日々の出来事や思ったこと、趣味やペットのことなどを書き流す自己満足ノートです。
家事の合間に。。。



蕨山でアカヤシオが見頃と聞いて行ってきました。
西武沿線の山は行き難くてあまり登っていませんが、調べてみると奥多摩に行くのと同じような時間で行かれると分かり行ってきました。
JR八高線で東飯能まで行き、そこからバスで名郷まで。
飯能発のバスには登山者が大半。空きの座席は3つでした。
若い男性の計らいで座ることができました。

棒の折山に登ったとき名栗湖へ下ったことはありますが、こちらから登るのは初めて。
名郷へ行くのも初めてで、バスを降りて誰かのレポにあった橋を渡っていくというのが頭にあり、すぐそばに見えた橋を何の躊躇もなく渡って歩いていきました。
しかし、方角的にこっちでいいんだろうか?と思いコピーしてきた案内書を読むと、バス停から少し戻るとあり、あわててバス停に戻る。
バス停から目的の橋を中々見つけられず、ようやく見つけ30分ほどロス。
初めての山に登るときは事前に案内書をよく読んでおかないといけないですね。
橋を渡ってそのまま登ればいいと思っていたものだから・・・。
名郷からは他にもいろいろな山に登れるらしいから、人の後をついていったって違う山に登ってしまう。

コース  名郷~蕨山~藤棚山~さわらびの湯

緩やかな林道歩きが終わるとスギ林の急登。
林床のお花などほとんどなく、ようやくフイリフモトスミレを見っけ~。





これは嬉しい。
きれいな斑入りの葉でした。

スギ林が終わり雑木の稜線は新緑がとてもきれい。


稜線でもフイリフモトスミレがいっぱい咲いていました。






ようやくミツバツツジを見ることができました。
アカヤシオは花びらが沢山落ちていました。
もう遅かったかな~と思っていたら、山頂近くで沢山咲いていました~。


向こうに見えるのは武甲山?


ミツバツツジとアカヤシオ






ここの登りは急登と緩やかな道を繰り返し、ちょっとした岩場もありました。
岩場にはイワウチワが咲き残っていました。




ミツバツツジやアカヤシオは鮮やかな色で山の中でひと際目立ちます。




ようやく主稜線上に乗りました。
方向感覚がよく分からなかったのですが、またまた迷いなく右手に行く。
戻ってくる人がいて、あっちに最高点があるんですって、と教えてくれる。
教えてもらわなかったらまた反対方向に下っていたかも・・・。
山名が書かれた木の札が木についているらしいが気がつかなかった。







蕨山の標識は、来た道を戻った先にありました。
展望台となっていて、ベンチやテーブルが置かれ、皆さんここでお昼です。




山頂からは北側が開け、遠くは赤城、榛名や日光連山も見えるらしいけれど・・・。
近くの山々もよくわからない。


山頂のアカヤシオ。まだまだ元気でした。


下りはさわらびの湯まで3時間のコース。
初めての道はどのぐらい時間がかかるのか?わからないので、少しゆとりをもって下る。

いきなりの急坂の下りです。
小さな小石でざれた坂。うっかりするとずるっと滑りそうです。
慎重に下りました。
こちらのコースは急な下りとほとんど平坦な道の繰り返し。
急下りはけっこうふくらはぎに来る~。

こちらのコースもアカヤシオとミツバツツジがきれいです。




芽吹き始めた新緑もきれい。


時々開けた南側の展望。


山肌もきれい。


ナガバノスミレサイシン


あらっ?! このスミレは初めて・・・。

きれいな紫色の小さなスミレです。

横顔

そして、葉の裏側が紫?!

私はこのスミレはシハイミレだと思いましたが・・・

もまた少し下の場所で。同じようなスミレ。側弁は無毛。
少し花が大きめ?


これは花びらの色がまた違う。側弁は有毛。

スミレはよくわからない~。

新緑の林。


名栗湖が見えました。


いい加減下りに飽き飽きしたころ、林の中にフモトスミレを見っけ。
沢山咲いていました。フイリフモトスミレ。





フモトスミレだと思っていましたが、よくよく見ると長い葉が混じっています。

そしたら、男の人が三脚を立ててスミレを撮っているのを発見。
きれいな紫色のスミレ、さっきと同じスミレでした。
『シハイスミレですか?』と聞くと『マキノスミレです。』との返事。
シハイスミレだとばかり思っていました~。
家に帰って調べてみると、シハイスミレは関西方面に多いスミレだと。
こちらではあまりお目にかかれないらしい。
そして『ミツモリスミレは見ましたか?』と聞かれる。
ミツモリスミレとは、スミレ愛好家の間で話題になるフイリフモトスミレとマキノスミレの交雑種だという。
私も名前だけは知っていたけど、見たことはない。
えぇ~?ここらへんでミツモリスミレにお目にかかれるんだろうか~?

