日々の出来事や思ったこと、趣味やペットのことなどを書き流す自己満足ノートです。
家事の合間に。。。



8月の南アルプス撤退からちょうど1ヶ月。
もう一つ夏の間に是非登りたい山があったけれど、お天気安定せず行かれず。
南アルプスを来年に持ち越すにしても、秋山に行くにしても、今の体力脚力を維持するためにもコンスタントに山に登りウォーキングも励まなければならないのに、何もやらず1ヶ月を無駄に過ごしてしまいました。

こうなったら夏の奥多摩や丹沢は登る気がしない、なんて言っていられない。
どこでもいいからとにかく歩かなければ・・・。
標高の少し高い三頭山(1531m)なら少しは涼しいかもしれないと思い、三頭山に行ってきました。

平日でも都民の森行きのバスは30人前後の登山者がいました。
天気予報では曇りのち晴れということだったけれど・・・。

コース  都民の森バス停~三頭大滝~ムシカリ峠~三頭山~鞘口峠~バス停

土手にレンゲショウマが咲き残っていました。




ホトトギス


ツリフネソウ


今日は三頭大滝から周って行くことにしました。


タマアジサイ蕾




ソバナ


クサボタン


キバナアキギリ


途中の展望台から。
笹尾根もガスがかかっています。晴れてくれるんだろうか?


大滝は水量たっぷり。


やはりお花は少ないです。






沢沿いの登りはマイナスイオンたっぷり。
登るにつれガスはますます濃くなり、こういう風景も幻想的・・・と気持ちを切り替えようとするけれど。






三頭山山頂到着。

最初は槇寄山、西原峠へ笹尾根を歩いてみようかと思っていたけれど、
過剰なマイナスイオンと涼しいけれど歩けば蒸し暑く、じと~っと身体中に纏わりつくような湿気がものすごく不快。
景色も見えずもう先へ進むのがイヤになって下ることにしました。





いつもだったらやっぱり山に来てよかった~って思うんだけど・・・。
森の中を歩くこの山にしたのが間違いだったのか?
新緑や紅葉の頃は気持ちよく歩けるのですけれどね~。

急登もなく標高差500mの山なので大したトレーニングにはならないけれど、取りあえず歩いて来れてよかったかな。
年のせいか?だんだん暑さ寒さや湿気が我慢できなくなってる気がする。





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タイトルが『千枚岳』というのが何とも情けないのですが・・・。

去年、北岳から塩見岳を縦走した時すれ違ったおじさんが、私がカメラをぶら下げているのを見て
『花を撮るなら荒川岳だよ』と言いました。
荒川岳には広大なお花畑があってそれは素晴らしいということです。
よし、それなら来年の山は荒川岳にしよう~と去年のうちから決めておりましたが、
南アルプス南部の山々は行くのも登るのも大変!というイメージしかなく、果たして私に登ることができるのか?
今回登ろうとしている荒川三山~赤石岳の周回コース、どちらから登っても1400~1500の標高差。
何しろこれまで一日で1200m以上の標高差を登ったことがないのです。

時間をかけて一歩一歩歩いて何とかたどり着こう。
それには夜行で行くのではなく、前日に椹島まで入り体調万全で登ろうと決めバスの予約をしました。

JR静岡駅から出るシズテツ南アルプス線はけっこう人気で、最初の希望日は満席でした。
私はこれまでこちらの方面のアクセスを調べたことがなかったので知らなかったのですが、
椹島ロッジまでの送迎バスもバスの到着に合わせてどんどん臨時を出す、帰りもバスの接続に合わせて人数に寄って何台も車を出すという対応で、帰りのバスに乗りきれなかったらどうしよう?みたいな心配はいらなかったです。
最初は少し早目に下山して並ばなければならないか?と思っていました。
この東海フォレストの送迎バスに乗るには、一泊はどちらかの山小屋に泊まらなければいけないという決まりになっています。

椹島ロッジはお風呂もあり快適です。
椹島ロッジの夕食。


ちなみにこちらはお弁当。(1000円)


さて、台風の影響が少ないであろうと天気予報を信じて、2日から4泊5日の予定で出掛けましたが、
3日は朝から白い空!
ま、今日は樹林帯の登りだけだから、ハイライトの明日明後日さえ晴れてくれればいい。

椹島は広々とした敷地にロッジ、レストハウス、白旗史朗記念館、キャンプ場などあり、とても気持ちのよい場所です。
白旗史朗記念館。200円の入場料で見学できます。
南アルプスの四季折々の素晴らしい写真が展示されています。


椹島の入下山口。


コース  椹島~千枚小屋(泊)~千枚岳~荒川東岳(悪沢岳)~荒川中岳・前岳~荒川小屋(泊)~
     赤石岳~赤石小屋(泊)~椹島   の予定でした。

標高差は少し少ないけれど急登の続く赤石小屋のコースではなく、標高差1486mだけど比較的緩やかで時間のかかる千枚小屋へのコースを登ることにしました。
滝見橋の手前から登山道に入ります。
川沿いに転落防止のロープが張ってありましたが、この先にもちょっとザレたトラバースがありそこにもロープがあればいいのに~と思いました。


吊橋を渡ります。
一人で歩いてもけっこう揺れました。
こういうところはスリルを楽しみながら渡ります。


急登がしばらく続いたと思ったら今度は下りです。
所々にこんな看板がありました。


岩場の下り。


歩きやすいこんな道もあり。

またジグザグの急登ありと、緩やかな歩きの後はけっこう急登が足に堪えます。

途中で下ってくる人と会うようになると
『荒川岳のお花畑はすごかったですよ~!あんなお花畑今まで見たことがない!』
と興奮気味に話してくれます。
楽しみ~!

