日々の出来事や思ったこと、趣味やペットのことなどを書き流す自己満足ノートです。
家事の合間に。。。



梅雨明け後お天気がちっとも安定せず、早くしないとお花が終わってしまうと気持ちが焦るばかり。
大雪渓を登る予定の5日も午後から山沿いで雷雨という予想だったが、
何とか昼までに登れば次の日からはお天気も良くなりそう、と思い意を決して出発することにしました。
1日目は白馬尻小屋で泊る予定にしていたが、猿倉に着いた時にもし土砂降りだったら猿倉荘に泊めてもらおう。
出掛ける前はひたすらお天気が気がかりでした。
とにかく山では雷に遭いたくないのです。
でもこんなにお天気に悩まされたのに、最初から最後までお天気の心配は全く杞憂で、素晴らしいお天気でした。
山は行ってみなければわからない、ですね。

久しぶりに夏の北アルプス。
以前から一度行ってみたいと思っていたお花の清水岳(しょうずだけ)に行くことにしました。
tsubasaさんが清水越えですか?とのコメントをくださいましたが、
祖母谷温泉も惹かれるものはありますが、この年で一人で清水越えはとても自信がありません。
しかも年相応に白馬尻小屋に前泊し、村営頂上宿舎に2連泊というゆとりのプラン・・・。
それなのに暑さのせいだか(?)年のせいだか、イヤに疲れた山でありました。

登りの大雪渓は23年ぶりでした。
落石や崩落の事故などがあり大雪渓の登降はずっと避けてきたのです。
久しぶりに登ってみようか~?と思ったのですが、きつい登りでした。
特に葱平(ねぶかっぴら)からの登りがきついこと。
『落石の恐れあり。腰を下ろさずに登ること。』こんな看板が所々にあり、疲れても座ることもできませんでした。

白馬尻小屋は空いているかと思っていたら予想外に沢山の人が泊っていました。
それでも朝着いてそのまま登る人がほとんどなんですけれどね。
猿倉から白馬尻まで標高差300mぐらいあるので、白馬尻に泊ればその分楽に登れるはずです。

いいお天気~。


今年は雪も少なく雪解けも早くて大雪渓はずいぶん上まで夏道が出ていました。
タカネイブキボウフウ。


ミソガワソウ。たくさん咲いていました。


雪渓もだいぶ荒れています。


こんなクレバスも。


平らに見えるけど斜度もけっこうあるのですよ。


落石がゴロゴロ。登っている間、落石は一つもありませんでした。
下からガスが湧いてきます。しばらくするとまた晴れたりと、天気が崩れることはありませんでした。


大雪渓が終わりアイゼンを外しました。
今年は小雪渓はもうありませんでした。


早速お花畑。まだミヤマキンポウゲも咲いていました。


ハクサンフウロ


ミヤマトリカブト


ミヤマオダマキ


ヒメクワガタ?


ヨツバシオガマもいっぱい


エゾシオガマ


ミヤマカラマツ






オニシモツケ


↑  とても可愛い花です。


トリカブトが咲き誇っていました。




ようやく頂上宿舎が見えてきたけど、まだまだ。






パトロールのお兄さんが見守っていました。
お花畑の代表的なお花。もう秋のお花ですね。
こうして教えていただけると嬉しいですがまだわからないお花も沢山あります。


タカネナデシコとムカゴトラノオ


タカネイブキボウフウ






カンチコウゾリナ




イブキジャコウソウ


たくさんのお花が咲いていて、もう秋のお花だけれどとてもきれいでした。
写真ではどうもきれいさが伝わらない・・・。

お花に癒されながら、ようやく宿舎に到着。
今回は白馬山荘ではなく、村営宿舎に連泊です。
週末なので白馬山荘はとても込み合うと思ったし、白馬山頂の近くまで行く必要もない。
それに村営宿舎のご飯はバイキングでとても美味しいと聞いていたから。
部屋も一人1枚の布団でしかもお隣の布団との間が20センチぐらい離れています!
お布団もきれい!

上下二段のベッド部屋でしたが、一日目は下の段だけに4人でした。(定員16人)

晩御飯のバイキング。
たくさん種類があって、食べたくないものはとらなくていいし、食べたいものは2つもらったりして・・・。
おかずをたくさんとりすぎたのでご飯は少しにしておきました。
春雨の酢の物が美味しかった。


こちらは2日目の夕食。
サーモンと何だったか二種類のお魚のエスカベージュなんて洒落たおかずも。
この日は酢の物をたくさんいただきました。


朝食。ちょっとおかずとりすぎ~。
種類はこのほかにウインナとかお肉類もあったけどさっぱり系でまとめました。


夕方までお天気が崩れることなく
杓子岳と白馬鑓ケ岳


夕焼けもきれい。
剱岳と毛勝三山


剱岳


旭岳


そして夜は満天の星。
白馬山荘


頭上の星

↑ 琴座のベガだけが分かりました

杓子岳


あんなにお天気心配したけど、1日中いいお天気でした。
それどころか暑くて暑くて、雪渓終わってからが登るのが大変でした。

続く・・・。



コメント ( 8 ) | Trackback ( 0 )