私もこのきれいなスミレを撮りたいと待っていると、『そこらへんにも咲いていますよ』と言って追い払われた。
違う場所でようやく一株見っけ~。



花の色はもう少し紫が濃いです。あちらの株のほうがよかったな~。


葉の裏は紫ではない・・・か?


そして近くにフイリフモトスミレがたくさん咲いていました。
可愛いです~。



フモトスミレの葉は卵型だけど、これは少し先が尖っている気がする。
同じ土地に違う種が生えていると、長い間に少しずつ混じるのでしょうね。

蕨山はけっこう急登や急坂の下りがあり、また歩きにくいところもあって足の裏が痛くなってしまいました。
この足の裏の痛みにはこれからも悩まされそうです。
お花の種類は少なかったけれど、きれいな斑入りのフモトスミレがたくさん見られ、初めてのマキノスミレも見られて行ってよかったと思いました。
今度は是非ミツモリスミレを見てみたいな~。
でも多分私には区別ができないと思うけど・・・。





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先月はハナネコノメでしたが、もうスミレも大分咲いているだろうということで、再び高尾山へ行ってきました。
天気予報が良かったためか?小仏行きのバスは2台とも満員のぎゅうぎゅう詰め。
何とか全員ようやく乗れて出発です。

今回は日影沢から林道を城山へ、一丁平の満開の桜を愛でながら高尾山へと歩いてきました。
日影沢へ入るとニリンソウが花盛り。




スミレはたくさん咲いていました~。
ヒカゲスミレ




タカオスミレ




麓に咲くエイザンスミレはもう葉っぱが大きいです。


マルバスミレ


日影沢の花たち



セントウソウ       ラショウモンカズラ        カントウミヤマカタバミ


トウゴクサバノオ






タチツボスミレはいっぱい


ニオイタチツボスミレ




コスミレ




きれいなエイザンスミレに出会えました。




アカネスミレ オカスミレ








アカネスミレ


山の上も桜が満開のようです。



一丁平方面


一丁平から高尾山




城山山頂の桜












トウゴクミツバツツジ




シロバナムラサキケマン


クロモジ


エイザンスミレ        マルバスミレ


ナガバノスミレサイシン


アケボノスミレ


ヒナスミレは遅かったのかな~。




昨日は残念ながら霞んでいて富士山は見られませんでした。



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久しぶりに山に行ってきました。
春のお花の情報もあり、3か月ぶりなので高尾辺りで足慣らしをしようと、毎年の恒例?ハナネコノメ探し。
小下沢から景信山に登り高尾に下山のいつものコース。
毎度お馴染みのお花ですが、やっぱり春になると見に行きたくなります。

平日でも久しぶりの快晴で小仏峠行のバスは一台増発されました。
最近は裏高尾のハナネコノメもすっかりみんなに知られており、カメラを持った人たちもいっぱい。
今年は日影沢のハナネコノメは3月に入ってからもう咲いたとの情報もあり、もう遅いだろうな~と思ったけれど、ちょっと覗いてみました。
が、やっぱりお花がほとんど開ききっており、赤い葯のとれたお花も。

日陰なのでブレブレ。

コチャルメルソウ


日影沢の入り口ではキクザキイチゲも咲いています。




日影沢は早々に切り上げて小下沢に向かいます。
小下沢梅林も満開でした。




スミレはどうかな~と思ったけれど、まだほとんど咲いていません。
春一番のアオイスミレ。1か所だけ見つけました。


ユリワサビ


ヤマルリソウも咲きだしていました。


ニリンソウも。




小下沢の景信山入り口のハナネコノメはまだ可愛い。
花の数は少ないみたい。まだこれからでしょう。









沢から別れて景信山に登る分岐の先に滝があって、そこにもハナネコノメが咲いているそうです。
途中ですれ違った女性が、滝のところで去年はいっぱい咲いていて感激したけど、今年はちょぼちょぼでがっかりしたと話していました。
去年もそちらに行く人がいてお花が咲いているのかな~と思いましたが、行かなかったのです。
どんななっているのかちょっと行ってみましたが、ほんの1~2分行ったところにこんな滝が流れ落ちていました。