1100mの椹島から何時の間にか2000m越えの見晴岩に到着。
だらだら登りが多いせいか、もう1000mも登ったという感じがしません。
ここから荒川三山、赤石岳の展望がよい・・・はずですが。

この辺りでとうとうポツポツとしてきました。
降ったりやんだりで雨具を着込むほどではありません。
今日からお天気いいはずだけど~。

コバノイチヤクソウ


まだまだ林の中の道は続きます。


ようやく鬱蒼とした林に囲まれた駒鳥池に到着。
ここまで来ればあと小一時間で小屋に着きます。
何とかたどり着けそうです。




サンリンソウ



千枚小屋到着~。


ミヤマキンポウゲ

千枚小屋の周りにはいろいろお花が咲いていましたが、雨もちらついていたため写真をほとんど撮らず。

小屋に入った後、本格的に降り出しました。
ほとんど濡れずに来れてよかった~。

夕方、雨がやみ富士山が見えました。
以外に大きくてびっくりしました。


千枚小屋は数年前に火事で焼失し、新しく建てられた小屋です。。

面白い作りで、三階まで梯子が掛けられていました。
早く到着した順に下から割り当てられるようで、一番下の場所で済みました。
三階まで登るのって大変~!
板の間にゴザが敷かれたところに一人一人寝袋で寝るようになっています。
毛布もあったので痛くないように下に敷きました。

千枚小屋の夕食。

夕食時の天気予報では明日も明後日もどうも芳しくありません。
こんなはずではなかったのに~。
少しでも晴れ間の見えることを期待して・・・。

翌朝はやはり朝から雨でした。
真っ白で何も見えません。
こんな時はどうするか?
迷いなく出発する人、迷いながらも出発する人・・・。
ほとんどの人が出発です。
昨日登ったここまでの登りをまた下るのはゴメンだという人もいました。
ダラダラと急登を繰り返しながら長い時間の登りはみなさん堪えているようでした。
私も皆さんと同じようにお花畑に期待して、雨具を着込んで出発することにしました。

千枚岳の稜線に上るとものすごい風~。
そして千枚岳到着。
何も見えません。


チシマギキョウ


何も見えない突風の中、雨具を着込んで歩かなければならないなんて修行です。
ここまで登ってくる間も気分が上がらず、おまけに昨日は疲れからか少し頭痛がしていて
今朝のご飯は何とか食べられたのだけれど、もう帰りたくて仕方ありませんでした。
辛い登りも晴れていれば素晴らしい景色やお花を眺めて頑張れる。
せっかくの山頂も景色も見えず登頂しても価値がない。
それにこんな何も見えず吹きさらしの尾根歩きで疲労困憊したら・・・。

せっかく苦労して登ったけれど、明日のお天気も期待できずここで下ることを決心しました。

そうと決まったら1時のバスに間に合うように下山しなければなりません。
平らなところは少し小走りで・・・。
いつもこんなことしてる気がする・・・。

下っている間も、やっぱりもう少し頑張ればよかったのか?
今日のお天気はどうだったのか?
ずっと迷いと後悔もありました。

だけどもう下ってしまったのだから・・・。

ほとんどの人が登り続けた中、私は負け組?
やっぱり途中敗退というのは何とも残念無念であります。

今日は久しぶりに筋肉痛が半端ではありません。





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お花の名山、三ノ沢岳に行ってきました。
一昨年木曽駒ケ岳に登った時、三ノ沢岳にも登ろうか~と思っていたけれど時間に余裕がなく、
是非お花の季節にまた来ようと思っていたのです。
お天気が安定した金曜日、ようやく行くことができました。

毎日アルペン号の夜行バスで菅の台バスターミナルへ。
到着は早朝4時半。
既に車で来ていたパーティーがありましたが、6~7人目を確保。
その後車が続々と集まり、長~い行列ができました。
平日の始発バスは6時15分ですが、6時には臨時バスが発車し、駒ケ岳ロープウェイも7時前から動きました。
今日は混みそうです。

コース  千畳敷~極楽平~三ノ沢分岐~三ノ沢岳(往復)

お天気ピーカンです。


極楽平までの斜面にはあまりお花は多くはなかったけれど、これからなのでしょうか。
アオノツガザクラやコイワカガミ、チングルマ、ハクサンイチゲなどが咲いていました。






まだ雪が残っているところがありますが、アイゼンを着けるほどではありません。
帰りには雪を崩した跡もありました。


極楽平到着。
八ヶ岳~南アルプス。富士山は見えず残念。




御嶽山。


空木岳への縦走路。厳しそう~。


稜線にはお花もけっこう咲いています。


タカネツメクサ


イワツメクサ




ヨツバシオガマ


チングルマ


ハハコヨモギ


そしてこのお花が見たかった~!
コマウスユキソウ(ヒメウスユキソウ)




綿毛だらけ~。




高さ6~7センチぐらい。可愛い~。

あとから地元の方に聞いたところによると、島田娘ノ頭にはもっとたくさん咲いているって。
もっと早い時期の方がよかったらしい。
でも見られてよかった。

目的地三ノ沢岳。
一度グンと下ってから登る。と初めは単純に思ってた。
でも何度もアップダウンがあり、大きな石の登りで体力使ったり、ハイマツをかき分けるような歩きにくい道だったり、おまけに暑くて暑くてすごく体力消耗したコースでした。


コケモモ


キバナシャクナゲ


ようやくお花畑が。




ミネズオウ        ミヤマキンバイ


タカネスミレ?


