ゆきんこブログ

月刊ガソリンスタンド誌
『変化と試練が、人と企業を強くする』
連載中!

灯油ビジネス最前線の情報取得

2011年01月17日 11時36分28秒 | Weblog
全国各地で豪雪のようですが、首都圏では今シーズンまだ雪が降りません。
おかしな天気ですね、高崎は気温は冷え込んでいますが、
今日も快晴でカラカラの乾燥です。

先週、北東北、北陸へ出張したスタッフは豪雪に苦しんだようですが
太平洋側と日本海側で天気が全く違うようで異常な気象ですね、

先週私がお伺いした九州の有力企業の「雪ん子」ユーザー様の灯油配送は、
どこでも夜10時まで配達しても終わらないくらいで、大忙し、
当日配送も不可能な大忙しです。

北陸も注文殺到で玉繰りに苦労しています。

SS店頭ビジネスは不振でも灯油配送ビジネスだけは受けに入っています。

本日の一部業界紙に、「定期配送」が減っているような記事が出ていましたが。
一体、どこを見ているのでしょう・・・・、石油メディアなんていい加減ですね
確かに石油ビジネスはマダラ状態ですが、一部業者の話だけで記事を書いても実態は判らないとおもいます。
間違った情報は困ります。

今年の灯油配送ビジネスは、まさに明暗を分けています。
競合してきた販売業者の淘汰減少が激しくて、配送体制が整備されている企業に注文が殺到し集約化されています。

最近の石油業界紙の情報は、
私のように全国の販売業者の方のリアルタイムな課題などに対応している人間から見ると「おかしい・」と思われるような記事も見受けられます。

さて、今週も、灯油販売最前線からの要望でマーケット最前線を巡回してきます。
現場で、見てきた課題を来季にむけてフィードバックすることが、大切です。

「変化」と「試練」の石油ビジネス、そして「次」のステージへ

2011年01月14日 05時24分11秒 | Weblog
最近、灯油配送ビジネスはかなり変化しています。

特に、充実した配送体制を有するSS業者と大手HCや大手商社系ディラーとの間での配送に関する業務提携が活発化しており、この現象は、全国各地で急速に浸透しています。

小規模SS業者などでも、配送体制の機動力を発揮すれば、大手企業とのコラボレ‐トでビジネス拡大のチャンスがでています。

ホームセンターやショッピングセンター併設SSなどでも灯油配送の受注をスタートしており、
SS側では「代行配送サービス」としての業務が新たなビジネスフォームとして確立されつつあるわけです。
ホームセンターやショッピングセンター系の「配送灯油」に関しては、値取りもしっかりとされており、「店頭販売」とは異なる動きとなっています。

今迄、敵対的な関係であった、SS業界の灯油ビジネスとホームセンターなどの店頭販売灯油の融合といった感じです。
ショッピングセンターやホームセンターの「○○カード」などをキーコードとして受注、配送を行っています。

まだ、配送指示書などをFAXなどで送ったりして業務としてはアナログの部分もありますが、
最近ではデータ転送などをシステム化する動きが進行中で、
「雪ん子」もシステム化に寄与しています。

自動車販売やEVに関する環境も大きく変わりそうですね、

ヤマダ電機が「車販売」をスタートするようです。
すでに、家電量販店舗で車に充電するCM場面なども流れているという事です。

先日、関係者とゴルフをしていて、自動車販売に関する話題がでましたが、
「そのうち、パナソニックやソニーが車を作る時代が来るかもしれないね・・・、」
なんて冗談が出ています。

家電量販店の自動車販売スタートや大手ショッピングセンターの「配送灯油」など、
SSビジネスを取り巻く経営環境は大きく変化します。

この事を「ビジネスチャンス」としてポジティブに考えるか、
それとも、悲観的にみるのか、

「変化を嫌う」既存業者にとっては、厳しい経営環境となるはずですが、

私の身の回りのSS経営者の見解は多様です。
「須賀さん、アメンボがタライのなかで競争してきたような、SS業界ですが、私は最近ふっ切れましたよ・」
という先進的な経営者の顔は輝いています。
業務改善や意識改革に否定的な「変化を嫌う」旧泰然とした社員をビシビシ排除して、
新しい感覚の若手を抜擢しながらリエンジニアリングによる企業創世に着手しています。

そういえば、最近では異業種に参入したり、多角化をはかるSS企業が増えています。
私の自宅の高崎には、
先日お伺いした北海道、帯広のSS先進企業が経営する「スポーツジム」がスタートしています。

SS経営者は、「実業家」なのですから、
どんなビジネスでも、可能性のある分野に展開をはかる必要があります。
全国どこでも、ビジネスに合ったマーケットを求めて展開をはかるのは当たり前の事ですね。

