森薫さんのマンガを買いました!
『乙嫁語り 4』 (エンターブレイン)
シリーズ4巻目♪
中央アジアからカスピ海沿岸を扱った、様々なお嫁さんが登場するマンガなのですが、今回の乙嫁(かわいいお嫁さん)は、双子の姉妹「ライラ」と「レイリ」
そういえば梨木香歩さんの『ピスタチオ』という小説に、やっぱり双子の姉妹が登場するのですが、アフリカでは双子の名前はあらかじめ決まっていて、「ナカト」と「ババイレ」という名前が作中では紹介されていました。
だらか、アフリカでは名前を聞いただけでその人が双子の場合はすぐわかる。
部外者から見れば面白いけれど、きっと文化的な理由があるんでしょうね。
最近またタガが緩んできて、立て続けに本を購入してしまっています。
梨木香歩 『雪と珊瑚と』(角川書店)
21歳のシングルマザー珊瑚は、乳飲み子の雪を抱え、明日を生きるためのお金を稼がねばなりません。
しかし雪がいては働けない。保育園も託児所もいっぱい。貯金はどんどん減っていき、どうしていいのかわからない心細さの中、雪を乗せた重いバギーを押しながら、珊瑚は泣いている自分に気が付きます。
高校を中退してからパン屋で働き、自分一人でなんとか生きてきた。自分一人でなんとかなると思っていた。だけど…
もうこの出だしで心をギュッとつかまれてしまいました。
岡崎武志 『女子の古本屋』(ちくま文庫)
こちらは雑誌「ちくま」に連載されていた物を増補、追加取材して文庫化したもの。
女性で古本屋を開業した13人にインタンヴュー、その人柄と開業までの苦労、本への思いやお店つくりに対するこだわりを取材しています。
年に一度パリまで様々な年代の「紙」を買い付けに行く女性から、絵本の専門店、料理本を扱うお店、転職組からアルバイトからのたたき上げまで、様々な境遇、古本屋主人になるまでの過程は本当に十人十色。
共通しているのは、みんな本が大好きだということで、それだからこそ読んでいて「うらやましい!」と思わず思ってしまいました。
あとは古本屋さんで100円で売られていた私の好きな詩人、高見順の本。
学研の「現代日本の文学」シリーズの一冊なのですが、写真付きで状態も良かったので思わず買ってしまいました。
本とは関係ありませんが、ようやく長年使ってきた枕も買い替えたところなんです。
低反発枕。枕カバーはリネン製。
今月もまだ始まったばかりなのに、散財してしまった。
もっと節約しないと。