ハクサンイチゲ






シナノキンバイ


ハクサンチドリ           イワカガミ


いつものことだけれど、何度か騙されながらようやく山頂~。

三ノ沢岳山頂付近にもコマウスユキソウが咲いているということだったけれど、見つけられなかった。
家に帰ってからガイド本見たら、山頂の西側斜面に一面に咲いているとありました。
西側斜面は見なかったので気がつかず残念。

空木岳への縦走路、南アルプス。


桧尾岳~空木岳。


木曽駒ケ岳     中岳      宝剣岳


帰りのロープウェイを考えると、あまりのんびりもしていられません。
一時間ぐらいは余裕を見て下らないと。

山頂を振り返る。岩の上でお弁当の人がいました。




一番右の小ピークまで帰ります。


暑いしアップダウンで体力使い、本当にバテてしまいました。
こんなでは縦走登山なんてできない~と思って頑張りました。


山頂を振り返る。本当の山頂はあのピークの向こう側。


ようやく分岐まで戻って来られました。
水も全部飲みきってしまいました。
まだコース続くようなら脱水症で遭難騒ぎになってしまう。
水分は重くてもたくさん持っていかないと。(反省)

これから宝剣岳に登る人たちもたくさんいました。


あとは下るだけです。

千畳敷に帰ってくるとすごい人がロープウェイに乗るために並んでいます。
小学生の団体もいました。
4~50分の待ち時間だと言う。
そして次から次と並ぶ人たち。
これで土曜日曜なんてどうなっちゃうのでしょう~。

時間があれば千畳敷カールのお花を見ようと思っていたが、
帰りの高速バスの時間に合わせて帰らねばならず、そんな余裕なしですぐ並ぶ。
ロープウェイも定時発車時間に関係なく次々と定員を乗せて動いていました。

すぐ並んだおかげで少し早目に下に下りることができました。
ロープウェイ建物内の温度表示では19度とかなっていたけれど、
とにかく稜線上は風もなく暑くて暑くて、バテバテの山行でした。






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守門岳は袴岳、青雲岳、大岳の三連山の総称で、通常主峰袴岳を守門岳と呼んでいるそうです。
浅草岳に登って翌日に守門岳、というのはもしかして私には無理なんじゃないか?と思っていたけれど
足も膝も何ともない。何とか登れそう。
午後から崩れるかもしれないという予報でお天気が心配だったけれど、早朝出発で早目に下山できれば少しぐらい降られても何とかなるだろう。
少しでも登りが楽なようにと標高766mの保久礼登山口まで送迎をお願いしました。
23年の豪雨の影響?で工事中とかで遠回りをしなければ行かれないらしく、
宿から登山口まで50分ほどかかりました。

コース  保久礼小屋登山口~キビタキ避難小屋~大岳~青雲岳~守門岳~大白川登山口~大白川駅

駐車場には二台の車が止まっていました。
浅草岳に比べればぐんと少ないけれど何とか登山者はいるようです。よかった~。
これから登る大岳。あそこまで行かれるかしら~。
太陽も出て今のところお天気もよさそう。
ただ暑くなるって言ってたから昨日と同じに汗びっしょりになるんだろうな~。


保久礼小屋ってどんな小屋だろう?と思っていたのですが、見るからに不気味な小屋。
中を覗いてみたら想像以上でした。
とてもこんなところには泊まれません。
ま、汚いけれどトイレがあるのは助かります。
キャンプ場だったということで美味しい水もありました。


しばらくはずっと階段が続きます。


小一時間でキビタキ避難小屋ですが、小屋に寄らない近道もあり、わざわざ寄る必要もないので近道を行きました。
トイレもなく三角屋根の小さい小屋だということで、保久礼小屋があの有様だから推して知るべしです。
階段の道が終わると、少しえぐれた赤土の登山道。滑りやすい。


展望台。曇りがちで気温も高く霞んでよく見えません。


お花も少ない・・・。


もう少しで大岳?


これは?チゴユリ?


残雪の模様のような蝶。
調べたらキンモンガという蛾だと分かりました。


大岳山頂付近でようやくヒメサユリ~。
でも数が少ないです。




お花は浅草岳とほぼ同じ。ほかにゴゼンタチバナ、アカモノなど。
コイワカガミ         ミツバオウレン


大岳山頂~。
誰もいません。でも一人のおじさんに途中で抜かされました。
守門大明神が祭られているそうです。登山の無事をお願いしました。


大岳を越えると、これから行く青雲岳、守門岳が見えました。
気持ちのよい眺めです。


が、一旦ぐんと下ってまた登り返すのです。
ちょっとうんざり~。

 
ギンリョウソウ    ○○アザミ    


ニッコウキスゲ。
ニッコウキスゲが咲いているって聞いてたけれど、ポツリポツリ。
ちょっとがっかり。


大岳を振り返る。
下って登りました。


青雲岳。
新潟の山はどこでも鐘があるのでしょうか~?