ハナネコノメもそこそこ咲いていました。
もう少し経てばもっといっぱいになるのでしょう。
まだ開ききっていないので可愛いです。









ハナネコノメは沢沿いの湿った暗い場所に咲くので写真を撮るのが難しい。
三脚がないとぶれてしまいます。

山の日当たりのよい斜面にはタチツボスミレが咲き始めていましたが、まだまだ数は少ないです。
スミレはこれからですね。


景信山からは富士山がくっきりと見えました。


久しぶりだったのでのんびりゆっくり登ろうと思っていました。
でもこの年になっての3か月のブランクは思ったより大きい。
のんびりゆっくり登ろう、ではなくのんびりゆっくりしか登ることができない。
そしてふくらはぎが痛い。
更にお昼過ぎには薬が切れて鼻水になったのでもうイヤになっちゃって、小仏峠から下ろうかとも思ったけれど
ここで頑張らなくてはこれからの登山ができなくなると思い高尾まで何とか歩き通しました。
城山、紅葉台、高尾山頂はもうパス。
初めて3号路を歩いてみたけれど、高尾山の山腹を巻くコースで大して見どころもなく
時間もけっこうかかり退屈なコースでした。






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やらなきゃいけないこといっぱいあってちっとも落ち着かないのだけれど、今日はお天気がいいって言うし
もう何も考えず歩きに行きたくなって陣馬山から高尾を歩いてきました。
あれもやらなきゃ、これもやらなきゃ~と思っていると何もできない。
後は野となれ~。

コース 陣馬高原下~陣馬山~景信山~一丁平~紅葉台~4号路~ケーブル駅

高尾周辺はちょっと歩きたい時に手軽に行かれる場所。
一ヶ月ぶりの山なので少し長めのコースにしました。
高尾北口から陣馬高原下行きのバスはちょうど全員が座れるぐらい、その8~9割が登山者。
バス道沿いの草が白くなっていて、霜が降りたのかしら。
冷え込むとは言っていたけれど、まだそれほどの寒さではありませんでした。

もう紅葉は終わって木々はほとんど葉を落としていました。
道中大して写真に写すものもなく、黙々と登ります。

陣馬山山頂に到着すると富士山がきれいに見えました。
雲一つない青空が広がっています。


南アルプスも見えました。


三頭山と大岳山(右端)


そんなに早出してこなかったのに高尾まで歩くつもりなので先を急ぎます。
大したアップダウンもなく快適な登山道が続きます。

景信山からの富士山。少し霞んできています。




一丁平からの富士山。


奥高尾の登山道はとても整備されて歩きやすくなりました。


名残の紅葉。


紅葉台への登りがきつかった~。
高尾の山頂はパスして4号路からケーブル駅へ。
ケーブルカーに乗って下りました。



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久しぶりに鍋割山に行ってきました。
絶好の山日和が続いているのに、ちっとも出かけられないでいましたがようやく行ってこれました。

他にいろいろ行きたいところあったのだけれど、交通や天気の関係でなかなか上手くいかず
第一希望でもなく第二希望でもなく第三希望でもなかったのに、突然降ってわいたように、
それじゃあ久しぶりに鍋割山にでも行こうか~となったのでした。

コース  二俣ゲート~二俣~後沢乗越~鍋割山~金冷やし~大倉尾根~大倉バス停

丹沢は平日でも登山者はけっこういるのだけれど、今日はお天気が良かったので沢山の人が登っていました。
紅葉は1000メートル前後できれいです。
下のほうはまだまだ緑で紅葉はこれから。
しばらく楽しめそうです。













リンドウがポツポツと咲いていました。


鍋割山山頂から。
富士山もばっちりです。


鍋割山では沢山の人が休んでいました。
まるで土曜日か日曜日みたい~。
ここの名物が『鍋焼きうどん』ということで、結構な人が注文して食べていました。
かなりボリュームがあるみたいで、私は食べきれないと困るので注文したことはありません。

出発が遅かったので、今日は塔ノ岳はパスして金冷やしから大倉尾根を下りました。
鍋割山山頂裏手の林はまだ黄葉がきれいでしたが


葉を落とした木々も。


鍋割山から金冷やしまでのルートはアップダウンはあるけれど、とても気持ちよく歩ける稜線です。


所々にまだきれいな黄葉が。




花立山荘からの富士山。結構大きく見えてびっくり。


堀山の家辺りの黄葉もきれいでした。




今日はすごく暑くて汗びっしょりになってしまいました。
最初考えてもいなかった鍋割山だったけれど、黄葉もまずまず楽しめたし、行って歩けばそれだけでもよしですね。

ところで、今日は幼稚園児(保育園児?)が大倉尾根を塔ノ岳まで遠足(?)していましたよ~!
びっくりですね。
去年の秋は、城山でこれから高尾まで行くという幼稚園児の団体さんに会ってびっくりしたのだけれど
今年は大倉尾根を塔ノ岳までって・・・。
高尾よりずっと厳しいと思うのだけれど。
でもとても元気で賑やかに下っているのに出会いました。
大人が、大倉尾根はもう絶対登らない~なんて言っていられませんね。
でもやっぱりもう登りには使いたくありません。





