昨年、中国出張に出かけて困ったのが、中国国内のネットアクセス制限だ。
金盾というインターネット情報検閲システムが有って、データ通信も検閲され不都合なサイトは遮断されている。
これが半端ない制約でGoogle系のサービスが一切使えなかったので、Xperia Z3だと地図を見るどころか検索すら出来なかった。
Lineもほぼ不可能でIP電話アプリをインストールしようにもGoogle Playにアクセス出来ない。
Dolphin Browserを使ってYahoo Japanからアクセスすれば検索や一部のサイトの閲覧は出来たが、見られないサイトが数多くあり、不便極まりなかった。
金盾を回避する方法はVPN接続する事で、出張用PCは会社PCにVPN経由でリモートデスクトップ接続すれば当たり前のように使う事が出来た。ただ、私用には使えない。
一番手っ取り早いのはVPN接続サービスを使う事だが、有料と無料があり当たり外れがある様だ。
もう一つは自前のVPNサーバを持つことで、今回申し込んだドコモ光のHGW(PR-500MI)にはVPNサーバ機能が付加されているので、フレッツ光の回線を使っていれば自前のVPNサーバが持てる。これが上手く機能すればVPN接続サービスを使わなくても良い。
VPN接続した状態なら国内と同じようにXperia Z3やNexus7を使えるはずだ。
もう一つ光電話の子機としてXperia Z3を使うこと。
フレッツのHGWはLAN側に光IP電話の子機を追加出来て、スマホが光IP電話の子機になれるので自宅WiFi圏内であれば子機として発着信できる。よって、VPN接続すれば外出先から自宅電話として通話出来るので、050plusやSMARTalkなどのIP電話アプリは不要になった。
手順は以下の通りで、国内外出先で一通りの設定確認を終えた。後は中国でどうなるか?
1. PR-500MIにVPNサーバ設定。
手順は以下を参照(無断リンク)
PR-500MI VPNサーバ設定
フレッツ光は動的IPアドレスなので、こちらを参照してVPNサーバのIPアドレスを通知するように設定した。
PR-500MI IPアドレス通知設定
通知先はgmailを避けdocomoのアドレスにしたが、中国のVPNではないネット環境でドコモのメールが受信できるか自信が無い。
2. Xperia Z3とNexus7にVPN接続追加
Samsung GalaxyのVPN接続設定 IPsec/L2TP
機種が違ってAndroidのバージョンも違うが、設定内容は同じである。事前共有鍵をコピペ出来れば良いのだが・・・
VPN接続状態で速度測定したが、下り5Mbps程度と遅いもののYoutubeも観れるし、一通りの操作が出来る。
3. Xperia Z3に光電話子機アプリを入れて通話テスト
1) 宅内Wifi環境
2) LTE回線 VPN接続環境下
3) モバイルWifi経由VPN接続環境下
やり方は公式のこちらから。
スマホdeひかり電話生活はじめよう
定型プロファイルが入っているので、NTT東日本向けを選ぶだけで良い。
LTE環境下で使う場合、高度な設定->ネットワークのメニューでモバイルネットワークを設定する必要がある。
4. DHCP配信設定の見直し
リモートデスクトップ先のIPアドレスが変わるのは面倒なので自宅PCには固定アドレスを振るようにPR-500MIのDHCP配信設定を見直した。NASや簡易NASとしても使うWR8600nも固定IPで運用している。
5.リモートデスクトップ設定
7インチとはいえNexus7でPC操作を行うのは面倒で使わないと思うが念のため。
Android側のアプリはMicrosoft謹製をGoogle Playからダウンロードして使った。
で、自宅内のLAN環境でYoutubeを観たがカクカクで動画は無理だ。更に地デジは視聴不可でHDCPという著作権保護の規格によって妨げられるらしい。
もっとも中国国内に違法サイトが山のようにあって動画視聴には困らないらしい。
6.セカイVPNを設定
念のため、2ヶ月無料期間があるセカイVPNを契約してセットアップしておいた。
中国 VPNで検索すると必ずと言って良いほど触れられているので、自宅VPNがダメでも行けるだろう。
