今日は、晴れていると思いつつ、いろいろ忙しくお月様を見上げる余裕がなく、ふと「そうだ、お月様が出ているはず!」と思い出して外にでると・・・なんと、雲だらけ。青空ひとつもみえず・・・
暗くなると、半月に近づいたお月様だから、見えるようになるかも~と、次に思い出して見たのは夕飯を終えてから。
外に出てみると、少し滲んだような顔の半月でした。

おやおや、半月よりちょっと膨らんでいるくらいのお月様が見えました。
5月3日11:47に実は上弦の月だったんですね。
ちょっと憂いを帯びたお月様に、つぶやきを聞いてもらいました。
「お月様、人間って不思議すぎる。
有害だと書いてある煙草を売る人がいて、買う人がいる。
運動不足だと言って、車に乗ってトレーニング・ジムに行って、そこでランニングマシンで走る人がいる。
『殺人は罪だ。命を大切に』といいつつ、子供漫画にも殺人が出て来て、殺人犯が誰かの謎解きを子供に楽しませて変だと思う人がいない。
大人もミステリーで、殺人犯探しを楽しんでいる。
ゲームでは、相手を倒すゲームが当たり前。
「思いやりとか、相手の痛みを感じる人間」を育てようとかいいつつ、こうしたゲームを野放しにしている。
私たちが使っていた電気を作るための原発の事故で故郷を追われた人たちは、まったく罪がない犠牲者なのに、その人たちの苦しみに寄りそうどころか、差別して苦しみを与える人がこの国の中にいる。同じ人間の姿をしているのに。
小さな青い惑星に共に生きる者として、交通手段も通信手段も発達して、人々が国境を越えて交流する時代なのに、皆が幸せに過ごせるのが一番と知りながら、武力で睨み合う愚にあいかわらず固執する国が、大きな力をもっている。そして、地球に住む人々すべてを死滅させることができる武器を造り、後から同じようにしようとする者には、そんなものを作るのは狂気の沙汰と自分を棚上げして訴える。
平和憲法によって70年以上、日本人兵士が他国の人をひとりとして殺すことなく、殺されたことなく過ごせてきた日本が、その平和憲法を変える動きがある。
人間は、あまりにも不思議すぎる」