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先月歩いた飯豊連峰を、お向いにある二王子岳から眺めてみたい。
お天気も火曜日まで、ということで月曜日の夜行バスで新潟に行き、新潟から新発田駅まで電車に乗り
タクシーで二王子神社登山口まで行ってもらう。
バスも途中まであるけれど、時間も遅いしバス停から登山口まで一時間半以上歩かなければならない。
帰りもバスの時間が中途半端で現実的ではなく、往復タクシーということになった。
ちなみにタクシー代は行き4640円、帰り4830円。
久しぶりの夜行バスはどうなるかと思ったが、熟睡はできなかったもののうつらうつらとそれなりの時間
寝られたのでよかった。

二王子神社登山口に着くと、登山者の車が7~8台。
この山は地元では人気の山だというので平日でも多分何人かは登っているだろうと思ったが
思ったより車が多くてホッとした。

コース  二王子神社登山口~一王子神社~定高山~二王子岳(ピストン)

登山口には立派な二王子神社ときれいなトイレ、キャンプ場にもなっているのか?炊事場などもある。
登山の無事をお願いし、熊も出るということで鈴をジャラジャラ鳴らしながら登り始めた。


神社の裏山らしく最初はスギ林の中を登っていく。
30分ほど歩くと1合目の表示。目安になっていい。


紅葉はもう期待していなかったが、遠目にはまだきれいに見えた。


突然ギャーギャーギャーとものすごい鳴き声と共に木の枝がバサバサと揺れる音にびっくり。
猿の集団が追いかけっこをしている。
熊はもちろん怖いが、猿も怖い。
こんなところで行動食を食べるわけにはいかないと思い、ずいぶん上に行くまで我慢した。




一王子神社に到着。そばに避難小屋。


ここの傍のカエデはきれいでした。


すっかり葉を落としたナナカマド。




ツルリンドウ



登山道は急登と平坦な道を繰り返し、かなりな急登と長い平坦な道でけっこう足に来る。

登っているときにはそれほど思わなかったが、下り始めるとこんなに急だったのか~と驚くほど。
山頂で休んでいるとき、両足の腿がつってしまい、こんなことは初めてだった。
急登のほとんどは階段というのも効いた。
何とか収まったからよかった。




登り始めて3時間半。ようやく頂上の避難小屋が見えてきた。


山頂近くにある三王子神社?石が崩れかけています。


山頂到着~。
コースタイム4時間はかからなかったけれど、4時間近くかかりました。
ようやく飯豊の峰々を見ることができました。ここまで登らなければ見えないのです。


朳差岳          地神山       北股岳  飯豊山        大日岳


飯豊山      御西岳         大日岳


よく見ると御西岳の右に御西小屋が見えました。


北股岳 梅花皮(カイラギ)岳 烏帽子岳           飯豊山  駒形山


朳差岳  鉾立峰  大石山       頼母木山   地神山    門内岳


頼母木小屋も。


朳差岳の左には朝日連峰?


南側 越後の山並み


日本海?水平線がわからない・・・。


山頂からの眺めを一時間以上、たっぷり楽しみました。
山頂には入れ替わりいつも10人ぐらいの登山者がいました。
タクシーを予約してあるのでそろそろ下ります。

登るときより、午後の日差しに照らされて紅葉が鮮やかできれいでした。
もう中腹より上は終わって冬支度。
山麓はまだきれいです。










しかし、階段の急登と平坦な道の繰り返し、二王子岳は結構厳しい山でした。
1日で往復するというのもきつい。
今日は久しぶりに腿の筋肉痛。

飯豊の縦走が私のドジのせいで達成感がないというか満足感がないみたいな・・・
何となく気分的にすっきりしなかったので、そんな気分を払拭したい思いもありました。
すっきりしたのか?どうか分からないけど
やっぱり見るのではなく、できたらもう一度登ってみたい。
今度はお花の時期に。




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尾瀬の燧裏林道はブナ林が美しいというので、秋にぜひ歩いてみたいと以前から思っていました。
中々行かれずにいたのですが、ようやく行ってこられました。
紅葉には少し遅いかな~と思ったけれど、14~500メートル辺りの紅葉はちょうと見ごろでした。
燧裏林道の紅葉はそんなに派手ではないけれど、林全体が黄色からオレンジのグラデーション。
赤も混じりとてもきれいで、紅葉に包まれ気持ちよく歩いてきました。