ここは休憩するのに気持ちのよい場所です。
でも取りあえず守門岳を目指します。
また一人に抜かされました。
途中でもう下山のおじさんにも会いました。
やはり山の中で人に会うとホッとします。


今度は団体さんとすれ違い。
トキソウが咲いてるよ~と教えてもらいました。


カラマツソウ。でもお花が少ない・・・。


守門岳への最後の登りがきつい~。
ようやく頂上到着。ここでもトンボがすごかった。
山頂には大白川から登ってきた20数名の団体さんがいてとても賑やかでした。
青雲岳でお弁当にすると言い、まもなく下山して行き誰もいなくなりました。
私はここでお昼にします。


何だかガスが少し上がってきたみたいで、景色もあまり見えないし雨に降られないうちに下山です。


ミヤマクルマバナ?


オオバキスミレ?


ヒメシャガ?


守門岳を振り返る。
このコースはこんな崩れかかったトラバースが何箇所もあり、赤土で滑りやすく
注意して歩いていても5~6回滑ってしまいました。
雨でも降ったらぬかるんで最悪でしょう、きっと。


三の芝辺りの残雪。
ここでよく道に迷う人が多いらしく、山頂にいた団体さんのリーダーの方に『まっすぐ行ってから左側に折れてください。我々が踏み跡をつけておきましたから。』とわざわざ教えてくれました。
でもまっすぐどこを歩くのか?よくわからなかった・・・。
古い踏み跡、新しい踏み跡区別がつかず、大体汚れているところを歩く。


下の方に夏道が出ていたのでよかった~。
ガスっていたら分からなかったかも。いざとなったらGPSが頼りです。


クジャクチョウ


思いがけずサンカヨウが咲いていました。


山頂はガスがかかってきました。


大白川登山口へのコースはハードでした。
とても急で所々ロープが下がっていたり、滑りやすい石の道だったり。
下りにすごく気を使い時間もかかりました。
このコースは登るのも大変。
これから登って行くという人たち二組いました。

何とか電車に間に合いそうな時間に登山口に下りて来られました。


登山口はワラビの栽培地になっていて、地元のおばさんがワラビを摘んでいました。
作業が終わりこれから車で下るから乗って行かない~?って声を掛けてくれた~!
この日は宿の都合が悪くてお迎えがなく、これから駅まで2時間弱歩かなければならないところでした。
暑さとコースのハードさでヘロヘロになりながらも頑張ろう!と思っていたけれど、こんな声を掛けられてもう飛び上がらんばかり~。
いいんですか~?ほんとに~?嬉しい~!
お言葉に甘えて車に乗せていただき、下まで運んでもらいました。
あと30分国道を歩けばJR大白川駅に着きます。
ほんとに助かりました。

JR大白川駅は一見お蕎麦屋さんに見える。
お蕎麦屋さんの建物を借りているような感じの無人駅です。
ここでいいんだよね~と思いながら見ていると、一台の車が止り男の人が降りてきました。
男の人は『電車走っているの~?』と言いながらドアを開けて時刻表を見て、
『電車来るまでまだ2時間もある。どこまで行くんですか~?』と言うので小出までです。と言うと
小出なら帰り道だから車に乗せてくださると言って後ろの座席の荷物をどけてくれるのです。
一応は遠慮したのですが、ご親切に言ってくださって、またもやずうずうしくお言葉に甘えて車にのせていただきました。
元々は東京の方で今は新潟市に住むこの方は、鬼ヶ面山から浅草岳に登ってこれから帰るところだそうで、
新潟の山の話だのいろいろおしゃべりしながら、予定より2時間も早く小出に着きました。
またまた大助かり。ほんとにありがとうございました。

こんなラッキーが重なってこれは私の普段の行いのせい~?
ではなく、こちらは親切な方ばかりなんですね~。
ヒメサユリに出会えて、親切な方々にも出会えて、ほんとに嬉しい山旅になりました。




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以前から念願だった浅草岳と守門岳。
6月から7月に掛けて咲くヒメサユリをぜひ見たいと思い続けていましたが、ようやく行って来れました。

交通の便が悪くて登山口までのアプローチが長く、車を持たない者は容易に行くことができない。
どんな方法で行けばいいのか?
麓の民宿に泊まればといっても、単独の登山者は敬遠されるのではないか?
たとえ泊まれたとしても登山口までの送迎はしてもらえるのか?
よほどツァーに参加して行ってみようか?とも思いましたが、やっぱりツァーではイヤだし・・・。
いろいろ情報収集したところ、駅まで迎えに行きます、登山口まで送迎します、という宿を見つけ、
単独だけどこの際嫌がられても元々と思って電話をし、めでたく念願叶いました。

朝一番の新幹線に乗り、浦佐まで行きます。
浦佐までお迎えに来てもらいそのまま浅草岳の登山口、ネズモチ平へ。
1時間半近くかかり、歩き出しは9時となりました。
ネズモチ平から桜ゾネの周回コースなら、短い時間で歩けるのでいいのですが、どうせならヒメサユリがたくさん咲いているという鬼ヶ面山(下山に4時間かかる)へ周りたかったな~と思うと、前日のうちに大白川に入っておけばよかったと後悔。
またの機会があったら今度はそうしましょう。

