先月1日に9月の惑星について
「見えづらくなる夕方の火星と土星に別れの挨拶をし、見えづらい水星へのチャレンジ。早起きの人は金星と木星を楽しむ、といった感じでしょうか」と書きましたが、
土星にお別れの挨拶と、見えづらい水星を写真で捉えることに成功しましたよ~。
月の後ろに土星が隠れる「土星食」だった9月28日(日)の夕方に撮った写真です。
あれあれ、月に近い右下が土星。画面のかなり下、幅の4分の1あたりの位置に小さく水星も見えているのですが、このサイトの画面では見えませんね(泣)見た~いと言う方は、写真ブログのココの方だと、同じ画像ですが、クリックで画像が拡大できるので確認できます。
さあ、そしていよいよ10月8日(水)が間近になってきました!
皆既月食です!!!!! あの皆で楽しんだ皆既日食も楽しかったですが、この皆既月食は道具もなにもいりません。肉眼で、じっくり子供と眺めても安心。しかも、今回の開始時間が素晴らしい。3年前の皆既月食は夜遅い時間でしたが、今回は・・・
18時14.5分(部分月食始まり)→19時24.6分(皆既月食始まり)→20時24.5分(皆既月食の終わり)→21時34.7分(満月に戻る)
と子どもと一緒に十分最後まで楽しめ、しかも日本全国どこでも楽しめます。
皆既月食中の1時間は何も見えなくなるだけでつまらない?
とんでもない誤解です。赤銅色の月を眺められますよ。その原理と見え方は、ここで説明するのは大変なのでいいサイトをご紹介します。
動画で説明→国立ぐんま天文台「月食の見え方」 部分月食との違いもよくわかります。
皆既月食の理論→国立天文台「皆既月食2014年10月8日」 なぜ、地球の影に隠れるのに月が赤銅色にみえるのかの説明が分かりやすくて素敵です!
この2つで、十分予習はOK。あとは、晴れてくれるのを待つばかりです。
さあ、長くなってしまいましたが、今月の惑星も見ておきましょう。
水星:これからはどんどん太陽に近づいて見えづらくなるばかりで、朝へと移動。11月になると明け方の空で見やすくなるので今月は諦めましょう。
金星:朝寝坊の私のためにこれから夕方の空に移動中。来年になれば、どんどん見やすくなっていくらでも日没後に楽しめるので、今月は諦めましょう。
火星:まだ、夕方西空に見えてはいますが、暗いですし日々見える位置が低くなります。
木星:夜中過ぎに昇ってきます。早起きの方は、東の空に滅茶明るい木星をみつけられるはず。
土星:夕方西空からまだ見えていますが、暗いですし日々見える位置が低くなります。
火星とコメントが似ている!
そうです、今月はもう惑星は早起きの人の木星以外はすっぱり諦めましょう!
皆既月食の10月。10月8日に晴れてもらい、皆既月食を楽しむのが今月の楽しみ方。
これしかない!そして、地球と言う惑星の影を、月の顔を借りて味わいましょう!
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