日々の出来事や思ったこと、趣味やペットのことなどを書き流す自己満足ノートです。
家事の合間に。。。



八ヶ岳の横岳のツクモグサを見たくて、行ってきました。
日曜日の長野のお天気は曇り時々晴れという予報だったのですが、
1日中ガスガスガスで何も見えず。
土曜日は降られるのを覚悟で行ったのですが、
やはり山は高気圧に覆われる時でないとダメですね。

1日目は美濃戸口から行者小屋まで。
夕方から雨の予報だったので朝一の特急で行きましたが、
1時ごろから降られてしまいました。

新緑がきれいです。


林道脇の林の中にレンゲツツジが鮮やかです。


サラサドウダン。


今日の宿泊は行者小屋なので美濃戸から南沢を行きました。

南沢にはホテイランが咲くということでしたが、時期が遅かったようです。
鬱蒼とした林の林床にコミヤマカタバミ。
お天気悪く花はすぼんだものが多い。



カラマツソウ?

キバナコマノツメもたくさん咲いていました。


行者小屋の食事。
夕食は豚の角煮とサラダとスープ。
+キャラブキときゅうりのお漬物。
角煮はとても柔らかくて美味しかったです。


朝食は海苔と納豆。焼き鮭とちくわと大根煮。


おこわ弁当。


行者小屋の食事は美味しかったです。
豚の角煮が嫌いな夫が去年行者小屋に泊ったのですが、その時はシチューだったそうで、
やはりとても美味しかったと言っていました。
おかずは日替わりにしているみたいで、豚の角煮に当たらなくて良かったと言っていました~。

二日目。
前日は午後からずっと雨。
朝のうち曇っていたけれど何とか稜線が見えていたのに、朝食後またザーっときてどうしようか~と思いました。
雨の中登るのはゴメンだし、このまま帰るのも・・・。
もう少し様子を見ようと思っていると雨も止み、出発することに。

コース
行者小屋~文三郎尾根~赤岳~横岳~硫黄岳~桜平

若い頃、文三郎尾根を登り地蔵尾根を下ったことがありますが、横岳から硫黄岳への縦走は初めてです。
ま、赤岳だって30数年前のことだから初めてと言ってもいいようなもの。
昔はこんな階段は無かったです~。
山頂へ両手も使って登ったことだけ覚えています。

何段あるか数えなかったけれど、段差のある階段がけっこう続き、
登り始めから疲れてしまいました。
何回も休みながら登ります。

赤岳は岩山です。


キバナシャクナゲ~。
まだ蕾です。


コースタイムを大幅にオーバーして山頂に到着。
果して三度の赤岳登頂はあるのでしょうか~?

山頂に着いたころにはガスに覆われ、周りは全く見えなくなってしまいました。
それどころかポツポツと雨粒も・・・。
この後、雨は止んでくれましたが、厚いガスに包まれ全く景色は見えませんでした~。

今回はお花目当てというのもあるので、頑張って歩きます。

コメバツガザクラ。



ひなの口ばしみたいで可愛い~。

ハクサンシャクナゲ。
数は少ない。


ハクサンイチゲ。





チョウノスケソウ。
初めて見ました~。
まだこれからですね~。


ミヤマキンバイ。


オヤマノエンドウ。
きれいな紫です。






そして、今回の目的のお花!
ツクモグサ。
本州ではここと白馬岳にしか自生していないそうです。
多くの人たちがこのツクモグサを見に八ヶ岳に登ります。

雨に濡れて残念・・・。
でも可愛らしい~。

今年はお花が少し遅れ気味ということで、間に合いました。
でも日が射さないとパッと花が開かないそうです。








イワウメ。


横岳まではゴツゴツです。


キバナシャクナゲがたくさん咲いていました。


硫黄岳山荘から硫黄岳の登りは大したことはないのですが、最後のだらだら登りがきついこと。
硫黄岳到着は予定時刻を大幅にオーバーしてしまいました。
本当は体力の限界を試すという気持ちもあり、赤岳鉱泉から美濃戸に下山するつもりでしたが、これから下り4時間近く。
バスには間に合いそうもない・・・。
バスがなければタクシーという手もあるが、こんなお天気でいつ雨が降ってくるか?
みんなに追い越され、とぼとぼと薄暗い林道歩きは・・・。
それより、ここから桜平へは2時間で下れる。
桜平からはタクシーを呼ばなければならないけれど、どうせバスに乗れそうもないのだから~と桜平に下山と決めました。
やっぱり、こういう逃げ道があるってけっこう最初から頭にあったのですよね~。
軟弱者・・・。

夏沢鉱泉から桜平への道で。
ミヤマスミレ?
きれいな紫色のスミレでした。


オサバグサ。





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