野球少年は夢を見る…

Hanshin Tigers Series 2024

最後のJFKリレー(20日・甲子園)

2006-06-22 23:43:44 | Inter League
 予備日のこの日。雨で流れた交流戦、最後の試合、千葉ロッテ・マリーンズ戦。前日(19日)の試合後のお立ち台(ヒーローインタヴュー)での「主砲」金本知憲の営業活動も空しく、この日の観衆34,713人。前日の北海道日本ハムファイターズ戦より1,480人の減少。これもSHINJO(新庄剛志)効果だったか? 新庄、最後の甲子園(予定)には勝てなかった。

【3回裏】金本の(詰まりながらも)レフト前に落ちるタイムリーヒットで先制して、【6回裏】にも0-OUT1,3塁のチャンスを作って、5番シェーン・スペンサーが犠牲フライも打てずに(セカンドフライ)ガッカリしたが、6番に入った(今岡誠の代役)片岡篤史がセンターに「らしい」犠牲フライを放って、「2対0」。これで「勝てる」と確信できるほど、この日のタイガース投手陣は安定していた。

 先発の福原忍が6イニングスを投げて、4安打6奪三振の快投! 得点差があれば、完封できていたようなピッチングだった。そして【7回表】から(復活した)『JFK』リレーを炸裂させて、快勝! 交流戦の最後の試合、しかも昨年の日本シリーズで4タテ(連敗)を食らったマリーンズに勝利して、有終の美を飾った。
 明日(23日)からセントラル・リーグ再開。しかし今日(22日)アクシデントが発覚! クローザー久保田智之が右手の拳を骨折! 前半戦の出場は絶望的になった。再び解体される『JFK』……代わりに入るのは『D』か……そしてクローザーには藤川球児が昇格することになるだろう。

福原“右のエース”完全復活だ (デイリースポーツ)

新庄、惜別の甲子園…(19日・甲子園)

2006-06-22 22:32:32 | Inter League
 予備日のこの日。雨で流れた交流戦、最後の2試合の一つ、北海道日本ハムファイターズ戦。前売り券なしのこの試合に36,193人の観衆が集まった。これもSHINJO(新庄剛志)効果か? 新庄、最後の甲子園になるか? 
 第1打席(2回裏)では、先発・井川慶の前にサードゴロ・ゲッツー(併殺)。中継した【sky-A】(CS)では、デビューした1992年(5月26日・甲子園)のプロ入り初打席初ホームランのVTRが流されていた。やっぱり、新庄には(タイガースの)タテジマの白いユニフォームが一番(!)似合う。それに較べて、ファイターズの(VISTOR用の)グレーのユニフォームのカッコ悪さといったら!

 第2打席(5回表)は、井川の速球(145㎞)を捉えて、センター前ヒット! 第3打席(6回表)は1-OUT1,3塁で「チャンスに強い男」の本領を発揮して、初球を狙い打って、三遊間を抜くレフト前ヒットで打点1。第4打席は【9回表】に巡ってきて、タイガースの現クローザー久保田智之の前に「2-1」から150㎞の速球を見せられた後、最後はフォークで仕留められ、空振り三振! 甲子園、最後の打席(?)が空振り三振なのも、新庄らしくて良かったかも。

 この試合、タイガースが【5回裏】に一挙5点を奪って、試合を優位に進めた。4番・金本知憲の(バックスクリーンへの)先制2ラン(9号)に始まり、5番シェーン・スペンサーから5連打!! ファイターズの「エース」金村暁から釣瓶(つるべ)打ち! 
 そういえば、この試合は両チームの「エース」対決だった。金村、この試合に敗れて、4勝4敗(防御率4.90)。勝った井川が5勝4敗(防御率3.80)。この両チームが日本シリーズで再会するには、この「エース」二人の双肩に懸かっている、と言っても過言ではない、だろう。タイガースファン(甲子園の観衆)はもう一度、新庄に逢いたいから……

炎の5連打!金本 特大“口火弾” (デイリースポーツ)