SSという既成概念に捉われた「タライ」の中のアメンボのようでは、事業家としての「勝ち組」にはなれません。
競合他社が非採算であっても、自らの工夫と経営努力で採算化をはかる事が伸びる企業の経営者の能力です。

現在、勝ち組として全国に君臨する企業はみんなこうして生き残り、そして「勝ち組」となったのです。
そんな企業のほとんどが「業界の異端児」とか「ゴン太」と云われた時期があります。

これまでの元売を中心とするビジネス情報管理、
系列を離脱した、PB系業者の情報

それだけで石油ビジネスの潮流を感じていたら、遅れてしまいます。
確かに、「タライの中」の情報だけでは、どうにもならない時代なのです。

「変化」と「試練」が人と企業を強くする!

月刊ガソリンスタンド誌、今年の私の原稿テーマです。

ポイントはみずからの経営を足元から見直す事。「ヘッドアップ」は禁物です

2011年01月13日 10時24分38秒 | Weblog
全国各地の有力ディラーで基幹業務の見直しに伴うシステム再構築の動きが出ています。

石油業界はSS運営だけに限定されたビジネスではありません。

特約店では販売店管理から直売部門の管理業務まで社内の業務は多岐にわたっています。
SSを1店舗だけ運営している販売店とは管理コストや業務内容も大幅に異なるわけです。
一定規模を超えた大手と云われるディラーでは、まだまだ業務改善により企業としての収益性を高める事が可能です。

最近では、拡販よりも、「業務改善」による業務コストダウンに着手するディラーが増えています。
それぞれの立場で、身の丈に合ったシステム構築をおこなう事が成功のポイントとなっています。
異業種展開などへの模索も開始されています。

石油ビジネスは総論よりも、自社の経営ポジションや経営規模に合った当面の課題とどのように向き合うか・
これは大切な事ですね、

有力企業と云われる企業の経営者の方の多くは、
現在の経営環境にしっかりと足場を組んだ上での意見や課題も的確に捉えていらっしゃいます。
業界の変化に的確に対応できる柔軟性もあるようです。
しかし、どんな企業にも、変化や改善を嫌う抵抗勢力も存在していまから、
今後は経営者としての企業統治能力(ガバナンス)が問われています。

最近私が面談している企業では業務の多角化をはかるところも増えています。
外食産業、宅配ビジネス、変わったところではスポーツジムなどもありますね
石油ビジネスとは、全く次元が異なる非常にグローバルな思考を持った若手経営者も多くいらっしゃいます。

一方では、
1店舗SSの運営だけでも、WTIなどの原油相場や市況分析などを論ずる経営者もいます。
まるで、評論家のように誰でも知っているような掲示板情報などで時間を無駄に消耗する事もあります。
これが「情報格差」、「経営格差」なのかと痛感することもあります。

現在の自分の経営ポジションで、
絶対に必要とする情報がもっとあると思われるのですが、残念に思う事もあります。

とくに今年から石油業界は大きな「変化」の時期を迎えることになります。
経営者としての視野を広く持って、次の時代に備える事が大切だと感じています。

いかに経営者としての独自性が大切とはいえ、頭の思考までPBとなってしまっては、
全く意味がないと思うわけです。

「ヘッドアップ」していたら、スウィートスポットをはずしてしまいます。
いくら力んでみても、シャンクばかりしていたらスコアになりませんよ。

灯油が石油ビジネスの明暗を分ける時代

2011年01月13日 09時37分43秒 | Weblog
年初から地域有力ディラー様からのオファーが多発しており
北東北、九州など全国各地への出張で業務がスタートしています。

ここ数年、灯油ビジネスに力を入れてきた企業では今年の灯油商戦はかなり活性化されています。
配送サービスに関する体制整備や工夫を凝らした宣伝効果なども大きいようです。
特に、携帯電話のWEB受注体制などによる周辺マーケットを取り込んだ寡占化が効果を発揮しており、
まさに「残存者収益」を享受できる環境となっています。

夜間10時過ぎまで配送しても追い付かないといった嬉しい声まで聞こえてきます。

ガソリン100㌔と配送灯油100㌔の収益格差と資金効率を考えると
まさに、灯油は石油ビジネスの「孝行息子」といったところですね。

一部では豪雪による停電なども発生しており、
オール電化の住宅でも予期しなかった「灯油」設備に頼るところもあるようです。

仮に全国的な消費減少があったとしても、
充実した灯油配送サービスができる販売業者はさらに減少しており、灯油配送の過疎地帯が多発中です。
まだまだ、売上を伸ばす企業が急増しているわけです。