上毛高原から鳩待峠に向かいます。
バスには30人ほどのハイカー。明日から連休ということで、思ったより多めの登山者でした。

コース  鳩待峠~山の鼻~竜宮十字路~見晴し(弥四郎小屋泊)
     見晴し~温泉小屋~平滑ノ滝~三条の滝~燧裏林道~御池

朝のうちは雨もぱらついていたらしいけど、いいお天気になりました。
紅葉はどうかな~?と心配したけれど、いい具合に色づいているじゃない~?
乗り合いタクシーの運転手さんは、今年の紅葉はイマイチなんて言っていたけれど。


至仏山も見えてきました。


山肌もきれいです。








山の鼻到着。
ちょっと自然園を覗いてみます。草紅葉にはちと遅い・・・。
至仏山。


では、原のほうへ向かいましょう。
燧ケ岳もくっきり。




ドライフラワーも美しい。


ヒツジグサも紅葉。






逆さ燧。


イワショウブ。先日、テレビで尾瀬のことやっていて、このお花のことを放送していました。
はじめは白い花が咲くのだけれど、だんだんピンクになっていくって~。
これは白とピンクの混じり。


アップで見るとかわいいです。


至仏山を振り返る。


燧ケ岳。


マユミ。
私は初めて見ましたが、これはお花ではなかったのですね~。




竜宮十字路から。富士見峠方面。


葉を落としたナナカマド。






見晴らしに到着。
10年ほど前に母と泊った弥四郎小屋を予約しました。
小屋は6~70人ほど? 個室を案内されお風呂も大きいです。


夕日。


夜は満天の星。


星座が全く分からないのが悲しい。


夜は寒かったです。
朝起きたら靄がかかっていて、慌ててカメラを持ち外に出る。
幻想的で尾瀬ならではの景色です。他の人たちも外に出ていました。
霜も降りていて寒いはずです。






徐々に日が差して空も青くなっていきます。


燧ケ岳。朝食をいただいてから出発です。






霜でお化粧した葉っぱたち。













枯れ草も霜解けの滴が朝日に輝いてきれいです。

至仏山にお別れして平滑ノ滝、三条の滝を目指します。




木立の中を歩くと、霜解けの滴が雨みたいに降ってきました。


平滑ノ滝。
40年以上前に行ったきり。
その時は平滑ノ滝のすぐ脇に登山道があったのだけれど、今は少し高いところに展望台が作られていました。




三条の滝が樹間から見えてきました。


かなり急な階段を下り展望台へ。
こちらも滝を真正面に見る高さに展望台がありました。




けっこうな水量で落ちています。


三条の滝を後に、燧裏林道を御池に向かいます。










美しい林。














裏燧橋


橋の上から










立派なダケカンバ。
雪の重みで幹がこんなに曲がっています。


朝のうちは晴れていた空も、お天気が下り坂のためか?白くなって高曇り。
あまり日も差しません。
紅葉の輝きもイマイチ。でも十分きれいでした。

上田代。ルート中小さな湿原が所々ありましたが、ここが一番大きい。
時間もあるので少しゆっくりしていこうかな~と思ったけれど、風も出てきて寒い。




紅葉を愛でながらの歩きもそろそろ終点。
この林を抜けたところは御池駐車場です。


少し早めに着いたので予定より早いバスに乗れました。
ところが、野岩鉄道の公式サイトで調べなかったため、このバスで乗れるはずの電車が先日の大雨の影響で運休になっていたのを知らなかった・・・。
結局、次のバスで来ても一緒、駅で一時間も待つことになり、こんなことならお風呂でも入ってくればよかった~。

燧裏林道は期待通りの美しい林でした。
快晴というわけにはいかなかったけれど、それでも十分きれいな紅葉に出会えました。



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尾瀬の燧裏林道を歩いてきました。
紅葉がとてもきれいでした。

レポは後ほど・・・



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今度の飯豊連峰縦走の途中、御西小屋での出来事でした。

飯豊山に登り、気持ちの良い稜線歩きでルンルン気分だった私は、御西小屋でお昼を食べたら大日岳を往復しようと思っていました。
スープでも作って食べようかな~と思って、ベンチに腰掛けザックを開け、ガスバーナーセットを取り出そうと・・・。
あれっ?!ガスバーナーがない?!
ザックの中身を全部出してもガスバーナーがどこにもありません。
えぇ~?どうしちゃったんだろ。
さっき飯豊山の山頂でおやつを食べたとき、少し中身を引っ張り出したから、そのとき忘れちゃったのかしら・・・。
じゃなきゃ、切合小屋に忘れてきた~?