ネズモチ平の駐車場には20台ほどの車が止まっていました。
ヒメサユリの時期には賑わうようです。

コース  ネズモチ平~桜ゾネ広場~嘉平与ボッチ~前岳~浅草岳(往復)

最初はネズモチ平から直接前岳に登る周回コースを行くつもりでした。
10分ぐらい歩いたら分岐がありますって教わったのに、桜ゾネへ行く林道をまっすぐ歩いていたら
分岐に全く気付かずそのまま桜ゾネに行ってしまいました。
まあ、いいや~。








桜ゾネの登山口

登山口のすぐ上に『浅草の鐘』がありました。
鐘を鳴らすことなど考えなかったのですが、後から登ってきた登山者が鳴らしているのを聞いて、
帰りに鳴らしてみました。


最初は樹林帯を登って行きます。


所々開けていて、登山口の駐車場もあんなところに見えています。


しばらく登ると、ようやくマイズルソウが咲いていました。




お天気が良くてよかった~。
でも暑いです。風もなく蒸し暑くて汗びっしょり~。
やっぱり山登りは早朝出発が基本ですね。
あのピークが嘉平与ボッチかな? 右手一番奥のピークが山頂かな~?


ゴゼンタチバナ   コイワカガミ


アカモノ


タニウツギ


ウラジロヨウラク


嘉平与ボッチの辺りからヒメサユリが咲いていました~!


見たかったヒメサユリ。可愛いです~。




まだ残雪があります。
登りはアイゼンなくても大丈夫だけど、けっこう傾斜があり下りでは念のためアイゼンを着けました。
ほかの人たちはアイゼンなしで平気で歩いています。
でも滑ったら恐いし~。


前岳の湿地帯。ワタスゲがいっぱい。




トキソウ








シラネアオイが咲き残っていました。


ミツバオウレン。


イワイチョウ


ミヤマキスミレ?


浅草岳山頂。ほぼコースタイムで登ることができました。
案外狭い山頂は登山者でいっぱい。
この山頂の祠には主のヘビがいるって噂です。


田子倉湖が見えます。


トンボの大群がすごかった~。


鬼ヶ面山の稜線。その向こうは越後三山?

何とか鬼ヶ面山に行かれないこともないけど、お天気を気にしたり急ぎ足で歩いても楽しくはない。
それに稜線を見てみればだいぶアップダウンがあって大変そう~。
それよりもう少し山頂の景色を楽しんだりのんびりしよう。
やっぱり鬼ヶ面山はまたの機会にして、反対方向の天狗の庭へ行ってみることにしました。

山頂直下。こちら側の方が少し数が多い気がしました。


















ぐんぐん下ります。
あそこが天狗の庭かな~?
まだまだ下り、かなりありそう。また登ってくるのが大変~なのでここで引き返すことにしました。


下山は登りに間違えた直登コースを行こうかな~と思ったけれど、登りの時にそちらから廻って来たという人が
『あっちはどろどろよ~!おまけにずっと樹林の登りばっかり』と言っていたので、また同じコースを下山することにしました。
こちらの方が見晴らしもいいし、帰りはまた違った景色が見える。
嘉平与ボッチ。右手奥の山は明日登る予定の守門岳。


駐車場の車はずいぶん減っていました。


迎えの約束時間の30分前に下山できました。
とにかく暑くて汗びっしょりになったので早速お風呂をいただく。
下山して汗を流してゆっくり泊まれるっていいですね~。
明日の守門岳に向けて早目に就寝しました。




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あっしゅを亡くして、山へ行こうという気分になかなかなれなかったのだけれど、
それでも頑張って歩かなくちゃ、辛くても歩き続けなければと思って今日は西丹沢の檜洞丸に行ってきました。

ツツジはだいたい3年ごとに花付きのよい年が訪れるみたいです。
ちょうど3年前檜洞丸に行った時、やっぱり花付きがよくてとてもきれいでした。
今年も奥多摩などでもツツジがよいと聞きますが、今登らなければ檜洞にはもう登れなくなるのではないか?
そう思ってもう一度登ってみようと思いました。
3年前にももうこのコースは無理かな~と思いながら登り、ツツジ新道のピストンにしたのですが、
今日は頑張って初めから犬越路の周回コースにしました。

小田急新松田駅から出るバスは40人?ほどの登山者。
御殿場線谷峨駅からも数人が乗り、今日は全員が座れて行かれました。
土日は臨時のバスが何台か出るようです。
平日だけど駐車場にも車がたくさん止まっていました。

ゴーラ沢出合。
石の上に乗って渡ります。ゴーラ沢出合から急登が始まります。


朝のうちモヤがかかって山が見えなかったけれど、登山開始のころには日も差してきました。
でもすっきり青空という訳にはいかなかったです。
展望園地からの富士山は見えませんでした。

ブナの新緑がきれいです。


クワガタソウ


展望園地を過ぎ1時間ほど登った辺りからシロヤシオが現れました。
けれどだいぶ花が散ってしまっています。
確かに花付きはいいけれどよく見ると少し茶色がかった花びらがいっぱい。
ここ最近の暑さで花も急速に傷んでしまったのでしょう。
2~3日前ぐらいの山行記などではきれいだったと紹介されていたのだけれど。
ちょっとがっかりです。




トウゴクミツバツツジはきれいでした。


数少ないお花。マイズルソウ。






お花の写真をあまり撮らなかったせいか?3年前より30分も早く山頂に到着しました。
お花がきれいだと中々歩が進まなくなってしまうのですよね~。
でも今日はあまり撮る気のしない花ばかり・・・。

