みなさん、夏休みのご予定は?
青い空に青い海。
さんご礁に囲まれた、南の島で過ごす二週間なんていかがですか?
バナナにヤシの実、ウミイグアナにアシカの王様。
冷たい泉で泳ぐこともできるし、火山の向こうに沈む夕日は絶景です。
浜辺で海からの風に耳を澄ませ、満天の星空を眺めて眠りにつく。
南の島だって携帯電話はちゃんと使えます。
パラボラアンテナにソーラーパネル完備!
なになに? そんな予算がない? そもそも夏休みなんてとれそうもない?
ご安心を☆
今回ご案内するのはお金も時間も少ししかかからない画期的な旅行プラン!
あなたは本を開くだけ!!
地図にものっていない南の島で海洋生物を研究するお父さんと二人っきりで暮す女の子の物語♪
南の青い空と青い海に囲まれた、小さな島が舞台です。
では、ウィンディー・オルーの
*(キラキラ)*『秘密の島のニム』*(キラキラ)*をご紹介しましょう☆
ニムはくしゃくしゃの髪ときらきらした瞳をした女の子。
南の海の小さな島でお父さんと二人暮らし。
黄金に輝く砂浜と、美しいさんご礁に囲まれたその島には、他には誰も住んでいません。
お父さんのジャックはそこで海洋生物(プランクトンが大好き♪)の研究をしながら、科学雑誌などに記事を書いたり大学にメールを送ったりしています。
小さな畑もあるので、食べ物には困りませんが、それでも本や新聞、小麦粉や服など、島で手に入らないものは年に一度の供給船で運んでもらいます。
生まれた時から両親とあちこちの海を旅してきたニムは、ジャック以外の人間と会うこともめったにありませんが、それでも全然平気。
アシカのセルキーやウミイグアナのフレッドと海で遊んだり、グンカンドリのガリレオや、海ガメのチカといった友達がたくさんいるからです☆
自分を、大好きな本の登場人物に見立てたり、ヤシの実をボールにして海で騒いだり、もちろんジャックの研究のお手伝いだってちゃんとやります。
ジャックが海に出てしばらく帰れない時は、メールの返事だってニムがするのです。
誰も知らない秘密の島。
なぜその島にニムとジャックは住み着くことになったのか?
彼女のお母さんは?
そして、島々を荒らしにくるニムたちの敵、旅行会社トロッポ・ツーリストって?
南の島でいきいきと暮すニムがとっても元気です♪
ひょんなことからメールを交わすようになったニムとアレックス。
アレックスは都会に暮す女性で、冒険小説などを書いている作家ですが、実は自分自身は海も飛行機も苦手。
ニムの暮す島からは地球の反対、都会の部屋の中で空想で冒険を描いているアレックスとニムの間で交わされるメールの数々。
まさかニムが、南の島でお父さんとたった二人で暮らしているなんて、アレックスは思いもしません。
セルキーやフレッドも、犬だとばかり思っていました。
ところが、しだいに親しくなるにつれて、ニムが本当の冒険の島に住んでいることがわかってきます。
さらに、そんな時、ニムの身にピンチが!!
しかもジャックは海に出ていて音信不通!!
ニムのピンチを知っているのはアレックスだけ。
都会暮らしの冒険小説家が、小さな女の子を救うために本当の冒険に!?
待ち受けるのは本物の嵐にトロッポ・ツーリスト!!
ニムとアレックスの奮闘が後半の読みどころです♪
打ち寄せる波に輝く星空。
かたわらにはアシカの大きな体にユーモラスな顔をしたウミイグアナの友達。
そんな浜辺で本を読むニムがうらやましい!!
さんご礁の海をアシカにつかまって泳ぐのって気持ちよさそうだなぁ☆
小さな女の子の小さな物語。
読むのにそんなにお手間はかけさせないと思います。
ジュディ・フォスター主演で、『幸せの1ページ』という題名の映画にもなっているので、よろしかったらそちらからでも。
でも、やっぱり原作のニムを知って欲しいなぁ♪
ほんのちょっぴりの想像力さえあれば、あなたもニムの住む秘密の島に行くことができると思います。
この夏休み、南の島へバカンスに出かけてはみませんか?
もちろん、ニムと一緒に過ごす南の島は、冒険とロマンスがいっぱい。
楽しい島の仲間も待っていますよ☆
ウィンディー・オルー 著
田中 亜希子 訳
あすなろ書房
青い空に青い海。
さんご礁に囲まれた、南の島で過ごす二週間なんていかがですか?