火の道具がなければこの先には進めません。
水だけでも食べられるアルファ米が二食分あるけれど、それだけでは縦走なんてできない。

このまま戻って取りあえず山頂に忘れてないか確かめよう。
切合小屋にも電話してみよう。
ザックの中身を戻し、背負ってまたもと来た道を戻りました。
ホントにショック~。

30分ほど戻ったところで携帯が通じたので切合小屋に電話をして『ガスバーナーの忘れ物ないでしょうか?』と聞くと、管理人さんが『ありますよ~』
小屋に忘れちゃったのか~!
火の道具がなければ縦走はできないので、これからそちらに戻るので今夜また泊めてほしいとお願いしました。
そしたら管理人さんが、せっかくそこまで行ったのなら、今夜は御西の管理人さんに事情を話してお湯をもらいなさい。そして明日戻ってくればいい。と。
じゃあそうします。と言って電話を切り、また御西小屋に向かって歩いていると、携帯が鳴り管理人さんから電話が。
これからそちらに向かう人が持ってってくれるって言うから、そちらで待っていなさい。そうすれば縦走もできるでしょう。と言いました。
いいんですか~?ちょっと躊躇したのだけれど、縦走したいという気持ちが勝ってお言葉に甘えることに・・・。
ほんとはこのとき、断るべきだったのか?まだ後悔しています。
でもその時の私は、申し訳ないと思いながらも、よかった~とホッとしていました。

でも、飯豊に登るについては誰もが半端ない荷物になって1グラムでもザックを軽くしたいと思っているはず。
それなのにおバカな人間が忘れた荷物を余分に担いで登ってくれるなんて・・・。
考えれば考えるほど申し訳なさが強くなって、これは何かお礼をしなければ~という考えになっていました。
山の上でお礼をするって言ったって、何もできない、できるのは御食事代でも受け取ってもらうこと。
お金で解決なんて失礼だと思ったけれど、それしかないと考えました。
ところが、予定の到着時間よりだいぶ遅れてきたその方は、私の申し出に全く耳を貸しませんでした。
私ってとんでもないバカ!

バーナーを届けてくださった方は、たまたま管理人さんの電話を傍で聞いていて、それじゃ自分が届けましょうと言ってくださったそうです。
登山口からいきなり御西小屋まで登ってくる方だから健脚な方だろうけれど、途中で足がつっちゃって遅くなったと言ってました。
私の忘れ物のせいで足に負担になって、いくらお礼を言っても言い足りません。
ホントに身の縮む思い。

それより、何で私は小屋で待っていたのか?
大日岳の往復なんて、明日でもいいじゃないか。
私の忘れ物を背負って登ってくれる方を、ただ待っているのではなく、何で途中まで取りに戻るという考えに至らなかったのか?
それがほんとに悔やまれました。

私の人生って、いつでも後悔の連続。
あの時はああすればよかった、こうすればよかったと悔やまれることばかり。
その時々で最善の道を選ぶことができていない。
今回はそれで人に大変なご迷惑をかけてしまった。
これからの人生は悔いのないように生きていきたい。

ガスを届けてくださった方はとても気さくな方で、しばらく楽しくおしゃべりをさせていただきました。
今回は大日岳だけが目的で、明日は下山すると。

千葉県のIさん、その節はほんとにお世話になりました。
おかげさまで念願だった飯豊の縦走を無事成し遂げることができました。
本当にありがとうございました。


私のバーナーのセットと中身。
濃いグリーンの袋に入っているので、小屋の暗がりでザックに入れるときに見落としたらしい。
全部で450グラム(当時)です。ペットボトル一本分に近い重さ。


もっと目立つ黄色かなんかで新しい袋を作ろうと思います。





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去年、朝日連峰を縦走して今年こそ飯豊と思っていたが、
飯豊はどこから登っても厳しい山、真夏の暑い時期は熱中症になることもあると聞く。
水も沢山担がなければならない。
お花を諦めても何とか登れる時期にと、お盆過ぎからお天気をチェックしていたが
今年はお天気がなかななか安定せず、とうとうこんな時期になってしまいました。
シルバーウィークは避けたいと思っていたけれど、お天気優先で突っ込む。
北アルプスなどのような混み様とはならないだろうと希望的観測だったが、
私が登山口大日杉小屋に泊った日は、山の上では50人定員の小屋に70人が泊ったという。
その後はそのようなことはなく、快適に泊ることができた。

どこから登ろうか?散々迷ったが、最初の急登を頑張れば時間はかかるけれど何とか登れそうな大日杉登山口からとする。
水場が途中にあるというのも大事な条件だ。
大日杉小屋に前泊することにして、夕方羽前椿駅からタクシーに乗る。
タクシー代は貸し切り料金ということで1万円でした。メーターでは12000円ぐらいになるらしい。

大日杉小屋に着いたのはもう薄暗くなってきた6時近く。
山岳会の方々が管理を任されているということで、山岳会の会長さんはじめ2名の方がおられました。
が、何と泊りは他に誰もいず、私だけだと!


