最初はいつもの通りオスカー・ピーターソンのジャズハノンから。
今日は、「EXERCISE No.7」。ちょっとシンプルですが、捻ったところも少しあり、つっかえないように結構練習をしました。
全体を弾いた後に、リズムがややとりにくかったところだけ間違っていないか先生に確認して、OKになりました。
次は、先生の先生の音楽を付けたDVD「桜ハイビジョン」から「京都」を弾きました。
これは、前回OKがでたものの、確認のために模範演奏をお願いしたところ、先生が「さっきは気づかないでOKって言っちゃいましたけど、これ跳ねたように弾くってここに指示が書いてあるの忘れてましたね」ということで、「跳ねるように、弾き直し」で再挑戦の曲でした。
でも、この「跳ねる感じ」というのがクセもので、どこをどうすると跳ねた感じになるか、ちょっと練習が大変でした。
模範演奏を何回も聞き、さらにメトロノームの拍子を跳ねる感じの「ターァタ」にして、そのリズムを感じながら、左手でそのリズムをとったり、右手の装飾音に混ぜたり・・・やっているうちに、少し調子が出てきました。
リズムを感じて弾くというのが、今一つピンとこれまで来ていませんでしたが、なんか、身体がだんだん分かってきた?
そしてお披露目。用心深く、分解してチャレンジ。少しずつ止めながら確認させて頂きました。
最初の頭の部分では、のっけから「3拍子が崩れて早めに出たりしている」とのご指摘を受けて、やり直し。
少しずつ調子を取戻し、その後のところは結構「跳ねた感じ」が上手に出て、繰り返して2に行った後は、もともと跳ねて弾いていたので、どうにかつっかえながらも、弾けました。
アドリブは、今回実は間に合いませんでしたが、全体のリズムがOKとなったので、何だかちょっと自信になりました。
先生が「ここがメインテーマになっているんですよね」といったフレーズ。畳み掛けるように弾くその繰り返し部分も、ちょっと納得の出来ばえ。
次回はアドリブもちゃんとしてきま~す!
最後は、前回頂いた新曲「播磨・備前」。
これは、「京都」と対照的に落ち着きのある3拍子。とても静かな気持ちでゆったりと弾ける曲です。
慌てずに、音を大切に響かせて弾いてみました。
「感じがちゃんとつかめているし、かなりいいところまで弾けていますね」OKとまでは、やや微妙だったようですが、実は今回この曲ではアドリブで奇跡?が起こりました。これまで、アドリブもほぼきっちり譜起こししていないと弾けなかった私ですが、この曲に関してはダイアトニックでできているせいもありますが、非常にすんなりと音の流れが理解できて、譜にまったくかかないのに、毎回自由な感じで左手に載せて右手がうまく弾けてしまったのです。先生の前でも、特に緊張せずにアドリブを流すことができました。
先生にそれを伝えると「それは、凄いですねぇ」
と一緒に驚きを共有して下さいました。
こういう風に、期待した反応をして下さるので、先生のレッスンはやる気がでるんですよねぇ。
私は、自分の子供たちの期待に応える反応をしてあげていただろうか、反省の多い母親だったので、先生には感謝です。
それで、なんと新曲まで頂いてしまいました。
桜シリーズにあと「岩代」「陸奥」「安芸・周防」残っていたのですが、「陸奥」は即興演奏に近く、譜がほとんど何も書いてなくて・・・(泣)
「岩代」と「安芸・周防」は弾けそうな楽譜が出て来て、まずは「安芸・周防」を頂いてきました。
模範演奏の時、これはボサノバ風に弾くという先生の指示が・・・・???
「ボサノバ風はどうやるのですか?」と問うと、
「ボサノバは簡単ですよ。前に、ボサノバ曲の練習をしていたから分かるでしょう。ターッタ・ターと左を5度の間をあけてコードを弾けばいいんですよ~」といとも簡単に説明をして下さったあと、例えばCコードなら、ドーッソ・ソーと実例をあげて演奏。本当に、見事にそれがハマっていくのが、びっくり。「へぇ、これですか。面白い!そんなに単純だったのですか?」
ということで、「安芸・周防」の曲を、先生が「ちょっと強調してさっきの原則のボサノバ風を意識して演奏した」という模範演奏を聞かせて下さいました。
これまでの桜の曲と似ている部分もあるけれど、味付けが変わって軽くノリのいい曲がとても楽しそうでした。
これも、頑張って練習してきます。
何だか、少しずつ、拍子のとり方、コードでアドリブを弾くコツが体でわかってきたような感覚があって、レッスンがますます楽しくなってきましたよ~~~。
今 模範演奏を流しながらこのブログを書いていますが、「それにしても、いい曲だなぁ~~~~」
先生は、最近ライブが多くて先日の柏wuuでも手がつってしまって~と言いつつアンコールにもこたえてくれましたが、ちょっと心配です。
今日も、痛みが残っていたというのに、模範演奏をしていただいて、感謝、感謝です。
でも、微塵も痛みとかトラブルを感じさせない演奏、ライブでも今日の模範演奏でも。プロの凄さですが、どうぞ無理をしないように、お大事に!!!
レッスンの帰りには、駅のそばのコンビニの看板の隅で、こちらはツバメたちの子供たちが巣立ち前のレッスンに羽を羽ばたいて見せたり、大きくなった身体を小さな巣の中で摺り寄せるようにして過ごしていました。
お互いに、レッスン頑張ろうねぇ~~~。
今日も無事に1日が終わろうとしています。
明日もいい1日になりますように!
という訳で、新曲は「播磨・備前」ということで、レッスン終了。
さて、跳ねる弾き方へのチェンジがうまくできるでしょうか。