日々の出来事や思ったこと、趣味やペットのことなどを書き流す自己満足ノートです。
家事の合間に。。。



山小屋では夕食を済ませると、消灯前にお布団に横になって2時間ほどうとうとしてしまいます。
そしてパッと目が覚めると大体10時とか11時。
そうするともう目が冴えて朝まで眠れなくなります。

山小屋では寝られないもの、というのが当たり前になってしまっていますが、大きないびきをかいて寝ている人もいて、ほんとに羨ましくなります。
しかしそういう人に聞いてみると、あまり寝られなかったということがあります。
案外本人の気が付いていない間に寝ているものなのかもしれません。

数年前、全く寝られなくて辛い思いをしたことがありますが、ここ数年、少しは眠れたという山行が続いていました。
が、今回は久々に辛い山小屋泊まりとなりました。

眠れないと脈拍がズーンズーンと頭に響きます。
高度のせいかいつもよりだいぶ脈が早い。
そして頭痛がきます。
頭痛がくると今度は吐き気がきます。
キレット小屋では少し気持ち悪くなっただけで耐えました。
が、五竜山荘では耐えられなくなって吐いてしまいました。
でも却って吐いてしまった方が後はすっきりします。
頭痛が治まりそうもなかったので朝4時頃頭痛薬を飲みました。
30分もすれば治まってくれるだろう。
早出の人たちがざわついていますが、私は今日はお昼過ぎには下山できるから・・・などと考えながら横になっていたら・・・。

ハッと気が付き時計を見ると6時半になるところ!
びっくり!

幸い、五竜山荘では前日に『朝食は5時半から7時までの間に済ませてください。』と言われていました。
これが有難かった~!

まだ間に合う!

大急ぎで食堂に行ってみるとテーブルの上には一人分だけ残っておりました。

混んでいる時期は一度で済まないので何回かに分けて食べるようになり、時間は指定されます。
空いている時でも時間が決められていることが多い。
小屋側からすればみんな一緒に食べてもらって早く片付けたいところ。

前の日に泊ったキレット小屋では、朝食は5時半と決められていて、その時間に日の出を見に行っていたグループが、小屋の人に呼び戻されていました。

いくら7時までに、と言われても、一人分がいつまでも残っているのを見て、小屋の人もきっと困っていたことでしょう。
小屋の方たちはイヤな顔をせずご飯やみそ汁の用意をしてくれましたが、申し訳なくてただひたすら恐縮して食べたのでした。

でも、6時半に気がついた時。
自分では眠った記憶がないのに実は眠ってしまっていたのですね。
寝られないと思っても案外細切れで寝ているのかも・・・。
あまり寝られないといって気にする事はないのかもしれません。

結局この日、出発は7時過ぎ。
予定よりも1時間も遅くなってしまいましたが、頭痛も治まり元気に下山できました。


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