スタントンが無事に戻ってスタメン出場したので、イチローはまたベンチスタート。8回8対1の大量リードの場面で代打で登場。
3試合連続となるヒット。53試合で17安打目。打率も0.207でようやく2割にのせることができた。
ファンとしては喜びは大きい。これで、あと6安打で米単独24位に並ぶ。53試合出場、86打席、9打数、17安打、6打点、4四球、23三振。ムムム・・・。打数が少なすぎる(泣)大リーグの試合は161試合ほど。このような使われ方では、50安打にすらいかないかもしれない(泣)
161試合前後で、700台の打席数で10年連続200以上安打を記録してきたイチロー。それが、今86打席の機会しかも与えられない中で、もがいている。11試合にここまで出ることすらできていないイチロー。
それでも、最善の準備をして日々ベンチで出番を待つイチロー。頂点に立つものでも、このような苦しさの中で自分と戦っていることを、皆に分かってほしい。張本は最後は早めに引退をした方が・・・という意見だろうと思う。でも、私は、この孤高のイチローの生き様も人に多くの勇気と、決意と、励ましを与えると信じて応援している。
今日、日本の国会では前代未聞のことが起こっている。国民をばかにしたような議論。森友、加計と次々に暴露される問題に十分こたえを出さぬまま、のらりくらりと答えにならぬ答えでかわしておきながら、共謀罪とか自分の決めたいことは強行する。
委員会採決を飛ばして本会議に直接この法案を提出しようとしているという。
首相の意向を忖度したと思われる文書が文科省から出たと野党に突っ込まれた時、怪文書呼ばわりして文書の内容にはコメントをせず、徹底調査を避けてうやむやにしようとした。
誰から出た書類かとか、議論の方向をすり替えて、いざ書類が本物だとの文科省前事務次官や文科省内部からの声が上がると、やっと再調査に応じたが、即日分かるような確認も時間をかけて返答を遅らす。
その上、その書類が本当に内部で回された書類だと言った職員の処分問題にも、「処分しないと言明してくれ」と迫る自由党の森ゆうこの質問に義家が、「告発内容が法令違反に該当しない場合、非公知の行政運営上のプロセスを上司の許可無く外部に流出されることは、国家公務員法(違反)になる可能性がある」と答えたという。
「あったものを、あった」とただそれだけのことを伝えた職員が、なぜ国家公務員法違反の可能性につながるのか。
国家機密では断じてない。首相が権力を乱用しているかいないかの審議の問題のことではないか。守秘義務には当たらない。
世の中、おかしなことがまかり通って本当に訳がわからない。
民主主義の世の中が崩れていく。言いたいことを言えない、都合の悪いことをいう人の口を塞がせる。
そんなことが、今、目の前で、北朝鮮だけでなく、日本でも、アメリカでも起こっている。
こんな世の中は嫌だ。自由も民主の考えもない党が、なぜその両方を党の名前にしているのか、目を疑う。
連立を組んでいる公明党の態度にも呆れる。以前、野党だった時にはまともなことが言えていた党が、こうまでも変質するとはこれも恐ろしく、情けない。自民党の内部、公明党の内部、自民党の党員、支持者、創価学会の人は、いったいこの事態をどう見ているのだろうか・・・
イチローの3連続ヒットも、今日は気持ちが塞がって、素直に喜べなかった。
さあ、こんな中で、昨日は姿をみせなかった月は、これから顔を見せにでてきてくれるのだろうか。
と思っていたら、静かに月が上ってきた。
日本は、これからどこへ行くのだろうか。
私には、何ができるのだろうか。
信じていれば、きっと