職歴の長い高齢者なども増えています。

SS店頭でも、営業部門でも、管理部門でも当然抱えている課題です。

こんな時代ですから、企業再生のためには新たな創業時のようなモチベーションと意識が必要な時代です。

「第二創業期」・・・
まさに、日本経済も再生を賭けた新たな時代に突入しているような気がしています。

経営者としては「人・モノ・金」の全てが足りない創業時のあの時を思い出して頑張りましょう。

私も、皆さんと一緒に頑張ります。

「ゆきんこセミナー」開講予定です。

2010年02月01日 13時39分17秒 | Weblog
石油ビジネスは昔から「仕切り」の下げのタイミングで儲かるケースが多いようです。
相場の事ですから系列玉が上がっても、業転仕入が下がるというケースもあるわけです。

現在、流れとして配送灯油は各地の生協価格なども上げているところが多いようですから、
今シーズンに関してはシーズン最後までビッシリと値取りができそうな環境ができそうです。

ここは、ひと踏ん張りして値取りに徹して頑張りましょう!

それには、自信をもった配送サービスがポイントとなります。

今年から、当社では以前からお客様各位からのご要望が高かった
SSを起点とする配送サービスに関する、ビジネスセミナーも開講する予定です。

今迄、多くの皆様からご要望があったわけですが、余裕もありませんでした。
今年こそ、ご期待に添えるよう準備しています。

当社のソリューションをご利用中のお客様向けの「無料セミナー」です。

本年度、新たに追加される機能に関する情報や具体的な販売戦略を是非ご覧ください。

これから「雪ん子」をはじめとする当社ソリューションを導入予定の企業の皆様の参加も受け付けますからお気軽にお申し付けください。

他の、一般的なセミナーとは比較にならない、実践的な内容ですから、必ずお役に立つはずです。

ご期待ください。

期日、その他は追ってご連絡させていただきます。

2月は石油ビジネスが年間で一番低調な年です

2010年02月01日 05時33分14秒 | Weblog
2月はSS店頭ビジネスが年間で一番営業が低調な月です。
一方では灯油販売が生命線となりますから、頑張りましょう。

特に、雪国では、11月以降はスノータイヤ販売や灯油などもありますから
年間の月次収益を分析しても冬場が黒字で、夏場が赤字というケースも多いわけです。

例年、灯油システムはシーズンが終了してからのお問い合わせが多いわけですが、
なぜか今年はシーズン中にもかかわらずお問い合わせが増えています。

そこで、当社では先のご案内のようにハード機器関連会社のご協力をいただきながら、
台数に制限はございますが(5セットのみ)、早期優待販売を行います。

具体的な価格内容に関しましては、担当者まで直接お問い合わせください。
必ずご満足いただけるサービス内容となっております。
期間限定(2月から3月末まで)となっており、「売り切れ御免」です。

このブログを御覧の皆様に対する大サービス、
ハンディPOS、コンピューターをはじめとする関連機器が全てついた価格設定となっています。

この機会に、ぜひ導入をご検討ください。
運用指導まで付いてます。