バナナにヤシの実、ウミイグアナにアシカの王様。
冷たい泉で泳ぐこともできるし、火山の向こうに沈む夕日は絶景です。
浜辺で海からの風に耳を澄ませ、満天の星空を眺めて眠りにつく。
南の島だって携帯電話はちゃんと使えます。
パラボラアンテナにソーラーパネル完備!
なになに? そんな予算がない? そもそも夏休みなんてとれそうもない?
ご安心を☆
今回ご案内するのはお金も時間も少ししかかからない画期的な旅行プラン!
あなたは本を開くだけ!!
地図にものっていない南の島で海洋生物を研究するお父さんと二人っきりで暮す女の子の物語♪
南の青い空と青い海に囲まれた、小さな島が舞台です。
では、ウィンディー・オルーの
*(キラキラ)*『秘密の島のニム』*(キラキラ)*をご紹介しましょう☆
ニムはくしゃくしゃの髪ときらきらした瞳をした女の子。
南の海の小さな島でお父さんと二人暮らし。
黄金に輝く砂浜と、美しいさんご礁に囲まれたその島には、他には誰も住んでいません。
お父さんのジャックはそこで海洋生物(プランクトンが大好き♪)の研究をしながら、科学雑誌などに記事を書いたり大学にメールを送ったりしています。
小さな畑もあるので、食べ物には困りませんが、それでも本や新聞、小麦粉や服など、島で手に入らないものは年に一度の供給船で運んでもらいます。
生まれた時から両親とあちこちの海を旅してきたニムは、ジャック以外の人間と会うこともめったにありませんが、それでも全然平気。
アシカのセルキーやウミイグアナのフレッドと海で遊んだり、グンカンドリのガリレオや、海ガメのチカといった友達がたくさんいるからです☆
自分を、大好きな本の登場人物に見立てたり、ヤシの実をボールにして海で騒いだり、もちろんジャックの研究のお手伝いだってちゃんとやります。
ジャックが海に出てしばらく帰れない時は、メールの返事だってニムがするのです。
誰も知らない秘密の島。
なぜその島にニムとジャックは住み着くことになったのか?
彼女のお母さんは?
そして、島々を荒らしにくるニムたちの敵、旅行会社トロッポ・ツーリストって?
南の島でいきいきと暮すニムがとっても元気です♪
ひょんなことからメールを交わすようになったニムとアレックス。
アレックスは都会に暮す女性で、冒険小説などを書いている作家ですが、実は自分自身は海も飛行機も苦手。
ニムの暮す島からは地球の反対、都会の部屋の中で空想で冒険を描いているアレックスとニムの間で交わされるメールの数々。
まさかニムが、南の島でお父さんとたった二人で暮らしているなんて、アレックスは思いもしません。
セルキーやフレッドも、犬だとばかり思っていました。
ところが、しだいに親しくなるにつれて、ニムが本当の冒険の島に住んでいることがわかってきます。
さらに、そんな時、ニムの身にピンチが!!
しかもジャックは海に出ていて音信不通!!
ニムのピンチを知っているのはアレックスだけ。
都会暮らしの冒険小説家が、小さな女の子を救うために本当の冒険に!?
待ち受けるのは本物の嵐にトロッポ・ツーリスト!!
ニムとアレックスの奮闘が後半の読みどころです♪
打ち寄せる波に輝く星空。
かたわらにはアシカの大きな体にユーモラスな顔をしたウミイグアナの友達。
そんな浜辺で本を読むニムがうらやましい!!
さんご礁の海をアシカにつかまって泳ぐのって気持ちよさそうだなぁ☆
小さな女の子の小さな物語。
読むのにそんなにお手間はかけさせないと思います。
ジュディ・フォスター主演で、『幸せの1ページ』という題名の映画にもなっているので、よろしかったらそちらからでも。
でも、やっぱり原作のニムを知って欲しいなぁ♪
ほんのちょっぴりの想像力さえあれば、あなたもニムの住む秘密の島に行くことができると思います。
この夏休み、南の島へバカンスに出かけてはみませんか?
もちろん、ニムと一緒に過ごす南の島は、冒険とロマンスがいっぱい。
楽しい島の仲間も待っていますよ☆
ウィンディー・オルー 著
田中 亜希子 訳
あすなろ書房