さて今日は最初から頑張って犬越路を廻って下山と決めていました。
こちらの尾根にもシロヤシオやトウゴクミツバツツジがたくさん咲いているのです。
どんな具合かな~。まだきれいな花が残っているといいな。



こちらの登山道はだいぶ整備されています。
初めて来た時はザレて滑りやすくてとても歩きにくかった。
今は階段ができて歩きやすくなりました。
それでも鎖、鉄梯子が数か所、所々ザレて滑りやすい個所もあり慎重に下ります。


こちらのシロヤシオもだいぶ終わりかけていましたが、日陰になっている場所ではきれいなお花も残っていました。










下にはこんなにもう花びらが散っているのです。
本当ならこれが全部付いていたのですよね~。


トウゴクミツバツツジは鮮やかできれいでした。


今年のシロヤシオは遠目にはまだきれいに見えますが、5月末から暑い日が続き、あっという間にツツジの季節も終わってしまったようです。
ちょっと残念でした。
今日は薄曇りだったけれど風がなく蒸し暑くて汗びっしょりになりけっこうパテました。
頑張って犬越路を廻ってきてさすがに疲れたけれど、山に癒されて帰ってきました。





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土曜日は安定した晴れと聞き、どこか新緑のきれいな山と思って今年は川苔山に行ってきました。
去年の5月に鷹ノ巣山に行って新緑がとってもきれいだったので、すごく期待していました。

奥多摩線はやっぱり混んでいますが先日のようなギュウギュウ詰めではありません。
でも人気の川苔山だからきっとバスはギュウギュウだろうと思い、また鳩ノ巣駅から歩くことにしました。

コース  鳩ノ巣駅~大根ノ山ノ神~舟井戸~川苔山~百尋ノ滝~細倉橋~川乗橋バス停

2008年秋に一度登った川苔山ですが、登山口までどんなところを歩いたのか?全く覚えていませんでした。
所々に標識がありますが、駅から民家の間を登って行くのであちこちに道があり、
違う道に行ってしまいそうになったことも。
こちらからのコースはほとんど植林帯を登ったということだけはよく覚えていました。

大根ノ山ノ神を過ぎるとようやく明るい雑木林が現れてきます。
新緑がきれいです。




そろそろスミレも終盤ですが、タチツボスミレは相変わらず元気。


アケボノスミレ



ぷっくりした距がかわいらしい。

チゴユリ                 ?


フモトスミレ


斑入りフモトスミレ


ヒメレンゲ


ようやく舟井戸到着~






ようやく山頂です。
やっぱりたくさんの人が休んでいました。


雲取山


長沢背稜の山々?


百尋ノ滝の方に下ろうと思ったのだけれど、こんな看板が!
それではまだ行ったことのない赤杭尾根を下ろう。
と思ったら、百尋ノ滝方面から登ってくる人がいる。
聞いてみると残雪がまだあり、橋が斜めになっているところがあるが通れないことはない。と言う。
みんな登ってきているよということなので、それでは自己責任でとこちらを下ることにしました。


若葉がきれい。地味だけどお花が可愛い~。
何の木なのか?


急坂コースではなく沢沿いコースを行きました。
ヤマエンゴサク               ジロボウエンゴサク?
 

ハシリドコロがいっぱい~。


ミツバコンロコソウ


ハナネコノメも残っていました~。


残雪の箇所が三箇所。踏み跡あり。
雪も柔らかいので通るのに支障はないけれど、木橋が崩落という箇所は以前来た時も壊れていたような?
沢伝いに雪の上を歩いたが、『雪が崩落すると危険なので歩かないように』という表示がありました。


こちらのコースは斑入りのフモトスミレがいっぱい。




ニリンソウ


ミツバツツジが咲き残っていました。


百尋ノ滝。


6年前にはなかったバイオトイレが細倉橋のところに何年前か?から設置されています。



帰りのバスの時間が迫っているので細倉橋からは小走りでバス停に急ぎました。
逃すと1時間半待たなければならないのです。
その甲斐あって時間少し前にバス停に到着しましたが、5分ほど遅れてきたバス2台は
ギュウギュウ詰めで扉も開かないほど。
何かイベントがあったようですが、バス停には17~8人が待っていて、
また一台が引き返してきてくれることになりました。
結局30分遅れでバスが引き返してきました。
あんなに走らなくてもよかったのに~。
爪先が痛くなってしまいました。

前に来た時もバスに間に合わせるために急いだのですよね~。
それだったら混んでいても初めにバスで来て、駅に下るようなコース取りにすればよかったんだ~。
ひどく疲れてしまいました。






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ゴールデンウィークの春山はどこにしよう~?
というより、ゴールデンウィークの春山に何時まで行くことができるのか?
今年は果たして無事に登れるのか?
年々衰えてくる体力との闘いです。

今年はやっぱり、樹林帯を長い時間かけて登るより、見晴らしの良い八方尾根を登り唐松岳へ行くことにしました。
去年がものすごく寒かったので、やたら衣類を詰め込んだらザックがすごく重くて、
もう来年は雪の山は無理かな~と思った。
ゆっくり時間をかけて登れば何とか辿り着けるだろうか。
どうしても無理なようなら途中で引き返すことも考えに入れ、ムーンライト信州号に乗り込む。

ゴンドラ乗り場の地下の更衣室で身支度を整えて出てみると、もうたくさんの人が並んでいた。
今年は登山者の数もずいぶん増えたような気がする。
ゴンドラ乗り場は今年は『お一人様専用入口』がなく、ちゃんと並んだ順番だった。
きっとクレームがついたのだろう。

ゴンドラとリフト2本を乗り継ぎ八方池山荘へ。
今年は暖かかったせいか外のトイレが使えました。
トイレを済ませ出発です。
いいお天気~。だいぶ雪解けが進んでいるようです。


白馬三山もきれいに見えます。


五竜岳と鹿島槍ヶ岳もばっちり。
だけど、上空に出てきた薄い雲が気になる。
明日は崩れるって予報だけど、もうその兆しか?