でも小屋はとてもきれいで、電気も夜中でもつくし管理人さんが3人もいるということで心強く
気ままにできるし快適に泊ることができました。

買っていった駅弁で夕食後、管理人さんからいろいろアドバイスをいただく。
縦走して梶川尾根を飯豊温泉に下る予定だと言うと、梶川尾根はほとんど崖で疲れた足では危険だと言う。
足の松尾根が一番安全だから足の松尾根に下るとよいとのアドバイス。
地図のコースタイムを見ると、足の松尾根に下れそうなのでアドバイス通りそのコースで行くこととする。

コース  大日杉登山口~地蔵岳~御坪~切合小屋(泊)
     切合小屋~姥権現~飯豊山~御西小屋~大日岳往復~御西小屋(泊)
     御西小屋~烏帽子岳~梅花皮岳~北股岳~門内岳~地神山~頼母木山~頼母木小屋(泊)
     頼母木小屋~大石山~足の松尾根登山口~奥胎内ヒュッテ

登山口からいきなりの急登。
ざんげ坂

30分ほどは全体力を使った~と思えるほどの登りだが、その後は小さなアップダウンと緩やかな登りで
高度を上げるにつれ尾根の景色が見えてくる。
だまし地蔵に着くと主稜線の先に飯豊山が見えてきた。
これからのコースも見えて、まだまだだな~とうんざりするが頑張らねば!

手前 地蔵岳の向こうに飯豊山

地蔵岳に登った後は少し下り、アップダウンを繰り返しながら遥か向こうの主稜線へと向かう。
中央少し左手に、今夜の宿切合小屋が見えた。




まだ早いんじゃない~?と思うがすでに紅葉が始まっている。
下ってくる人が『上はきれいですよ~』と言う。




少し灰色の雲が出てきた。




お花は期待していなかったが、少し咲き残っていた。

ウメバチソウ           何と!イワイチョウ
   

モミジカラマツ          ミヤマホツツジ


ミヤマリンドウ
残念ながら、固有種イイデリンドウはもうおしまいのようです。

主稜線に辿り着きました。
種蒔山をトラバース気味に登ってきました。尾根伝いに行く道は三国岳へと続く。


尾根に出て5分ほどで切合小屋に到着~!

初日の登りが一番の心配でしたが、コースタイムとそれほど違わず登ることができました。
この登りさえクリアすれば、という思いもあり達成感でいっぱい~。
地図のタイムは少し甘めに設定されているようで、ずいぶん早くついてしまった方もたくさんいるようです。
お天気も回復してきました。明日アタックの飯豊山。


切合小屋は唯一食事を出してくれる小屋です。
夕食はカレー、朝食は海苔と生卵と御新香。
生卵が苦手なのでいらないと言ったら、それじゃあと代わりにさんまのかば焼き缶詰をくれました。
海苔と御新香だけで食べるつもりだったのに、わがまま言ってすみませんでした。

この日の二階の同じフロアの宿泊者は12人で、ゆったりと泊ることができました。



今日も晴れの予報。
吾妻連峰の左からお日様が出たようだけど雲に少し隠れています。
吾妻連峰の右奥は安達太良山。


こちらは朝日連峰。


今日はいよいよ飯豊山に登り、御西小屋から飯豊連峰最高峰の大日岳を往復します。
大日杉登山口や弥平四郎登山口に車を乗り付け、飯豊山だけ往復する人が多いです。
でもやっぱりここまで来たからには縦走しなければ。
大日岳も最高峰というのでやっぱり登りたい~。

少し登ると右手から磐梯山も見えてきました。
手前の尾根は昨日登ってきた尾根。




紅葉もずいぶん進んでいます。


姥権現。昔、女人禁制の飯豊山に登って石にされちゃったんだとか~。


ちょっとした岩場。御秘所。


振り返る。


飯豊本山小屋が見えてきました。

本山小屋の傍に飯豊山神社があり、登山の無事をお願いしました。
山頂はすぐです。


飯豊山頂上に到着~。朝のうち雲が多かったけれど、頂上に着くころにはすっかり晴れました。


こちらは破線ルートのだいぐら尾根。


大日岳と翌日縦走する尾根。


朝日連峰。


よく見ると、西朝日岳の先に月山が見えていました。
以東岳の左手には薄く鳥海山も見えました。


頂上で小一時間まったりしました。が、いつまでいるわけにはいきません。
飯豊山にお別れして御西小屋に向かいます。


山の上はもう本格的な秋・・・。


秋になり切れないミヤマキンバイ。     そして何とまだ新鮮なハクサンイチゲ!