冬場にガッチリ稼いでおきましょう。

まずは、今後予想される店頭のガソリン販売の減販を灯油でカバーしておきましょう。
「灯油配送」を起点とする配送ビジネスそのものの可能性については、
シーズンオフに改めて提案させていただきます。

まずは、行動あるのみ、灯油で消費者を囲い込む事で、「次世代ビジネス」に向けた可能性が拡大します。




高崎の縁起だるまを無料でプレゼントします。

2011年01月07日 15時54分51秒 | Weblog
今日は、終日のディスクワーク。

来週からは、早くも九州、北東北への出張です。
忙しいのは、ありがたい事です。

昨日は、高崎名物「縁起だるまの小林山」のお祭りでした。
25万人くらいの人出があります。
例年は夜中にお参りするのですが、今年は夕方暗くなる前に参拝してきました。

ところで、ダルマさんの眼は右目、左目のどちらから眼入れをするかご存知ですか?
向かって右の眼から「眼入れ」をするのが正確です。

ます゜右目から目入れをして「願かけをします」。
願いがかなったら、左目を入れて、また小林山に収めるわけです。
「どんど焼き」などで、焼いて納めても結構です。

高崎の縁起だるまは選挙などの「必勝祈願」でもよく使われますので、全国各地に出荷されているようです。

「商売繁盛」を祈願して、会社の事務所などに置くと特に御利益があります。

都内の大手企業などでも飾ってありますね、
高崎は、小売流通では全国的な規模の企業が育っているため、特に流通業者の方が縁起をかついでの参拝が多いようです。

今年から、当社システムのユーザー様で、「縁起だるま」をご所望の方には
「商売繁盛」を入魂祈願して、20だけ無料で贈呈させていただきます。

不況の中、霊験あらたかな高崎ダルマが、貴社の商売をサポートしてくれるはずです。

お早めに、ゆきんこサポートセンターまでお申し付けください。

送料のみご負担下さい。

人材不足と雇用の課題は個々の意識改革が必要です

2011年01月07日 08時32分51秒 | Weblog
今年は、「人材確保」がキーとなる。

失業者が増加している昨今、矛盾した話のようですが、
『人材』の課題が浮き彫りになっているようです。

余計な人間は余るほどいるのに、必要な「人材」が不足しているという声が聞こえてきます。

産業構造の変化で製造業は海外へシフトしており、一般労働者は余り気味、

一方、IT部門などの社内業務では、急速な世代交代が進行しており
「適材適所」を進めようにも人材が不足していると嘆く経営者が増えています。

バブル期の人手不足の時代には3Kが嫌われ、労働者が仕事を選べる時代でしたが、
製造業などはすでに海外シフトが進んで、単純な作業は海外工場へ移転してしまった大手企業が多いようで状況は逆転しました。

会社に毎日、体だけ持っていけば給料が安定して貰えて、職域も確保されていた時代は終焉しましたが、
いまだに頭の切り替えが出来ていない社員が存在していることは問題です。

企業による独自の業務改善などで労使関係も変わってきたようです。
責任をもって仕事をする「人材」が求められている時代です。

年末にJALの解雇に反対する労働組合の方が駅の前で街宣車とビラ配りをしていましたが、
街をゆく人たちからは全く無視されていました。
今迄、ハイヤーで自宅まで送迎されていた機長などのエリート意識を持った社員が多いようです。
ディスカウントの航空会社がこれだけ出てくると自分達の仕事がどうなるのか、
会社の方針以前に、時代の潮流を理解するとともに、社員個々の意識改革も必要だと思います。
大変なのはJALだけではないのです。

企業に帰属していても、給料は貰うものではなくて、自分達で稼ぎだすくらいの心意気の社員が欲しいですね。

石油業界の元売、大手特約店、などでも同様の事が云えそうです。

「コンピューター」と「人間」の融合

2011年01月06日 09時58分15秒 | Weblog
昨年度あたりから、大手特約店では基幹システムを見直し再構築する動きが多くなってきました。
当然。軽油税申告業務などの省力化も含めたシステム構築の模索が増えているわけですが、

企業統合などで、元売販社や大手特約店の業務は煩雑化しています。
一方では、社内各部署の業務を統合的に再見直しすることで業務コストの大幅削減も同時に実行されます。

この事により、業容は拡大しても管理コストは減らしていくという事になり、
企業としての体力が大幅に強化されるという事になります。
合併や統合の効果はかなり明確な数字となって結果に結びついています。

業容を縮小する場合でも、基幹業務を統合することで無駄な作業などを見直し、
人件費を削減する動きが出ています。

どちらにしても、人件費のコストを削減する事がポイントとなっているようです。

実際のところ、変化を嫌う、旧泰然とした人材の組織から、
システムを駆使しながら新たな業務オペレーションに改善するだけで、
企業の経営内容を劇的に変える事が出来るわけです。