遠見尾根の向こうに見えるのは常念岳だって誰かが言っていました。


八方池はまだ雪の下。不帰の嶮。


『いいカメラ持ってるね~。ちょっと貸してごらん。登っているところ撮ってあげるから。』
年配のおじさんに声をかけられ、えっちらおっちら登っているところを撮っていただきました。
自分のこういう姿って自分では撮れないから、いい記念になりました。
ありがとうございました。


もうすぐ丸山です。
今年も下の樺辺りからアイゼンを着けましたが、雪のないガレと雪が交互にくるので雪の踏み跡が汚いです。


白馬三山。  白馬鑓ヶ岳   杓子岳   白馬岳


鹿島槍ヶ岳      五竜岳


丸山到着。


下を見ると登山者が続々と登ってきます。


火打山     妙高山        乙妻山 高妻山   黒姫山    


火打山           妙高山


雪の尾根と空の色が同じで堺が分からなくなってきました~。


不帰三峰手前の鞍部からスキーヤーが滑り出しました。



ここを滑り降りるスキーヤーがいることは聞いていたけど、見るのは初めて~。
どこまで滑って行くんだろ・・・。
雪が緩んで雪崩なければいいけれど。

稜線に到着~。
剱岳~。間に合った・・・。
空は白いけど高曇りで山々は見渡せます。


五竜岳。


五竜岳            立山      剱岳


唐松岳。

去年より30分ほど早く到着しました。
まだまだ大丈夫~?

これから山頂を往復してると小一時間掛かる。山頂に登らずに下りればまだゴンドラに間に合う。
どうしよう~?
明日はガスるのはほぼ確実。雨か雪もあるかもしれない。
登っている時は明日の雨を覚悟していたのだけれど
思ったより早く登って来れたので今日中に帰った方がいいのではないか?
という気持ちが突然湧いてきました。

この曇り空の中、山頂に行っても、見える景色は去年の素晴らしさに到底及ばない。
唐松岳は何度も登っているし、今日はこのまま下ろう!
剱岳に会えたしそれだけで十分。
今日中に家へ帰ればお風呂にも入れるし温かい自分の布団で寝られる~。

ということで今回は山頂はパスしたのでした~。
山荘に着いたらトイレと思っていたのに、すっかり忘れて山荘に寄らず下山。
汗にもなったので何とか下まで間に合いました。

剱岳をもう一度。


今回は登山者がすごく多いと感じたけれど、日帰りで帰る人たちも多かったですね~。
下山は慎重に。
雪のないガレはアイゼンが石の上に乗っかりすごく歩きにくいしバランスを崩しやすいです。




下りの斜面でシリセードをやっている人たちを見て、私も真似てやってみました。
(踏み跡を外した場所でやっています。)
けっこう加速してスピードが出たので、途中でピッケルを刺しながらブレーキをかけました。
お尻に敷くものがなかったので、ズボンが濡れてシャツの間にも雪が侵入。
でも面白かった~。二回やりました~。
今度来る時はビニールの風呂敷でも持ってこよう。

シリセードの跡。

シリセードのおかげか?下りは2時間半で八方池山荘まで下りて来られました。
ゴンドラ乗り場では下の方が雪がなく滑れないので、
ゴンドラ終了時間に間に合わせて帰ろうというスキーヤーも並んで長い行列ができていました。


いつも八方のバスターミナルから近道を通ってゴンドラ乗り場に行こうと思うのだけれど、
いつも迷って結局遠回りすることが多かった。
去年の不帰の時は地元のおじさんに近道を聞いたら、わざわざ車で送ってくださったりして・・・。
今度こそちゃんと道を覚えておこうと思っていたら、こんな看板発見~。
ここに『歩行者専用近道』って書いてあったのですね。
行きはまだメガネをかけていないので、近眼の私は上の矢印↑しか見えなかったのでした。
次こそは間違えないでしょう。


このコースを夜行日帰りなんてしたことなかったし出来るとは思わなかったのだけれど、
何とか無事に下りて来られました。
八方池山荘に着いた時はさすがに足が疲れた・・・。

今回は唐松岳山頂は結局パスしてしまったのだけれど、天候を考えればこれが正解だったと思いたい。
せっかくのゴールデンウィークなのに消化不良気味でちょっと残念だけど。
でも登りは一日中景色も良く見えたのでよかったです。





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まだまだ先と思っていたら、何時の間にか?ゴールデンウィークになっていました。

今年は満足にスミレを見ていないので、もっとたくさん咲いているのを見てみたいと思っていたのですが
地図を見ていたらこんな記述を見つけました。

何々?棒ノ折から岩茸石山への尾根は『スミレ類、ツツジ類が多い』ですって~?
これは是非行ってみなければ~、ということで、久しぶりに早起きをし始発の電車に乗って
奥多摩方面に行ってきました。
青梅乗り換えの奥多摩線はギュウギュウづめのラッシュアワー並み。
もちろん座ることはできず、吊革につかまっていても押されっぱなしで山に登る前から疲れてしまった。

コース  奥茶屋~棒ノ折山~黒山~岩茸石山~高水山~軍畑駅

行きは川井駅からのバスの時間に合わせ、棒ノ折山から高水山に向い、時間に縛られず軍畑駅に下山というコース取りにしました。
標高も高→低となって少しは楽なんでは~?

