棚田の春 幸せのものさし

　　［棚田の春］

金沢市を取り巻く南部の丘陵地域には小規模ながら地元農家の心意気を示すような手入れの行き届いた素敵な棚田が点在しています。
写真は周りを竹林や雑木林に取り囲まれた棚田を鏡のように見入る大きなほぼ満開を迎えた八重桜の大木です。

　　［北欧＝幸せのものさし］

旧知の友人でありＦＢ友達でもある薗部英夫さんが全障研出版部から出した「北欧ノート」に続く二冊目の「北欧ノート」を出版社を通じて送っていただきました。
「障害者権利条約のいきる町で」という副題の通り、日本という国の障害者運動の真ん中で働き続けている著者が、いま世界を席巻しようとする「新自由主義」の荒波が押し寄せてきてるリアルな北欧の小さな町や施設で「障害者権利条約」を生かしながら障害者が「住まい」「学び」「働き楽しむ」という暮らしを続けようとし、そのことを国や自治体がどう保障しているか・・・・。
著者の優しい視線の表れとしての１２２点の写真とともに優しい文章で読む人を飽かすことなく最終ページに導きます。
障害者とかかわる親や教師、教育全般にかかわる人はもちろん福祉問題など地域づくりにかかわる人たちすべてにお勧めしたい本でした。



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