1店舗運営などの小規模経営ではコストダウンの幅が限られていますが、
経営規模の大きな特約店などはまだまだ、経営改善に工夫の余地が残されているともいえます。

「コンピューター」と「人間」の融合・

石油以外の分野でも
大手企業はリストラによる経費削減で利益が出ているところが増えているようです。
厳しい時代ですが、これが現実です。

仕事のない失業者は溢れているというのに、「人材」は不足しているのが現実です。

人も企業も「勝ち組」と「負け組」の格差が拡大している世の中ですね。

能力のある人材はそれなりに、能力のない人にとっては厳しい時代が到来しています。

皆が、時代の流れから落ちこぼれないように、一生懸命、変化と試練に立ち向かって生きています。


石油ビジネスとクラウド化の波

2011年01月06日 03時44分49秒 | Weblog
今年は石油ビジネスのソリューションでも「クラウド化」の動きが出てきます。

インターネットを利用してデータセンターを活用することで、サーバーなどの設備やメンテナンスも不要となります。

さらに、高機能なソフトウェアをリース契約や設備投資資金も使わずに活用できるようになるわけです。

最新のシステムを導入するにしても、銀行に設備投資資金を申し込んだり、
リース契約するための煩わしい資金調達から解放されれば、
石油ビジネスの資金的負担もだいぶ軽減されることになるはずです。

石油業界での生き残りを賭けた「最終兵器」ともいえる、基幹統合系ERPシステム「ペトロマスターEX」の導入などには最適な環境が整備されつつあるという事です。

当社ではすでに、灯油配送システム「雪ん子」のクラウド版の開発を完了し納入を開始しています。

ご承知の通り、最近はクラウド化に向けて最新の「データセンター」が各地に開設されています。

すでに、元売系の大手計算センターなどでも「データセンター」を開設しており、石油業界システムも一気にクラウドに突入する事が予想されています。

特に、軽油税納税管理システム「D-TAX」、石油流通管理システム「ペトロマスター」や灯油配送システム「雪ん子」などは是非クラウドをご検討ください。

実は、当社では数年前からインターネット回線を利用したドットネットの手法によりクラウドの実務稼働に着手しており、万全な体制で実務検証を重ね、完璧な稼働を実現しています。

本年より、データセンター各社との調整をはかり、データセンターの利用料金等の課題を詰めながら、
本格的にシステムの納入を開始致します。

いよいよ、我々の最終プロジェクトが本格スタートします。
ご期待下さい。

今年も、気合を入れて頑張りましょう!!

2011年01月05日 15時14分54秒 | Weblog
今年の仕事がスタートしました。
本日は、今年の経営方針と営業計画の内容についての打ち合わせを実行。
今年は、さらにアクティブに活動しましょう。

年末に求人を出したら、早速に多数の方から反応があり驚いています。
しかし、40歳代半ばの方が多くて、もう少し若手スタッフが欲しいところです。

今年は例年になく大手からの年越し案件が多いので、年初からスケジュールを組んで計画を組んでいます。
仕事始めの本日、早速に新規案件も発生しており嬉しい限りです。
おかげさまで、よいスタートが切れそうです。

今迄、石油ビジネスのコアな部分の開発と販売を手掛けてきたため、
店頭拡販システムなどと比較してあまり脚光を浴びていなかった我々のソリューションビジネスですが、
ここにきて、社内管理体制や基幹系システムの再構築を進める企業が確実に急増しています。

やはり、石油ビジネスは減販の時代を迎えており、これからは社内合理化や業務省力化に傾注する企業が増えているという事です。

灯油配送システムも全国各地で多発する「SS過疎地帯」などにも広域対応するための構築が開始されており、
今年は、大きな動きが出てきそうです。

今年から、求人は都内を含め広域から人材を集めてみたいと考えています。

気合を入れて!  キックオフ!

今年も頑張ります。





静かな、お正月です。

2011年01月02日 05時38分17秒 | Weblog
豪雪。お見舞い申し上げます。
北陸、山陰地方は豪雪で大変なようですね。

交通面でのアクシデントで流通が遮断されると即時、石油に影響が出ます。
一部では、豪雪で停電まで起きているとか、
電気が止まって、石油がなければ、ライフラインが遮断されて大変なことになりますね。
毎年、この時期になると改めてホームエネルギーに関する課題が発生します、

関東平野は積雪もなく晴天です。
逆に空っ風が吹いています。昨日のニューイヤー駅伝の選手も風で大変だったと思います。
今年も、勝負はゴール直前までもつれる熱戦でしたが、トヨタが劇的な優勝。

今日も天気がよさそうですから、ゴルフの初打ちにでも出掛けましょう。