川井駅から上日向行きのバス停は場所が変わったのか?
以前来た時は、上りバス停の向い側で待っていたが、みんな国道をまっすぐ歩いて行く。
ほかのコースに行くのかしら~と思っていたけれどバスの時刻を確かめようと時刻表を見に行くと張り紙が。
『上日向行きのバス停は国道沿いです』
それでみんなあっちにいったんだ~。早く気付いてよかった。
バス停には7~8人並んでいました。

奥茶屋から大丹波川を渡り沢沿いに登ります。
スミレはタチツボスミレ、マルバスミレ、エイザンスミレがたくさん咲いていました。




エイザンスミレは下の方ではお終いです。


トウゴクサバノウ(ちょっとボケ~)


ネコノメソウは種が付いてる。この萼片に囲まれた種の様子が猫の目に似ているから名付けられたそうです。


ヒトリシズカ


カキドオシ


ヒメレンゲ


杉林を抜け、尾根に出るとトウゴクミツバツツジが満開。




ジグザグと最後の急登を終え、棒ノ折山に到着。
桜も満開。


昨日は少し霞んでいて北の方の山々は見えませんでした。(大持山と武甲山)


コースも長くのんびりとはしていられないので、少し休んだら出発です。
新緑がきれい~。


30分ほどで黒山到着。


コースは植林帯と広葉樹の林を交互に歩く感じです。
少しずつ標高も下がって、新緑が鮮やかになりとてもきれいです。


ミツバツツジも鮮やか。


黒山の前後の尾根はアセビがいっぱいありました。


アセビの若葉もきれい。






山桜も満開。


カエデ




何と、イワウチワが1輪咲き残っていました~。
このコースにもイワウチワが咲くんだ~。


しかし、アップダウンの激しいコースです。
急な上り下りの繰り返し。大した距離ではないのだけれど、下りに慣れた足で上り返すとふくらはぎに来ます。
しかし、『スミレ類ツツジ類が多い』はずのコース、ミツバツツジは確かにきれいに咲いていたけれど、スミレはここまでほとんどなし。
もうそろそろかしら~と期待して歩いているのだけれど・・・。
もうすぐ岩茸石山に到着かというころ、ようやくフモトスミレが出現。
ちょっと期待外れです。


センボンヤリ


けっこう急な登りを終え、ようやく岩茸石山に到着。
高水三山を歩いている人たちもいて山頂はたくさんの人が休んでいました。
北側が開け、歩いてきた尾根、奥武蔵の山々が見えると言うが、どれが棒ノ折山?




これから歩く高水山。


ここにきてようやくスミレ。
エイザンスミレ


ナガバノスミレサイシン


フモトスミレ


アケボノスミレ? きれいなピンクの大振りのスミレでした。


タチツボスミレとのコラボ。
花の大きさが倍ぐらいあります。


高水山からの下りでは、ミヤマカタバミがいっぱい咲いていました。


スミレはタチツボスミレがほとんど。
あとはエイザンスミレ、フモトスミレとマルバスミレ。

久しぶりにロングコースをガッツリ歩き、今日は久しぶりに筋肉痛。
時期が合わなかったのか?スミレが少なかったのがちょっと残念でした。



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イワウチワを見に鉄五郎新道~大塚山に行ってきました。
1年おきの大塚山です。

コース 古里駅~鉄五郎新道~広沢山~大塚山~御岳ケーブル駅

青梅線沿線のサクラが満開でとてもきれいでした。
お天気が良かったので登山者もどっと繰り出しました。
古里駅でもたくさんの人たちが降りました。
鉄五郎新道にはボランティアのゴミ拾いの方たちが2~30人で登っていました。

そろそろスミレも咲いてもいいころ。
でも植林帯の林床ですから数は少ないです。
先ず見つけたのは、薄いピンクのこれはヒナスミレ?


このコースに多いナガバノスミレサイシン。ぽつぽつと咲いていました。


ネコノメソウ


ミヤマエンレイソウ(シロバナエンレイソウ)


ヒカゲツツジは1株だけ咲いていました。もう終わり?


ミツバツツジは満開で、鮮やかなピンクは山の中で一際鮮やかでした。




さあ、イワウチワはどうかな~?と登って行くと
咲いていましたが、まばら・・・。








尾根の上部で少しばかりの群落。






後ろ姿もかわいい。



やっぱり年々数が少なくなってきているように思います。

大塚山の登山道の土手にはフモトスミレ。数は少ない。




エイザンスミレ

タチツボスミレは陽だまりにそこそこ咲いていました。

そして、富士峰園地のカタクリも満開でした。
以前はもっとたくさん咲いていたような気がしたけれど・・・。
















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