御西小屋が見えてきました。


飯豊山を振り返る。何とも気持ちの良い尾根歩きです。


御西小屋にザックを置き、身軽になって大日岳往復します。


ここに来るまでもタカネマツムシソウが沢山咲いていたのだけれど、どれももうおしまいで
これはまだきれいなお花でした。


お天気がいいのはいいけれど、照らされて熱い。
飯豊山


大日岳頂上。


翌日の縦走路。烏帽子岳や北股岳。


オンベ松尾根


飯豊山。


景色を楽しんだら御西小屋に戻ります。


地図上では大日岳往復が3時間40分となっていましたが、私の足でも往復2時間半で行ってこれました。
御西小屋はすでに管理人さんは下山したあと。
でも一階二階それぞれ5~6人ずつの宿泊者がいてよかったです。

三日目。今日もお天気?
吾妻連峰    安達太良山            磐梯山


飯豊山


朝日連峰


お世話になった御西小屋。




染まる烏帽子岳と北股岳


紅葉がきれい。朝日連峰とはまた違って、ハイマツや笹の間に赤やオレンジか混じりとてもきれいです。


草紅葉も。


振り返る。
大日岳目当てにピストンする人も多く、また連休も昨日で終わり、こちらに縦走する人は少ない。
数人にすれ違い、水場の情報などいただく。


緩やかな気持ちの良い稜線歩きだが、細かいアップダウンが多いです。


お天気よいのかと思ったけれど、けっこう雲が多い。その代わり日差しが遮られ助かります。


烏帽子岳到着。


歩いてきた道。


手前梅花皮岳(かいらぎだけ)と北股岳の間に、梅花皮小屋が見えました。


けっこう下ってまた登らなければなりません。


梅花皮小屋を振り返る。梅花皮小屋はきれいでした。トイレも水洗です。


梅花皮小屋に直接登るコースの石転び沢雪渓。
すごく急登で上級者向け。今の時期は雪渓が崩れていて危険だということです。


まだまだ続く尾根歩き。


右手に伸びてる尾根は最初下る予定だった梶川尾根。




うす曇りで日差しがないのは助かりますが、紅葉が映えません。


門内岳と門内小屋が見えてきました。


麓のほうは少しずつ雲が湧いてきています。
明日まで晴れの予報だったけれど、会う人ごとに『お天気は下り坂』って聞きます。そんな~。


門内小屋も過ぎ・・・


扇の地神。


ここから梶川尾根へ。
どんなに急なんだろ?下ってみたい気もするが・・・。下れば飯豊温泉に入れるけど・・・。


ここは素直にアドバイスに従って頼母木小屋へ。


頼母木小屋と朳差岳(えぶりさしだけ)が見えてきました。

御西小屋から朳差岳まで行くという人もいて、皆さん健脚揃い。
私は行きません。行くにはもう一泊必要だし~。

梶川尾根を振り返る。奥は飯豊山?




谷間から雲がもくもくと湧き上がってきて、明日の天気が心配~。


ようやく頼母木小屋。


大きな朳差岳。


頼母木小屋ではその後誰も到着せず、管理人さんももちろんいなくて結局泊りは私一人でした。
ラジオを聴いたり、あとは眠剤を飲んで寝ました。
ちょっと怖かったけど案外大丈夫だった・・・。
一日中風がずっと強かったのだけれど、夜半から雨も降りだし風雨が強くなって、もしかして明日は停滞?と
心配したけど、4時近くなって風が収まり雨もちらちら程度。
カメラもしまい、雨具を着込んで5時ごろ出発。

これは携帯。




足の松尾根は一番安全と聞いたけれど、急登とは知っていたけれど、最初から最後までほとんど急登(急下り)
所々登山道が斜めにざれていて、滑ったら急斜面を転がり谷底へ~なんて個所もあり、
また名前の通り松の根っこが剥き出しに入り組んでいる登山道は、うっかり根っこに乗っかるとすってんころりん。
慎重に下りました。
途中から朳差小屋から下ってきた4人の方と合流。
と言うより、私を心配してくれてか?早いので先に下って休憩をとっていると私が追いつくという感じになって
お世話をおかけしました。
慎重に下ったけれど、その方たちに引っ張られてコースタイムより少し早めに下ることができました。


登山口。


9月は平日、奥胎内ヒュッテまでの乗り合いタクシーがないので、1時間ほど林道歩きがあります。
二人の方と楽しくおしゃべりをしながら歩き、ヒュッテで汗を流し食事をして、
山ガールの方と中条駅までタクシー相乗りで帰ってきました。



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