「和をもって貴しとなす」
かつて、聖徳太子は十七条の憲法でそう定めました。
人と違うということは、和を乱すということになるのでしょうか?
「赤信号、みんなで渡れば怖くない」などとコメディアンに揶揄されたり、「長きものに巻かれすぎる」と正木ひろしさんがその著書の中で「悪習」として挙げていたり、ともすると批判されがちな日本人の体質。
しかし、学校でも職場でも、まだまだ「出る杭は打たれる」のが現状。
今日は会社と個人的に交渉のテーブルにつきました。
うちの会社には、いつでも自由に取ることのできるフレックス休暇なるものが存在するのですが、その日数が、4月から4日あったものが2日に減らされたのです。
しかも、本社勤務の社員には、その代償として、会社の指定する日に2日間の休日が取れることになったのに、勤務体制の違ううちの部署ではその恩恵は実際には恩恵になっていません。
その上、うちの部署だけ、一日12時間勤務の24時間体制なので、一日休むと、12時間穴が開くという理由で、有給休暇を取る場合は、一日休んでも1.5日分8時間(1日)+4時間(半日)休んだこととして計算しますとのこと。
会社側の説明には、合理的な理由が見当たらなかったため、これは「労働条件の不利益変更」に当たると思われるので撤回して欲しい、と伝えました。
「労働条件の不利益変更」というのは、労働基準法で認められている労働者の権利を守る項目で、合理的な理由のない場合は、会社側の一方的な労働条件の不利益変更に従う必要はないというもの。
ま、この場合、どれほどの不利益かの判断は難しいので、認められないかも知れないのですが、言うだけは言ってみました。
うちの会社には、労働組合もないので、私個人での交渉です。
こんなこと言い出す社員がいままでいなかったらしくて、会社側の対応はおそまつ。
労働基準法さえ、知りません。(私もそんなにくわしくはありませんが)
新しい規則に変わったのなら、その就業規則を見せて欲しいと頼んでも、それは今回言われて初めて気が付いたので、これから新しく作り直しますとの話。
相手の上司からは、「何めんどくさいことを言い出す奴なんだ」という雰囲気がビンビン伝わって来ます。
私だって本当はこんなこと言いたくないです。
和をもって貴しとしたいです。
でも、ちゃんとしてくれないから、見逃すわけにもいかないんです。
口を閉じて黙って従え?
そんな小さいことに突っ込んでもリスクばかり大きくて得るものは何もない?
そうかも知れません。
みんなと同じように、会社のグチを休憩室でしゃべっていれば、そのうちすぐに慣れて忘れるかも…
そうできない自分に従うことがいいことなのか、みんなと歩調を合わせることがいいことなのか、なんだかんだとストレスに押しつぶされそうになってしまって、わからなくなります。
ちっともこっちの話を聞かずに、長々と相手の話を聞かされて、「だからわかるだろ?」という態度の上司に疲れ果て、今日は桜の花を見に近所の川べりへ出かけて来ました。
くさくさした気持もそれで少し、ほんの少し解消。
別に法律は絶対で、一言一句守らなきゃいけないものだなんて思っているわけではありません。(それも問題かな?)
本当に守らなきゃいけないのは、人間であり、法律は一種の方便だと自分では思っています。
でも、あえて決められたことを破ったり、ごまかしたりする必要もないような気がして、そんなことで手に入るちっぽけな利益をどうしようっていうのだろう?
他人の権利や人格をもっと尊重して欲しいだけなのになぁ。
せっかく生きているのなら、もっと正々堂々生きればいいのに…
かつて、聖徳太子は十七条の憲法でそう定めました。
人と違うということは、和を乱すということになるのでしょうか?
「赤信号、みんなで渡れば怖くない」などとコメディアンに揶揄されたり、「長きものに巻かれすぎる」と正木ひろしさんがその著書の中で「悪習」として挙げていたり、ともすると批判されがちな日本人の体質。
しかし、学校でも職場でも、まだまだ「出る杭は打たれる」のが現状。
今日は会社と個人的に交渉のテーブルにつきました。
うちの会社には、いつでも自由に取ることのできるフレックス休暇なるものが存在するのですが、その日数が、4月から4日あったものが2日に減らされたのです。
しかも、本社勤務の社員には、その代償として、会社の指定する日に2日間の休日が取れることになったのに、勤務体制の違ううちの部署ではその恩恵は実際には恩恵になっていません。
その上、うちの部署だけ、一日12時間勤務の24時間体制なので、一日休むと、12時間穴が開くという理由で、有給休暇を取る場合は、一日休んでも1.5日分8時間(1日)+4時間(半日)休んだこととして計算しますとのこと。
会社側の説明には、合理的な理由が見当たらなかったため、これは「労働条件の不利益変更」に当たると思われるので撤回して欲しい、と伝えました。
「労働条件の不利益変更」というのは、労働基準法で認められている労働者の権利を守る項目で、合理的な理由のない場合は、会社側の一方的な労働条件の不利益変更に従う必要はないというもの。
ま、この場合、どれほどの不利益かの判断は難しいので、認められないかも知れないのですが、言うだけは言ってみました。
うちの会社には、労働組合もないので、私個人での交渉です。
こんなこと言い出す社員がいままでいなかったらしくて、会社側の対応はおそまつ。
労働基準法さえ、知りません。(私もそんなにくわしくはありませんが)
新しい規則に変わったのなら、その就業規則を見せて欲しいと頼んでも、それは今回言われて初めて気が付いたので、これから新しく作り直しますとの話。
相手の上司からは、「何めんどくさいことを言い出す奴なんだ」という雰囲気がビンビン伝わって来ます。
私だって本当はこんなこと言いたくないです。
和をもって貴しとしたいです。
でも、ちゃんとしてくれないから、見逃すわけにもいかないんです。
口を閉じて黙って従え?
そんな小さいことに突っ込んでもリスクばかり大きくて得るものは何もない?
そうかも知れません。
みんなと同じように、会社のグチを休憩室でしゃべっていれば、そのうちすぐに慣れて忘れるかも…
そうできない自分に従うことがいいことなのか、みんなと歩調を合わせることがいいことなのか、なんだかんだとストレスに押しつぶされそうになってしまって、わからなくなります。
ちっともこっちの話を聞かずに、長々と相手の話を聞かされて、「だからわかるだろ?」という態度の上司に疲れ果て、今日は桜の花を見に近所の川べりへ出かけて来ました。
くさくさした気持もそれで少し、ほんの少し解消。
別に法律は絶対で、一言一句守らなきゃいけないものだなんて思っているわけではありません。(それも問題かな?)
本当に守らなきゃいけないのは、人間であり、法律は一種の方便だと自分では思っています。
でも、あえて決められたことを破ったり、ごまかしたりする必要もないような気がして、そんなことで手に入るちっぽけな利益をどうしようっていうのだろう?
他人の権利や人格をもっと尊重して欲しいだけなのになぁ。
せっかく生きているのなら、もっと正々堂々生きればいいのに…