「諦めたらお終いだよ 」と月が教えてくれる

　　今朝は、うっかり寝坊。「こんな時間では、月は見られないかもしれない」と、残念に思いつつ外に出てみると、明るいけれど雲がいっぱい。細くなっている月ですから、雲たちの中に隠れてしまっていてはみつかりそうにありませんでした。

　　早起きしていれば、暗い空に明るい月が見つけられたかもしれません。仕方なく、ゴミを捨てたり、朝食を食べたりして過ごしている内に、外が明るくなってきて、少し青空が広がって来ました。これはチャンス！！！　一生懸命（お月様が青い空のところにいてくれれば、まだ見える位のお月様だから～）と信じて、お月様の弧を探し続けます。すると、「あっ！」

　　青空の中ほどに、お月様がみつかりました。やったぁ～！カメラを部屋からとってきて、カメラを構えると青い空の中ほどにいたと思ったお月様は、「あれ、どこにいるかな？」　まずは、全体を1枚撮ってみたのが、下の写真。もし見つけられなくても、あとでこの写真を拡大したら見つかるかもしれません。

　　　　　

　　　　そして、次はいそうなところをズームして、丁寧に探します。見つけました！　　　　

　　　　　

　　　　　と思ったら、探している間に、月はもう雲に呑みこまれようとしていました。「きゃあ～、待ってお月様！」

　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　雲に入る前にもう1枚撮れました。そして・・・もう次の瞬間には雲に入ってしまいました。残念。

　　　　　　　　　　　　　ふと、太陽のいる方に目を移すと、今度はこんな風景が・・・

　　　　　　　　　

　　　　　　　　　左下の雲の中に太陽がいて、そこから光が放射状に漏れ出していました。左の青い空の辺りですが分かりますか？本当に薄いですが（笑）「薄明光線」ですね。と私が今度は薄明光線を一生懸命撮っていたら、お月様が大きな雲の過ぎた後に、「もう1回、挨拶に出てきたよう」と言いながら、もう1回わたしにほほえみかけてくれました。

　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　うす雲を纏っていましたが、先ほどより大きくズームさせてくれました。「お月様、今日もありがとう！」。最初に起きた時、雲が多いからと諦めていたらお月様に2回も逢うことはできなかったはず。「諦めたら、それでお終いだよ」。これはお月見をすることで、私がお月様から教えられた一番大事なことです。諦めない。諦めなければ、お月様が私の願いに応えてくれるように、何かが動く。

　　　　　　仕事に向かう頃にはどんどん雲が広がって、お月様はもう顔を見せてくれませんでしたが、2回も姿を見せてくれたおかげで気持ちよく仕事ができ、今日もいい1日を過ごせました。

　　　　　　無事に1日を過ごせたことに感謝して。明日もいい1日でありますように！