金盾というインターネット情報検閲システムが有って、データ通信も検閲され不都合なサイトは遮断されている。
これが半端ない制約でGoogle系のサービスが一切使えなかったので、Xperia Z3だと地図を見るどころか検索すら出来なかった。
Lineもほぼ不可能でIP電話アプリをインストールしようにもGoogle Playにアクセス出来ない。
Dolphin Browserを使ってYahoo Japanからアクセスすれば検索や一部のサイトの閲覧は出来たが、見られないサイトが数多くあり、不便極まりなかった。
金盾を回避する方法はVPN接続する事で、出張用PCは会社PCにVPN経由でリモートデスクトップ接続すれば当たり前のように使う事が出来た。ただ、私用には使えない。
一番手っ取り早いのはVPN接続サービスを使う事だが、有料と無料があり当たり外れがある様だ。
もう一つは自前のVPNサーバを持つことで、今回申し込んだドコモ光のHGW(PR-500MI)にはVPNサーバ機能が付加されているので、フレッツ光の回線を使っていれば自前のVPNサーバが持てる。これが上手く機能すればVPN接続サービスを使わなくても良い。
VPN接続した状態なら国内と同じようにXperia Z3やNexus7を使えるはずだ。
もう一つ光電話の子機としてXperia Z3を使うこと。
フレッツのHGWはLAN側に光IP電話の子機を追加出来て、スマホが光IP電話の子機になれるので自宅WiFi圏内であれば子機として発着信できる。よって、VPN接続すれば外出先から自宅電話として通話出来るので、050plusやSMARTalkなどのIP電話アプリは不要になった。
手順は以下の通りで、国内外出先で一通りの設定確認を終えた。後は中国でどうなるか?
1. PR-500MIにVPNサーバ設定。
手順は以下を参照(無断リンク)
PR-500MI VPNサーバ設定
フレッツ光は動的IPアドレスなので、こちらを参照してVPNサーバのIPアドレスを通知するように設定した。
PR-500MI IPアドレス通知設定
通知先はgmailを避けdocomoのアドレスにしたが、中国のVPNではないネット環境でドコモのメールが受信できるか自信が無い。
2. Xperia Z3とNexus7にVPN接続追加
Samsung GalaxyのVPN接続設定 IPsec/L2TP
機種が違ってAndroidのバージョンも違うが、設定内容は同じである。事前共有鍵をコピペ出来れば良いのだが・・・
VPN接続状態で速度測定したが、下り5Mbps程度と遅いもののYoutubeも観れるし、一通りの操作が出来る。
3. Xperia Z3に光電話子機アプリを入れて通話テスト
1) 宅内Wifi環境
2) LTE回線 VPN接続環境下
3) モバイルWifi経由VPN接続環境下
やり方は公式のこちらから。
スマホdeひかり電話生活はじめよう
定型プロファイルが入っているので、NTT東日本向けを選ぶだけで良い。
LTE環境下で使う場合、高度な設定->ネットワークのメニューでモバイルネットワークを設定する必要がある。
4. DHCP配信設定の見直し
リモートデスクトップ先のIPアドレスが変わるのは面倒なので自宅PCには固定アドレスを振るようにPR-500MIのDHCP配信設定を見直した。NASや簡易NASとしても使うWR8600nも固定IPで運用している。
5.リモートデスクトップ設定
7インチとはいえNexus7でPC操作を行うのは面倒で使わないと思うが念のため。
Android側のアプリはMicrosoft謹製をGoogle Playからダウンロードして使った。
で、自宅内のLAN環境でYoutubeを観たがカクカクで動画は無理だ。更に地デジは視聴不可でHDCPという著作権保護の規格によって妨げられるらしい。
もっとも中国国内に違法サイトが山のようにあって動画視聴には困らないらしい。
6.セカイVPNを設定
念のため、2ヶ月無料期間があるセカイVPNを契約してセットアップしておいた。
中国 VPNで検索すると必ずと言って良いほど触れられているので、自宅VPNがダメでも行けるだろう。